Side A
あれから結局
他の方法が見つかるわけもなく…
肝心の『証』本来の力を引き出す方法も、解明さないまま…

時が過ぎていくばかりで…

一方では
民と接する機会も増え
他国との交流も、多くなって

たくさんの笑顔を知るたびに
それを守ることが、自分の役目なんだと、そう感じる

父や父祖や、もっと前から守られてきたモノを
ココで途絶えさせて良い訳がない

しかし、だからといって、そのためにリニアが犠牲になるしかない、というのも違う…


皆が幸せになれる世界…

それを望む事は、欲張りなのだろうか?



なんの答えも出ないまま、、
いつの間にか、3年という月日が流れた


—つづく—






最終更新:2010年11月06日 18:07