Side A
突然、姿を消したかっしーとのっち
ゆかちゃんとのっち、、もとい、のんのんと一緒に捜索中
あ、のんのんていうのは、ややこしいからって、ゆかちゃんがのっちに付けた、新しいあだ名
二匹の姿が見当たらなくなってから、数時間…
最初は、そのうち戻ってくるじゃろうと思って、のんのんが探し回る中、ゆかちゃんとベンチでまったり
だけど、なかなか戻ってこないのっちを心配して
「あ〜ちゃん、そろそろ夕方じゃよ?」
「ん〜、そうじゃねぇ。うちらも探そっか」
「うん」
ガサガサ、、、
公園中探し回ったけど、結局見つからず
「ねぇ、あ〜ちゃぁん、、」
「ん?」
肩の辺りを、チョンと引っ張られて振り向いたんじゃけど、、
「のっち見つからんかったら、どうしょぅ、、」
うるうると目に涙を浮かべとるゆかちゃんに、不覚にもムラ、、いやwキュンとしてしまった
「だ、大丈夫じゃよwお腹減ったらイヤでも戻ってくるじゃろうし。しっかり者のかっしーと一緒なら、安心じゃ」
「そうかなぁ?」
まだ、うるうるなゆかちゃん…
そんな顔で見られると、、マジでヤバイから、、
えっと、、ココなら木の陰で、のんのんから見えないし…
てか、のんのん言いにくいわ…
「ゆか…」
「?」
すっとゆかちゃんに、手を伸ばしたところで、、
「わんわん!!(あ〜ちゃん!ゆかちゃん!)」
「んな!」
あたしとゆかちゃんの間に飛び込んで来た、のっち
「あ!のっちぃ!w」
ま、、またなんかぁ?
あんたは、どこまでも邪魔するんか?
「ゆかちゃん!あ〜ちゃん!かっしー、おったぁ!」
のんのんの声に、茂みから出てみると
「ニャ」
「あ!ちょっと、かっしー!」
あたしたちの方に一鳴きして、また走り出したかっしー
ははw相変わらずじゃねw
「良かったぁ。二人とも見つかってw」
「まぁ、、」
あたしは、もうちょっと後でも良かったんじゃけど…
なんて思いながら、ゆかちゃんの腕の中ののっちを見てみる
「てか、あんたらどっから来たんよ?急に現れたじゃろ?」
「そういえばそうじゃね?」
「?」
のっちはさっぱり分からん顔をして、しっぽだけは元気良く振られとる
「あ、のっちの首輪に、なんか付いとるよ?」
「ん?なんじゃこれ?」
ゆかちゃんに言われて見てみると、首輪になんか紙が結ばれとる
それを解いて、開いてみると
そこには、可愛らしい文字が書かれていた
『のっちのかいぬしさんへ
またこんど
のっちとあそばせてください。
ゆかより』
「ゆか、より?」
思わず二人で顔を見合わせる
(それ、ちっちゃいゆかちゃんなのらw)
「のっち、この子といたん?」
「わんw」
(あ〜ちゃんと、のっちさんも居たのらw)
「たしかに、茂みの中にいたにしちゃあ、んー、良い匂いしとるわ」
「わふんw」
なんか匂い嗅がれて喜んどるし…
「折角だから、会いたかったね?」
「ん〜、そうじゃね?のっち、なんで連れてこんかったんよ?」
(そう言われても、のっちには分からんのら!)
って、聞いても、無駄か…
「あ、」
って、なんか思い出したゆかちゃん
「どうしたん?」
「前に、聞いたことある」
「なんが?」
「大学のサークルでね?動物だけが迷い込んじゃう、別の世界があるって、聞いたことあるんよ」
「別の世界?」
「うん。どんなトコかは分からんけど、、」
「ふ〜ん、、」
てことはぁ、
「もしかしたら、この『ゆかちゃん』て、もう一人のゆかちゃんだったりしてw」
「ぇえ?でも、ちょっとちっちゃい子の字じゃない?平仮名ばっかだしw」
「特徴は似とるじゃろ?」
「そーかなぁ?」
むー、と唸りながら、手紙の文字を眺めてるゆかちゃん
「じゃあさ、今度、返事書いてさ、プリクラでも貼ってぇ、首輪にくっ付けとく?」
「あ、それ楽しいかもw」
「のっちが、いつ迷い込んでも良いようにw」
「うん!そうしよそうしよw」
もし本当に、違う世界があるんじゃったら、、
違う世界の子と友達になれるなんて、凄くない?
「のっち、ヨロシクね?」
「わん!」
(なんかよく分からんけろ、まかせるのら!w)
、、のっちだけじゃ、頼りないわぁw
Side ネコK
二人とも、あのアホが見つかって喜んでたにゃ、、?
あぁ、けどあ〜ちゃんは…ま、いっか
「かっしぃーw」
うん。やっぱりのっちはこうじゃなくちゃ
にゃ〜、でも、ちっちゃいゆかちゃんは可愛かったにゃ〜w
あいつも懐いとったみたいじゃし、、
今度、入り口でも探しとくかにゃ?
—fin—
最終更新:2010年11月07日 02:25