私はゆかちゃんにキスしながらある事が気にかかっていた。
余裕しゃくしゃくなその態度が私の疑問を掻き立てていく。
思いきって確かめるために右手を下へとのばしてみた。
K『んっ。』
急に触られたにも関わらずゆかちゃんは反応してくれた。
(濡れてる……。)
ゆかちゃんの状態に一気に欲情していく私。
N『たいして何もしてないのに濡れてるね……。』
さっきと逆転する立ち位置。
私は容赦なくそのぬめりを指にとり、私が愛撫されていたのと同じ部分を刺激していく。
言葉で抗議出来ないらしく少し強めな視線を私にむける。
あぁ……、そんな目をして見つめないで。
K『あっ……、あぁ。』
欲しいよもっと。
私の中で、何か外れた。
敏感な突起物に触れながらゆかちゃんの反応をみる。
K『っあっ!……んんっ。』
N『声、我慢しなくていいよ…。』
私に触れて私の感じてるとこ見て、こんなになってた。
愛しさで胸が張り裂けそうだよ。
私の指に感じてくれる、その細い体を抱きしめながら自分も再びほてって行くのがわかった。
さっきの快感がまた甦るの。
N『触りあいっこ……、しようか……?』
そのほてりに負け、遠回しなおねだり。
K『ふふっ…、いいよ。』
嬉しそうに耳元に吐息混じりの言葉を吐き出す。
K『ベッド行こ?のっちとゆっくり愛し合いたいから…。』
ゆかちゃんに促されるまま浴室を後にした。
私が上になる形でベッドに横たわる二人。
もちろん衣服は何一つ身に纏ってない生まれたままの姿で。
K『のっち…。』
ゆかちゃんは私の名を呼びながら迷わず手をのばし私の胸を触る。
大きなその手は再び私に快楽と言う名の刺激を与え始める。
N『ん…。』
K『大好き…。』
私はその言葉に答えるようにキスをした。
優しく舌を絡め、右手でゆかちゃんの下半身を攻め立てる。
ゆかちゃんは私の胸を触りながら舌を絡め返してくる。
K『んんっ。』
私の胸を揉みながら下で喘ぐその姿が私をどんどん興奮させる。
そんな可愛い姿に応えるように私も優しくリズミカルにゆかちゃんの肥大したそれをもてあそぶ。
お互いがお互いでたかまってくのが分かるからまたそれが興奮を誘う。
もっともっとゆかちゃんを感じたいし、私を感じさせたい。
そう思ったら自然と指はゆかちゃんの入口へと移動していた。
瞬間、少し強張る彼女の体。
それはさっきの乱暴な行為のせいでもあるのは分かっていた。
N『入れてもいい…?』
キスを止め恐る恐る問い掛ける。
K『…痛くせん?』
N『うん!絶対せん!』
K『じゃあ…、いいよ。』
伏し目がちに恥ずかしそうに私を受け入れてくれる。
触りあいっこのおかげか、私を受け入れるのに十分な湿り具合。
でもゆかちゃんの様子を確かめながらゆっくり中指を沈み込ませていった……。
ゆっくり確かめるようなのっちの指先。
ためらいがちにあたしの中へと侵入してくる愛しい人。
K『あ…っ!』
なんとも言えない感覚に反射的に漏れる声。
N『痛かった?!』
ううん。
あたしは無言で首を横にふりこう言った。
K『気持ち…いい。』
のっちの眉毛が八の字に歪む。あたしの言葉がのっちをあおっていく。
N『もう一本増やしても大丈夫…?』
K『う…ん。欲しいよ、もっと…。』
あたしの返事と同時にのっちの指が侵入して来る、優しくゆっくりと。
全身を駆け巡るゾクゾクとした感覚。
のっちは指をあたしの中にうずめると動きを止め何かを伺うような気配。
N『痛くない?』
K『うん…。大丈夫。』
さっきとは違う優しい愛撫に、体の力が抜けてくの、天国へ。
N『もうちょっと慣れるまでこのまま…、ね?』
そう言って
チュッ
と、あたしのおでこに優しいキスをひとつ。
なんだ、やれば出来るじゃん、王子様。
のっちの優しさに胸がキュッとなる。
思わず無言でのっちを見つめてしまっていたらしく
N『な、なにっ?!』
王子様から照れた反応が返って来た。
それがまた可愛くてあたしを掻き立てる。
K『じゃあ、その間ゆかがしててあげる…。』
言い終わるとのっちの背中に手を回しキスをした。
腰から肩にかけいやらしく指を滑らせのっちの反応を見る。
その刺激に
ピクッ
となるのっちの体。
あたしはそのまま密着し合う胸の脇に指を這わせた。
N『…ん。』
K『体、少し浮かせて?』
密着していたあたしとのっちの間に僅かに隙間が出来る。すかさず手を入れのっちの胸を優しく包み込む。
K『のっちの胸、柔らかい。』
独り言のように呟きのっちの敏感なところをもてあそぶ。
N『ぁ……んっ。』
あたしの上で小さく控え目に喘ぐ愛しい彼女。
冷静でいたくてもそんな可愛いとこ見せられたらあたしも感じちゃうよ…。
K『のっちが可愛いから、ゆかまで気持ちよくなっちゃうよ……。』
あたしを知って欲しくて素直に思った事を口にする。
それがますますのっちを感じさせるだろう事は予測済み。
分かっててやってる確信犯。だから小悪魔って言われちゃうのかな…?
N『あっ、んふぅ……っ。余裕だ…ね、ゆか…ちゃん。』
息も絶え絶えに抗議の言葉を吐き出す。負けたくなくて精一杯の抵抗。
そんなところも愛しくて仕方ないの。
N『も……、平気そ…うだ……ね。』
少し不敵な笑みを浮かべるその顔にあたしは警告うけたの。
全身に駆け巡る予感めいた衝動。頭の中で鳴り響くアラーム。
それは身構えようとした瞬間の出来事。
K『あぁ……っ!!』
あたしの中の指が最奥でリズムを刻み始める。
それに飲み込まれ一気に主導権をのっちへ明け渡す。
N『ふふ、最初はゆっくり…、ね。』
嬉しそうなしたり顔。
悔しいけどそれに抗う術は持ち合わせていない。
K『い、いきなり…なんて……ずる…っんっ!』
N『すごい…。ゆかちゃんの中、のっちでいっぱいになってる。』
うっとりと嬉しそうにあたしの感触を確かめている。
そのつど中でのっちの指が動くのがわかる。
N『ヌルヌルしてる…。あ、今ピクッてなった…。』
K『いち……い…、あんっ…。言わな…。』
小さな抵抗も大きな快楽の波に飲み込まれていく。
N『ゆかちゃん、手が止まってるよ?』
クスクス笑いながらしてやったり顔。
それがなんか悔しくてずるくてあたしも手を下へとのばす。
N『んっっ!』
あたしはヌルッとした感触を感じ取り興奮を覚えた。
K『のっちだって……、濡れてるじゃん。』
N『当たり前でしょ。好きな人に触ってて、触られてて……。』
のっちの顔からは笑顔が消え真剣な表情になっていた。
N『愛し合ってんだから。』
そんなストレートな感情表現に、あぁ、やっぱり大好きだなぁ…、なんて胸が熱くなる。
じんわり目頭も熱くなり気付いたらあたしは涙を溜めていた。
あれ?なんで涙が…?
気付いたとたん瞳からぽろぽろとこぼれだす。
N『えっ!?な、なにっ?!』
K『う、う…っ、な、んでもっ…ないっ。』
しゃくりあげるあたし。
N『なんでもなくないじゃんっ。』
焦るのっち。
それがなんか面白くて思わず泣き笑い。
K『ふふふ…っ。』
N『?!』
ますます訳がわからないと言った表情。
K『ホントに何でもないの。……ただ幸せだなぁって思ったら。』
N『ゆかちゃん……。』
ぎゅっとあたしを抱きしめるのっち。それは痛いくらいの強さで。
N『のっちも幸せだよ。……大好き。』
K『うん。』
あたしはのっちにしがみつき、残っている涙を流す。伝わる体温が心地よくて本当に幸せで。
あたしたちを残してこの世の全てが止まってしまったように、ただただ甘い空気が部屋を支配していった……。
(erpart完)
最終更新:2008年10月13日 07:44