こんにちは、のっちです。
結局ゆかちゃんとちゃあぽんは付き合う事になったらしい。何がビックリって、ゆかちゃんがちゃあぽんの前だと、全然・・・何ていうか、乙女!
例えば
「最近上手く行ってる?」
何となく聞いてみても
「あの子人気ありすぎ。しかも何かヘラヘラしてるし。最悪。」
ヤキモチで済まない勢いで怒ってるしね!ちゃあぽん、頼むから早く来てくれ!←リアル懇願
昼休みになってやっと
「お昼たべよー」
ちゃあぽんが入ってきた。3年の教室にこんなに堂々と入るのはちゃあぽんくらいだ
ちゃあぽんはニコッと笑って、あたしを見て
「のっち、邪魔。どっか行って」
いや、まぁのっちはあ〜ちゃんの所に行くつもりでしたけどね
「あ〜ちゃん来たよーーー!」
- ってやっぱりあ〜ちゃんの周りは人がいっぱい居るよ・・・
「あ、のっち」
あ〜ちゃんが言ったとたん、知らない人たち(あ〜ちゃんの友達かな?)がキャアって悲鳴を上げたけど、大丈夫かな?
「のっち・・・あんた、来る時間帯考えなさいよ。のっちと居ると目立つけぇ嫌なんよ」
「だって・・・あ〜ちゃんに会いたかったしさ〜」
「・・・・・・・・・」
「あ〜ちゃん?」
あれ?真っ赤になってる
「だから嫌なんよ!」
こんにちは、あ〜ちゃんです。
のっちから(ダサい)告白を受けて以来、のっちはよくウチのクラスに来ます
のっちと会えるのは嬉しいけど、やっぱり恥ずかしいし、のっちが来ると黄色い声が上がるし・・・
当の本人は“あ〜ちゃんに会いたかったから”とか言ってくるし・・・ほんと、なんでこんなアホが好きなんだろーって思います。・・・・まぁ、ほんまはアホじゃないことにも、ちゃんと気付いとるけどね
「あ〜ちゃん聞いてよ〜」
のっちはお昼ご飯のパンをほおばりながら言う
「ちゃあぽんってば、先輩であるのっちに向かって“邪魔”って・・・」
「まぁ、確かに邪魔じゃけぇねぇ?」
「てゆーか、ちゃあぽんホントゆかちゃん好きだよね」
あたしは結構最近知ったんだけど、ちゃあぽんとゆかちゃんは付き合ってる。ほんといつの間にって感じ
のっちはまたパンをほおばって
「ん〜でも、ゆかちゃんって案外乙女だよね。ヤキモチとか、すっごい可愛いと思うよ」
「・・・・・・・・・・」
「まぁ、あ〜ちゃんには敵わないけどね」
なんでこんな事が真顔で言えるのか解りません、まったく。
自分もこーゆーのになんで飽きもせず赤面してるのか解りません、まったく。
「あ〜ちゃんさ、今日暇?」
「なんで?」
のっちが思い出したように言った
「いゃ・・・実はね・・」
のっちがニヤニヤしている
「ウィーを買いました!!!」
「まじで?!」
「まじで!!だから、今日ウチにおいでよ!」
急に決まったけど、明日は土曜だし、のっちにカレーでも作ってやるかな
「そんでさ〜」
のっちが少し俯いた
「・・・・よかったら・・・泊まってかない?」
そんな真っ赤で言われると、こっちまで恥ずかしい
「・・・・・・・わかった」
こんにちは、ちゃあぽんです。
家に帰って、すごい嬉しいお知らせがありました。お姉ちゃんがのっちの家に泊まるらしいのです!
今日は家族も居ないし、ゆかちゃんをウチに連れてきて、一晩中いろいろしようと思います
事情をゆかちゃんにメールすると、一言
“ウィーがしたい”と
と言うわけで、ゆかちゃんとのっちの家に行く事にした。
え?のっちとあ〜ちゃんの邪魔になる?そんなのゆかちゃんの希望が最優先に決まってる
のっちの家のピンポンを鳴らすと
「はーい」
のっちが開けてくれた。家の中に入りながら
「のっち、ウィーを出せ」
「ちゃあぽん、“おじゃまします”位言おうよ・・・てゆーかのっちにだけ最近ヒドイよ」
4人で散々遊んだ。このゲーム機最高すぎる。ゲームをしててもゆかちゃんは最高に可愛いしね
ついでにお姉ちゃんが作ったカレーも食べ終わったし、そろそろ・・・
「さ〜て、帰ろっか、ゆかちゃん」
「ええっ?!今日ゆかちゃんウチに泊まるの?!」
驚きまくったのはお姉ちゃん。そーいや言ってなかったっけ
「お姉ちゃん。空気読んで。頼むから」
ここで、変な反応される→ゆかちゃんが照れる→お泊り中止→できない
とかになったら・・・・・これは非常に困る
あたしは直ぐにのっちの家を出た
こんにちは、かしゆかです。
のっちとあ〜ちゃんはキスもまだみたいで、あたし的にはそろそろのっちがんばれって感じ。でもまぁ、それは2人にまかすとして・・・・え?あたしとちゃあぽん?言わなくても分かるでしょ
でまぁ、翌日。朝一でのっちの家に行った訳だ・・・・
「どうする?裸で寝てたら」
ちゃあぽんがニヤニヤしながら言った。のっちに負けず劣らず(いゃ、のっちには負けてると思うけど)変態さんだ
「それはそれで面白いじゃん」
言いながら、ドアを開けた。合鍵、持ってるんです(なんで?って聞かないでください)
「うわ・・・・」
「あらら・・・・・・」
思わず2人して呆れてしまった
こいつら・・・・別々に寝てる・・・・
のっち、ヘタレすぎ乙w
「はぁ?朝ごはん?!」
あ〜ちゃんは寝起き早々さけんだ。確かにいきなり“朝ごはんくれ”は唐突すぎたかな
「ちゃあぽん、あんた自分で作るかゆかちゃんに作ってもらいんさい!」
「だってさ、あたしが作ったら美味しくないし。ゆかちゃんにエプロンとかつけさせたら可愛すぎて朝ごはん所じゃなくなる」
「・・・・・・」
あ〜ちゃんは直ぐ真っ赤になった。ほんとこーゆーネタに弱いんだから・・・。
「ねぇ!のっちだって、お姉ちゃんがエプロンで“のっち、早く起きて?”って言われたら発情しちゃうでしょ?」
のっちは(寝起きが悪いから)むくりと起き上がって、目をこすりながら
「んー・・・はつじょー・・・?」
「するでしょ?」
ちゃあぽんが追い討ちをかけると
とびっきりの笑顔で
「する・・・ごはぁ!」
あ〜ちゃんが手元にあった目覚まし時計をのっちに投げつけた
そして
「あんたらはほんま朝っぱらから〜〜〜〜!!!」
布団にもぐりこんだあ〜ちゃんをみて、ちゃあぽんと少し笑った
こんな感じで、みんなで居られたら、
ほんとに、切ないほどに
幸せ、です
おわり
最終更新:2008年10月13日 10:52