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◇N-side◇

朝ご飯兼昼ご飯みたいな感じで、ゆかちゃんが作ってくれたご飯を食べた。自分でも餌付けされてるって自覚は有るっちゃ有る。
「てかゆかちゃん…そろそろ服を着て欲しいんだけど…」
目のやり場に困るよ。起きてからずっとのっちのTシャツ一枚だけなんだもん。ノーブラノーパンTシャツ一枚て…座ると見えちゃうよ。
「だって服って制服しか無いし」
「ズボンくらい貸すから穿いてよ」
「ノーパンでズボン穿いて良いの?」
……良いに決まってるじゃないか。あ、ヤバい鼻血が。そのズボン絶対に洗濯しない。ここまで変態が行くと犯罪だね。
「下着、着けなよ」
「一回脱いだの着けたくないよー」
「…確かに」
でも帰る時どうすんのさ。さすがに下着を貸すとなると、ゆかちゃんも遠慮しそうだし。のっちは全然良いんだけど。でも一応聞くだけ聞くか。
「下着…貸そうか?」
「やだ、のっちの着けたくない」
うわ…すっごいショック。泣きそう。
「だってすんごいエッチなの持って来そうだもん」
「あ…その手があったか」
ゆかちゃん、ナイスアイデア。ゆかちゃんはしまった、と言った表情。


でも残念ながら、そんなエッチな下着は持ち合わせて無いや。
「こんな事なら、凄いの買っとけば良かったな〜」
「のっち変態過ぎ」
笑うゆかちゃん。のっちが変態なのは、ゆかちゃんのせいなんだよ。全部ゆかちゃんのせいなんだ。
「のっちが変態なら、恋人のゆかちゃんも相当エッチだよ」
なんか悔しいから悪足掻きをしてみた。たまには言い返したって良いよね?
「うん、ゆかもエッチだよ」
まさかの全肯定。あ…ヤバい、心臓がドキドキ言ってる。
「だってのっちとエッチな事するの好きだもん」
その一言が、のっちの頭の中で何回もリピートされた。昨夜の出来事がフラッシュバック。
全部思い出しちゃった。ゆかちゃんの表情、声、感触、ぬくもり。体が熱くなる。
「どしたの?のっち」
のっちの顔を覗き込むゆかちゃん。
「…思い出しちゃったじゃん…」
恥ずかしい思いをしたのはゆかちゃんなのに、凄く恥ずかしくなって手で顔を覆った。ソファの上で亀みたく小さくなって、熱い体を必死に落ち着かせようと頑張った。
「耳まで真っ赤で可愛いー」
ペロッと耳に生暖かい感触。ビクッと飛び跳ねた。今…ゆかちゃん、のっちの耳舐めた。


雨が窓に当たる音が激しさを増す。のっちの心臓の音も激しさを増す。心臓が壊れちゃいそうだ。
「ゆか、もっとしたかったな」
お願いだから耳元で囁かないで下さい。てゆーかしたかったって何を。のっちの想像してるのと同じ事だったら、これは間違なく誘ってる。
「ねーのっちぃ、聞いてるの?」
「……」
「のーんのん」
「何のんのんって!」
ビックリして思わずツッコんでしまった。
「あはは、のっち今日からのんのんね」
「な、なんでのんのん?」
「響きが可愛いから」
無邪気に笑うゆかちゃん。さっきまでのエロムードは何処へやら。もう訳が分からん。
「のんのん、抱っこ」
「…違和感あるなぁ」
でも、なんかこうやって甘えられるのも悪くないかも。てゆーかもう可愛いし最高!のんのん良いよのんのん!
のっちの腕の中にすっぽり収まったゆかちゃんは、テレビのチャンネルを変えて遊んでる。大人っぽいと思ったら急に子供みたくなったり、ゆかちゃんは訳分かんないや。
あ…そういえば今ゆかちゃん、ノーブラノーパン…。
「のんのん鼻息荒いんだけど」
「あ…ごめん」
のんのん、さっきから死にそうです。良い意味で。


◇05:End◇






最終更新:2008年10月13日 11:03