アットウィキロゴ
大本綾香19歳。あたしには大事な大事な妹が2人もいます。

あたしと血の繋がってる妹、ゆかちゃん。今でこそ憎たらしいけど、多分誰よりもこの家族を支えてくれてる、大切で大好きな妹。
そして、ある意味あたしのライバル。ま、あたしにはかなわないだろうけど。同じ人を好きになるって大変だけど、とっても楽しい。

そして血の繋がってない妹、のっち。
あたしが9歳の時に姉妹になった。初めてのっちを見たとき、すごくドキドキしたのを覚えてる。あたしが持ってるどのお人形よりも可愛くて、心がウキウキした。
あたしの好きな人。

学校の友達と好きな子の話をしても、のっちやゆかちゃんのことしか頭に浮かばなくて「あ〜ちゃんって変だよー」って言われたこともあった。
でもそれくらい大好きで、何よりもかけがえのない妹たちなの。


「あ〜ちゃん!のっちと無双やろ!」

「あ〜ちゃん、ゆかに宿題教えてぇ」

「あ〜ちゃーん、お腹へったー」

「あ〜ちゃん!ゆかも手伝ってあげるよ」


毎日毎日、あたしを頼ってくれて。
毎日毎日、あたしと一緒にいて。
こんな幸せな日々をずっと大切にしたい。
こんな楽しい日々を宝物にしておきたい。


大事な妹たちはよくわからないバンドのライブに行っている。
久しぶりにひとりの夜を満喫して、ふと2人のことを考えたら何とも言えない切なさがあたしの心をキュッと締めつけた。


大興奮で帰ってくるであろう2人を想いながら、あたしはのんびりと洗濯物をたたみ始めた。



おわり






最終更新:2008年10月13日 11:19