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◇K-side◇

前回から話は飛んで、今日は金曜日。明日お休みだからのっちが泊まりにおいでって。んで、ゆかは泊まりに来たんだけど…。
「のっち、さっきから何やってるの?」
「え?何が?」
「とぼけても無駄」
ずっとゆかの体を撫でている。セクハラだ。のっちオヤジと変わらないよ。
「なんか、ゆかちゃんの体に触れてると安心する」
「…」
「柔らかくて、あったかくて…良い匂いする」
ゆかものっちに触れられてると安心する。側に居るって実感できるし…。
「ゆかちゃん…」
のっちの目がトロンとしてきた。あ…欲情してる時の目だ。
「…あ、」
のっちがゆかの頬に触れる。そっと撫でて、顔を近付けてきた。唇が触れ合う。
随分とスマートにキスが出来る様になったね、のっち。これも全部ゆかのおかげ?
のっちの手が腰に回され、体が密着する。
「はぁ…ゆかちゃん、」
「ストップのっち」
「んむ」
のっちのキスが首筋に降りようとした時、のっちの頬を摘んで静止させた。おあずけを食らってのっちは眉毛がハの字。
「ゆか…生理だって言ったじゃん」
その瞬間、のっちはこの世の終わりみたいな顔をした。初めて見た、そんな顔。


「…のっち?」
「……ゆかちゃん、お風呂行こうか」
「え、お風呂?」
「お風呂なら生理でも大丈夫だよ、出来るよ」
「嫌だよ!せんよ!」
つい最近まで自分から手も握れない純粋な子だったのに、いつからこんな欲まみれの子になってしまったんだろう。え?ゆかのせい?聞こえなーい。
「しようよゆかちゃん!のっちゆかちゃんの血飲みた…げふんっ!」
「黙りんさい変態!」
ゆかのパンチは、のっちのお腹に綺麗に入った。しばらくの間、のっちは動かなかった…。

◇A-side◇

日曜日はのっちと遊園地でデート。凄く楽しみで二日前なのにテンションが上がる。
「お姉ちゃん、さっきから何ニヤけてるの?」
「えへへ〜なんでじゃろうね〜?」
「気持ち悪」
う…グサッと来たよ…妹よ…。だけどまぁ良い。気合い入れて行かなきゃ。
この前買ったワンピース…やっと着られる。のっち可愛いって言ってくれるかな?
「お姉ちゃん、最近ご機嫌だね」
「…バレた?」
「良い事でもあったの?」
「えへへ〜そうなんよ〜」
「どうせのっち絡みでしょ」
全部バレてる…。妹は流石お見通しじゃね。まぁ自分でも分かりやすいなって思うけど。


◇N-side◇

結局ゆかちゃんと何もせずに就寝。のっちはずっと悶々して眠れなかった。
何なの生理って。なんでそんな物がこの世に存在するの?生理なんて無くなれば良いのに。生理のばか野郎。
でも、最近ゆかちゃんはちゃんと定期的に生理が来るって言ってた。女性ホルモンが活発な証拠。つまりは…のっちのおかげ?なんてね。少し嬉しかったりするのっちでした。




今日、土曜日はお昼までゆかちゃんと過ごし、夜は久しぶりのゲーム祭り。めっちゃレベルを上げてやった。これでボスもイチコロだ。
明日はあ〜ちゃんと遊園地へ行く。前に約束して、やっと行けるんだ。凄く楽しみ。
お昼から行ってイッパイ遊んで、夜に観覧車に乗って、最高のシチュエーションで念願の初キッス…。キャーあ〜ちゃんとキスなんて!ヤバいよヤバいよ!
「早く明日にならないかな〜」
明日は絶対晴れますように、照る照る坊主を作っておこう。
だけど今は、とりあえずこのステージをクリアしなきゃね。頑張れのっち!奥義で切りまくれ!


◇12:End◇






最終更新:2008年10月13日 11:37