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まぁ、ある意味奇跡だ、こんなのは
収録でたまたまお料理する機会があって、たまたま直ちゃんが具を炒めていて、たまたまあたしが隣に居た
「味見する?」
フライパンから視線を離さずに言ったあの一言を、なぜ、自分に言われたものと確信してしまったのか
「じゃあ・・・」
なぜ、手元にあったスプーンで、なんの躊躇いもなく、味見をしてしまったのか
「もうこれだけでおいしい!」
なぜ、あ〜ちゃんとゆかちゃんの変化に気付かなかったのか

答えは簡単
→状況が、いつもと一緒だったから
直ちゃんが料理をしていて、あたしが横から覗き込む。この状況は丸っきり直ちゃんの家に遊びに行ったときと同じだ
いゃ、直ちゃん家だったらもっと抱きついたりして料理の邪魔してますが・・・・


そして、収録終了
「のっち・・・吐け」
ゆ、ゆかちゃん・・・目が黒い!!そして笑ってない!!ひぃっ!
「のっち・・・うちら怒る気は無いんよ?ただ、ヒミツはあかん。わかるじゃろ?」
あ、あ〜ちゃん・・・珍しくガチギレですか

あたしの家で、2人に問い詰められています
“あの味見は何なんだ?”と
“どう見ても、いつもこうです、って感じだが?”と
“てゆーか最近直ちゃんと仲いいよね?”と

「単刀直入に言う。直ちゃんに手出したん?」
ゆかちゃんについにずばり聞かれた
「それはないっ!!」
むしろのっちは手出された側ですw
「直ちゃんとどーゆー関係?」
「え“・・・」
あ〜ちゃんの質問に、思わず固まった


「で?何て答えたの?」
その日の深夜、直ちゃんの家に行った。もともと行く約束はしてたんだけど・・・だいぶ遅れて、その理由(あ〜ちゃんとゆかちゃんの問い詰め)を話すと、天使の笑顔でケラケラ笑った
今日はもうこのまま泊まることになって、二人でベッドにもぐりこんだ
「・・・・おともだち、って」
「おともだち?!」
「だ、だって・・・知られたくなかったんだもん」
「なんで?」
「何か・・・直ちゃん取られちゃいそうだった」
直ちゃんは微笑んで、あたしを抱き寄せて、頭を撫でた
そして
「直ちゃんはそう簡単に落ちませんよぉ?」
冗談交じりに言う
「のっちは?のっちには落ちてる?のっちの事好き?」
こんな事言うのは、何だか自分じゃないみたい。多分、この人の前だけの、別人格
「好きだよ」
直ちゃんの笑いを含んだ声
「じゃあ、もっとぎゅってして?」
「はいはい」
直ちゃんが腕の力を強める。体温と人肌が心地いい・・・

けど、やっぱあ〜ちゃんとゆかちゃんにはまだ秘密だ
バレたら絶対からかわれるし
それに、
この時間だけは、2人でいたいから
        • って、やっぱ別人格みたいだ。



おわり







最終更新:2008年10月13日 12:14