◇N-side◇
ゆかちゃんはもちろん負けた。速攻ゲームオーバーだ。のっち歓喜。手を叩いて喜んだ。
「ゆかちゃん弱いよー」
ニヤニヤが止まらん。うへへ、どうしよう。したい事があり過ぎる。
「罰ゲーム何にしよっかな〜」
ゆかちゃんをギュッと抱き締め、耳元で言う。ゆかちゃんは悔しそうに唸った。
「まぁ、のっちもそこまで鬼じゃないからさ、夜まで執行猶予をあげる」
「え?」
「夜までは我慢するから、心の準備でもしときんさいや」
偉そうに…と睨まれた。だけどゆかちゃんが言い出した事なんだから、ちゃんと責任は取ってもらわんと。
何にしよっかなー。普段絶対にやれない様な事とかが良いよね、こんな機会だし。イッパイあり過ぎて悩むなぁ。
◇
ゆかちゃんが作ってくれたご飯を食べて、お風呂に入って、気が付けば良い時間。
「ゆかちゃん」
「なに?」
「そろそろ心の準備は出来ましたか?」
ゆかちゃんの顔を覗き込む。のっちの目をジッと見て、ゆかちゃんは頷いた。覚悟は出来てます、って表情。
「じゃ、ベッド行こっか」
のっちの興奮は、MAXです。
のっちのやりたい事は、今やっと決まった。悩みに悩んだ挙げ句、超本気の名案だった。
「ゆかちゃん、キスして」
狭いベッドに向かい合って寝る。ゆかちゃんの綺麗な髪を撫でて呟くと、ゆかちゃんはゆっくり顔を近付け、のっちの唇に口付けた。
ゆかちゃんも、もう腹をくくってる。何でも言う事を聞く…本当にその通りだ。のっちの言う事に従ってくれる。
「もっと…深いキスが良い」
「…分かった」
ゆかちゃんはのっちの頬に手を置くと、最初優しく触れるだけのキスをした。のっちが薄く口を開けると、戸惑いがちに、小さな舌が入ってきた。
その舌を、舌で突っつく。躊躇しながらも、ゆかちゃんは舌を絡めた。段々と息が荒くなる。ゆかちゃん…可愛い。頑張ってのっちに答えてくれようとしてる。
チュッと舌を吸うと、ゆかちゃんは甘い声を漏らした。のっちの手は、ゆかちゃんの体を這う。
唇を離すゆかちゃん。暗くて良く見えないけど、少し顔が赤い。
「服、脱いで」
今日は脱がしてあげない。ゆかちゃんが、自分で脱いで。
「…うん」
体を起こし、ゆっくりと服を脱ぎ始める。恥ずかしそうに、ゆっくりと。
「下も、全部脱いで」
そう言ったのを最後に、のっちは黙って凝視していた。ブラのホックを外すのも、パンツを脱いでベッドの下に落とすのも、全部。
「脱いだよ」
ゆかちゃんが振り返る。白い肌、細い肩、胸、腰、背中、ゆかちゃんの全てが綺麗に目に映る。綺麗だ。
「…もっかい、キスして」
ゆかちゃんの腕を掴んで、三度目のキスを要求。ゆかちゃんは、黙って体を寄せ、唇を寄せた。
舌を絡めながら、のっちはゆかちゃんの体に触れる。肩を撫で、背中、腰、お腹、胸。吸い付く様なきめ細かな肌は、とても気持ち良い。
胸の膨らみを両手でそっと包み込むと、ゆかちゃんの体が小さく跳ねた。固く尖った部分が手の腹に当たる。上下に手を動かすと、その部分が擦れてさらに固くなるのが分かった。
「ん、はぁ…っ」
息が熱くなっていく。ゆかちゃんの体が、段々と熱を帯びて、のっちも興奮を押さえ切れない。
「ゆかちゃん、固くなってるよ…」
キスを止めて呟く。ゆかちゃんはうつむいて何も言わない。
「…ゆかちゃん」
のっちは体を起こすと、ゆかちゃんを後ろに向かせ、ゲームしてた時みたく後ろから抱き締めた。
胸を触りながら、肩や首筋を舐めた。ゆかちゃんの反応が可愛くて、止められない。
ゆかちゃんはのっちの手を掴んで抵抗するけど、全然力が入ってない。だから構わず触る事は容易かった。
「手、貸して」
ゆかちゃんの手に、自分の手を重ねる。ゲームを教えてた時のあの感じ。ゆかちゃんの手を操って、ゆかちゃんの下半身に触れた。
「ま、待って…やだ…っ」
抵抗するゆかちゃん。自分の恥ずかしい所に触れるのが嫌みたい。のっちなら良いのに?変なの。
「自分で触ってよ」
「やだ…恥ずかしいよ…っ」
「言う事聞いてくれるんでしょ…?」
自分でも相当やな感じだとは分かってる。だけど、もう後には引けないよ。その気にさせたのはゆかちゃんだ。
「…っ、」
抵抗する力が弱まった。ゆかちゃんの手を掴み、そこに触れた。
「や…っ」
ピクンと震えるゆかちゃん。ゆかちゃんの細い指を、そっと恥ずかしい所に擦らせる。
「あ…あっ…ん、」
「ここ、どうなってる?」
「ん…あ…言えない…よっ」
「教えてよ」
「ふぁ…っ、ヌルヌル…してる…」
羞恥に身を震わせながら言うゆかちゃん。のっちの頭、爆発しそうだ。
「あっ、あぁっ…」
「気持ち良い?」
「ん…気持ち…い…っ」
ゆかちゃんの指を伝って、のっちの指にもゆかちゃんの愛液が。
「自分で触るの、どんな感じ?」
「…っ、凄い…恥ずかしい…っ」
「でも気持ち良いんでしょ?」
「っ、う…ん」
本当に可愛過ぎて、どうにかしたくなっちゃう。もうしてるんだけど。
生々しい水音が部屋に響いて、脳内を刺激する。のっちの五感、全てがゆかちゃんで満たされていく。
「自分でイく?」
こんな質問、凄く意地悪だって分かってる。だけど恥ずかしがるゆかちゃんが見たい。凄く…興奮するんだもん。
「のっち…が、良い…」
「…のっちで良いの?」
「うん…っ、イかせて…?」
この状況で、この技…やっぱりゆかちゃんには敵わないんだと確信した。
「今、気持ち良くしてあげるね」
のっちはゆかちゃんのヌルヌルに濡れたそこに指を入れた。まるで待ち焦がれていたかの様に、ゆかちゃんの中はのっちの指に絡み付く。
「ゆかちゃん…っ」
今までに無いくらい激しく動かした。すぐに、ゆかちゃんは果ててしまった。
「あ、潮噴いたっ」
そう呟くのっちの喜びとは対照的に、ゆかちゃんは青褪めて放心していた。
◇19:End◇
最終更新:2008年10月13日 12:32