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キスを落としながら髪留めを外す。ぱらりと落ちる髪が綺麗だ。
「ぁ…、ふっ、…ん」
「はぁ…ゆかちゃん…」
そっと浴衣の帯に手をかけようとしたら、ゆかちゃんの手が重なった。
…ここじゃやだって言ってるんだ。そう解釈して布団までお姫様抱っこ。
ゆかちゃんは何も言わなかった。多分あたしが思った通りの行動だったんだろう。

優しく布団に寝かせて、ゆかちゃんに覆いかぶさる。
「…のっち」
「なに…?」
「今日…ゆかのこと、めちゃくちゃにしてもいいよ…」
眩暈がした。なんて可愛い事言うんだうちの嫁は。
「…うん。そうする」
可愛くて可愛くて堪らない。付き合って七年、結婚して半年。
なのにいつまで経ってもあたしは、呆れるくらいゆかちゃんに夢中だ。

浴衣の帯を解きながら舌を首筋、鎖骨へと下ろしていく。時々ちゅっと柔らかく吸い上げると、ゆかちゃんがひくりと体を震わせる。
「ん…っ、のっちぃ…」
帯を緩く絡めたまま浴衣を開いていく。部屋のライトに照らされる、浴衣を崩した隙間から覗く白い肌にますます欲情した。


「っん…のっち待って、電気…っ」
「だめ、待てん」
「や…っ!」
「……ノーブラ?」
「…っ、」
てっきり着けてるとばかり思ってたからこれは嬉しい誤算。
「ゆかちゃん…きれい…」
「ふぁ…っ」
そっと胸を揉み上げると甘い声が漏れた。
反応が嬉しくて唇を近付けて舌でなぞる。そのまま尖端を口に含んで弄ると細い体が震えた。
「あ、ぁ…っや、ん」
チラリと上目でゆかちゃんを伺うと、快感を覚えているくせに僅かに抵抗するような何かを我慢するような、そんな表情。
背筋に何かが走り抜けていく。
ヤバイ…我慢できん。
「…ゆかちゃん、触るよ」
掌を滑らせて下半身をなぞる。…あ、ショーツは着けてるのか。
手をショーツにかけて脱がしていく。その間もゆかちゃんの体に唇を落として簡単には休ませない。
だって今日はめちゃくちゃにしてもいいって言ったもんね。
「…っんん」
すっかり蕩けきったソコにゆっくり指を這わせる。
にちゃ…っ、と指に吸い付いて糸を引く音に頬が緩む。ゆかちゃんがこんなにヤラしくなったのはあたしのせいだ、と思うとニヤケてしまう。
「のっち…の、えっち…っ」
「ゆかちゃんの方がえっちだよ…」
ちゅっと額にキスして、指を入り口に宛てがう。


もう数え切れないくらい何度も重ねた体に確認はいらない。

「——…っ!」
「っ…すご、ゆかちゃん…」
熱く蕩けた中はいつだってあたしを離してくれない。
荒い息を吐きながらゆかちゃんが、ぎゅっとあたしの浴衣の袖を掴んだ。多分ゆかちゃんなりの甘え方。
でもごめんね。今日は優しく出来る自信ないよ。
「ぁあっ、や…っ」
ゆかちゃんの中が指に柔らかく絡み付いてくる。
細い体を震わせながらしがみついてくるゆかちゃんを抱きしめて囁いた。
「あいしてるよ…ゆかちゃん」
「ん…っ、うんっ…のっちぃ…っ」
こくこく頷く可愛い奥さんに理性が完全に持っていかれた。
だんだん激しくなる愛撫にゆかちゃんが昇りつめていくのが分かる。伝わる鼓動に、吐息に、まるであたしも昇っていくみたい。
「っや、あ、ぁ…ん——っ!」
「ゆかちゃん…っ」
てっぺんまで昇ったゆかちゃんが、腕の中ではぁ…と息をついた。
ふにゃりと力が抜けたままあたしに身を委ねて。
「…ゆかも…あいしてるよ…」
そう、笑顔で囁いた。


#08END





最終更新:2008年10月17日 15:40