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「ゆかちゃん喜ぶかなぁ…」
あたしの手にはケーキ。もちろんゆかちゃんへのお土産だ。
たまにはこうやってサービスもしなきゃね。ゆかちゃんだって頑張ってくれてる訳だし。

「ただいまー……あれ?」
家の中がやけにシーンとしてる気がする。おまけにいつもは聞こえてくるゆかちゃんの『おかえり』の声もない。
「まだ帰ってないのかな…」
しょうがないからケーキを冷蔵庫にしまってスーツを脱いだ。
しばらく部屋で休んでようと、首をコキコキ鳴らしながら自分の部屋に向かおうとしたら。
「…ん?」
あたしの部屋に誰かが居る気配。…もしかして、ゆかちゃんがあたしを驚かそうとしてるのかも。だったら逆に驚かせてみようか…面白いかも。
そう思ったあたしは息を殺して、ドアを一気に開けた。
「たっだいまー!!」
「ひゃっ!?」
「えっへへーゆかちゃん驚い…た…?」
勢いそのままに、部屋に入ったあたしの目に飛び込んできた光景。

「の、のっち…っ!?」
「……ゆかちゃん…?」
テレビにはあのAV団地妻が映っている。
その前に座るゆかちゃんは頬を真っ赤に染めて、瞳を潤ませて、服を捲り上げて、手を下半身に当てて。


「あ…あの…」
誰が見たって分かる。ひとりエッチしてたんだ…。
「…っ、ちが…これは…」
慌てて服を下ろしてなんとか言い訳を考えようとしてるゆかちゃん。
思わず喉が鳴った。…ヤバイ。なんか、スイッチが入った…かも。
ゆかちゃんの傍まで近寄ってしゃがみ込む。
「…ひとりでしてたんだ」
「っ…や!」
セーターを引っ張って隠そうとしてるのを退けて、剥き出しになっている下半身を見る。
「……やらし…。すっごいトロトロになっとるよ…」
「やっ…み、見ないでぇ…!」
「やだ。…こんなヤラシイお嫁さんにはお仕置きせんといけんね」
指ですっかり蕩けたソコをゆるゆると擦る。ちょっとした刺激なのに、ゆかちゃんの体がびくびくと震えた。
「あ、あぅ、や…っ」
「…さっき、もうイきそうだったんでしょ?」
「ち、ちが…ぅも…っ!」
「ふーん…嘘つくんだ、ゆかちゃん」
蜜が溢れ出すその上。自己主張をする、固く尖った部分に指を滑らす。
「ひぁ!?」
「こんなんなってるくせに」
指先でクルクルと弄ると、途端にゆかちゃんから甘い声が漏れた。
「や…ぁ、あふ…っ」
「キモチい?」
「ん、んっ…キモチ…ぃ、よぉ…」
ぎゅうっとあたしのシャツの胸元にしがみついて、こくこく頷くゆかちゃんが震え出す。イきそうなんだ。


ゆかちゃんの反応にそう確信したあたしは薄く笑みを浮かべた。
「…まだイっちゃ駄目」
「な、んで…?」
「だって、まだこれ途中だよ?」
そう言ってチラリとテレビを見ると、団地妻がセールスマンと繋がっている所だった。たしか、団地妻がイくまでまだちょっと時間はあったはず。
「でも…っ、も…ゆか、」
「…じゃあ最後までひとりでする?」
「……っ、やだ…」
「だったら我慢して。大丈夫だよ、あと2分くらいだから」
なんて酷な事を告げて唇を重ねた。もうゆかちゃんは舌を上手く絡ませる事も出来ないみたい。
「は…っ、ぁふ…」
「…はっ、…ゆかちゃん」
ゆかちゃんの唇の端から唾液が零れたのも拭わずに、あたしは指を入り口に宛てがう。そのままゆかちゃんの中へと進めた。
「ん、—っ!」
「…熱…」
狭くて熱い中を緩急をつけて擦る。指に絡み付く蜜が掌まで伝って床に零れていく。
「もうイっていいよ…」
もう団地妻も限界の声をあげている。
「ぁ、あっ、のっちぃ…っ」
「ゆかちゃんっ…」
「やぁ、ん…も、だめぇ…っ、ふあぁ…っ!!」
腕の中で絶頂を迎えたゆかちゃんを抱きしめた。


「…まさかゆかちゃんが見てるとは思わんかったよ」
「もう言わんでよ…恥ずかしいけぇ」
あ、手で顔隠した。そんなゆかちゃんも、あたしとしては大歓迎なんだけどなぁ。
「なんで?…すっごい可愛かったから、また見ててもいいよ?」
「もう見にゃいっ!」
顔を真っ赤にしてソッポ向いたゆかちゃんを見て、今度からわざと部屋にAVを置いておこうと思った。


#12END





最終更新:2008年10月17日 16:30