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 PCの前で樫野有香はため息をついた。
「やばい、ネタが思いつかにゃい…」
 もちろん、例の秘密の活動の新作のことである。
「それもこれも全部、のっちがへたれなせいなんよ。全然進展しとらんのじゃけえ」
 樫野有香は頭をかかえた。のっちが聞いたらかなり言いがかりともとれる発言ではあるが、
締め切りをひかえた樫野有香にとっては、重大問題である。
「…こうなったらあの作戦を実行するか…」
 少女マンガの常套手段、お約束にしてマンネリ打破のビタミンドロップ。
 …題して「当て馬大作戦」、決行。






最終更新:2008年10月10日 03:13