「のっち♪のっち♪・・・♪」
どうしたん?って聞いても、「呼んだだけぇ。」と言ってふにゃふにゃ笑ってあたしに抱きついている。
絶対おかしい・・・。
そりゃ、あ〜ちゃんに甘えられるのは嫌いじゃないよ。むしろ願ったり叶ったりでぇ・・・。
でも・・・。
「のっちぃ、ちゅぅ・・して。」
「・・ぃや、あの・・・あ〜ちゃん。その、さっきもしたんけど?」
「えぇ〜、別にえぇじゃろ〜?したいぃ、もぉ〜っとしてぇよぉ。」
何か、違う意味に聞こえてくるのは気のせいか・・・?
まるで小さな子供が駄々をこねてるみたいな。
ここまで極度な甘え方は、今までにないから、正直どうしていいか分からなんくて。
「むぅw、のっちしてくれんのぉ?」
ちょっとだけ、ほっぺを膨らませて言ってくるのが、あたしの心の柔らかいトコをくすぐる。
もう、ドキドキが止まんないんけど。
あたしが答えられずにいると
「それとも・・・あ〜ちゃんとは、したくなぃん?」
急にしゅんとして、泣きそうな顔で聞いてくる。か、かわいぃ!・・じゃなくて!
「ち、ちゃうよ。違う。そうじゃなくて。」
そんなことは断じてありえん。つーか、あ〜ちゃん以外ありえん。
「じゃぁ、なんで?」
「だって、いっつもこんなにあ〜ちゃんが甘えてくるなんてないけぇ、戸惑うじゃろ?それに、もしかしたら、何かあったんかなって・・・。?」
あ〜ちゃんが、途中からうるうると泣きそうな顔になってきた。と思ったら泣きついてきた。
「うわぁwん。のっちぃ〜。」
ヤバイ・・・な・・泣かせちゃった?焦るあたし。
「ぁ、あ〜ちゃん。」
オロオロしながらも、とりあえずあ〜ちゃんを抱きしめて、頭をヨシヨシと撫でてみる。
やっぱ、何かあったんかな?
しばらく泣いた後、そろそろ、大丈夫かなと思ってあ〜ちゃんに聞いてみる。
「何かあったの?」
「・・・うっ・・うぅ。だっで、のっぢ、二十歳になってから、うちらより長く打ち上げとか、参加しとる、じゃろ?」
「まぁ、時々は・・・。」
「それ見ると、淋しく、なるんよ。のっちと、一緒にいる時は平気なんけど。
でも、離れると・・一人になるとダメなんよ。のっち、何しとるんかなぁ?とか、あ〜ちゃん事、考えてくれとるじゃろうか。とか・・・。」
涙でくしゃくしゃで、所々、グスグス言いながらも、一生懸命気持ちを伝えてくれる。
「どんどん気持ちが溢れてきてからに、のっちに会いとぅなって、
でもそれは、あ〜ちゃんの我侭で、そればっかり繰り返し、とったから・・・。」
その我慢が、今日弾けてしまったらしい。
そんな姿を見せられたら、めっちゃ可愛くてあ〜ちゃんを抱きしめる。
「お父さんもお母さんも、それにちゃあぽんもたかしげもおるけぇ、一人じゃないじゃろ?」
可愛いからついつい、そんな風に構ってしまう。
「みんな好きじゃけど、のっちじゃないもん・・・。」
そう言って、あたしに抱きつく力が少し強くなる。
あぁ〜、もうダメぇ。
「あ〜ちゃん・・。」
あたしが呼ぶと、力を緩めてあたしの顔を覗きこんでくるあ〜ちゃん。
さっきまでの涙で潤んだあ〜ちゃんの瞳に、自分の中の衝動を抑える事が出来なくて。
あ〜ちゃんの唇に私のソレを重ねる。
「っん・・・。」
「今日は、ずっとあ〜ちゃんといたいな。」
一度離れてあ〜ちゃんに言うと
「いるぅー♪」
まるで小さなわんこみたいに、可愛い表情で抱きついてくる。
うはw。これであたしの中のスイッチが入っちゃった。
いつもわんこは、あたしなんだけど・・・。ま、いっか。
このあとは、キスとか、キスとか、キスとか・・・・。
あぁ、あ〜ちゃん、可愛かったな〜。
<甘えん坊>fin
最終更新:2008年10月27日 16:11