<side n>
「どうせ、一人だったら
ちゃんとした食事しとらんのじゃろ」
「お母さんも、いつでもおいでって言っとるけぇ。
久しぶりに、うちに来んさい」
てことで、久しぶりにあ〜ちゃんとこにお邪魔した。
相変わらず、あ〜ちゃんのお母さんの料理は絶品だ。
あ〜ちゃんの料理も最高だけど、さ。
久しぶりに、家庭の味ってのを満喫して、
あ〜ちゃんの部屋でゆっくりすることに・・・
「てか、一体どうなっとるんよ!」
あぁ、、、やっぱりその話だよ、ね?
「うーん、、どうもなっとらん・・・」
「なにしとるん!まさか、ほんまに
怖気づいとるんじゃないよね!?」
「いや、そういうわけじゃないけぇ・・
でも、なんか・・・」
「なんか?」
「…避けられ、、とる、かも?」
「・・・」
あのぉ、このタイミングで黙られたら
のっちだけの勘違いじゃないって、こと?
「・・あ〜ちゃん、なんか知っとる?」
「えっ?別に・・」
うん?
「・・・避けられてる、、かどうかは、
あ〜ちゃんにはわからんけど・・
なんか、様子は変、かな?」
「っ!あ〜ちゃんもそう思う!?」
「う、うん・・」
やっぱ、のっちの勘違いでもないみたいだ。
「あのさ、、のっちさぁ、、、もうすぐ
ゆかちゃんに、ふられちゃうんかな・・」
「はっ?いやっ、それはないじゃろ!
ない!それは絶対ない!!」
めっちゃ目を見開いて、大声で否定する
あ〜ちゃんにびっくり。
「あ〜ちゃんが、そんな必死にならんでも・・」
「あ、ま、そうなんじゃけど・・
てか、のっちが、いきなりわけわかんこと言うからじゃろ」
「うん、まぁ、、さすがにそれはないと思いたいけど、ね」
<side a>
「んー、、、なんかあったんかな・・」
そう言って、のっちは考え込んでしまった。
てか、ゆかちゃんの決意も知ってるから
思わず、必死になっちゃたよ・・
うん、確かにゆかちゃんは
もうちゃんとする
のっちに、ちゃんと自分のキモチを伝える
そう言ってた。
言ってた、、、けど
でもそういうアクションが見られないのも、確かだ。
気が変わっちゃった、とか?
いやいや、そんなことない・・はず。
のっちを見ると完全にしょぼくれて
テーブルの上に突っ伏してた。
「のっち?」
「ん?」
「…きっと、大丈夫じゃよ」
そっと、頭を撫でてあげる。
「たぶん、、今はたまたまタイミングが悪いだけよ」
「…そっかな・・」
「そうだよ」
「よしっ!」
頭を上げたのっちは
「ありがと、あ〜ちゃん」
そう言って、へらっと笑った。
「じゃ、帰るね。明日も早いし」
「よかったら、泊まっていく?」
「うぅん。まだ電車もあるし」
「勝手に泊まったら、ゆかちゃんに怒られる?w」
「別にそういうわけじゃないけど。
てか、そんなことで怒らないっしょ」
駅まで、のっちを送っていった帰り道
久しぶりに夜空を見上げた。
相変わらず、東京は全然お星様が見えん。
もし、今、流れ星が見えたら
なにを願おう?
—— のっちが、もうツライ想いをしませんように。。。
嘘じゃない。
きっと、そう願う。
最終更新:2008年11月29日 01:40