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「やぁ…のっちぃ、…っ」
「いやって、ここ、こんななってるよ?」
いやらしく音がなるようにちょっと大胆に指を動かす。
「…やめっ…!」

「それよりもっと声、出してよ。」
いつも手で口を押さえるからあんまり聞こえないんだよね。
「恥ずかし、ん…」
半ばで口をふさいだせいで答えは途切れた。
てか、恥ずかしいって、もう少し心を開いてくれてもさ。
「…のっち?」
顔を離して指の動きを止めると不安げな顔でこっちを見る。
そんなに気持ち良くなりたいならちょっとはのっちの言うこと聞いてくれたっていいんじゃない?
ゆかちゃんにもしつけが必要かも。

「のっち疲れちゃった。ゆかちゃん自分で動きなよ。」
「え…。」
「…それとも一人でする?」
ほてって紅い顔を覗き込むと目をそらされた。
「いや…だ。」
こんなに熱い身体を独りで静めるなんて無理だもんね。


「それじゃあ…あ、でも、ここにいるから、代わりに」
「…?」
「声、聞かせてよ。」
そういってまだ口に当てられたままの手を取って握りしめる。
「いじわる…」
ゆかちゃんは小さい声でそう呟くとゆっくりと腰を上下させた。

「んっ…あっ…は、あぁ…」
紅い顔を見られたくないゆかちゃんが顔を肩にうずめる。
「ゆかちゃん。」
「…なに、ん…っ」
「この体勢だと腰が凄くエロい。」
「ばかっ…」
耳元で紡がれる嬌声と曲線を描いてなまめかしく動く腰に凄くそそられる。

…これは反則でしょ。

「ゆかちゃんかわいい。」
「ふぁ…あぁっ!」
結局抑えられなくなったあたしが深く指を這わせるとゆかちゃんの声が一層高くなった。
「は、んっ、あ…ぁあっ…のっち、のっち!」
「ごめん、止まらない。」
いつもより激しい指の動きにゆかちゃんはすぐにてっぺんに達してしまった。


…はっ!
周りを見渡すと慣れたベッドの上。時間は8時を少し回っていた。
ジリジリと何かを焼いてる音といい香りが漂う。

「あ、のっち起きたん。おはよう。」
「うぁっ、ゆかちゃん!はよう!」
「…どうしたんよ慌てて。」
「んや!なんでもない!それよりいい匂いだねっ。」
「久しぶりにのっちんち来たから、頑張っちゃった。」
「やったね!」
「てかのっち、ヨダレがすごいから顔洗って来なよ。」
「え…わあっ!」
気づいてみると顔がベッタベタだ…ま、あんな夢をみたら…そら、ねぇ…。
ていうか昨日も…だったのにこれじゃのっち超欲求不満みたいじゃん!
いや、確かに前々からゆかちゃんの声は聞きたいと思ってたけどさぁ…ん?

もしかしてこれは神様からのお告げですか?そうなんですか?

…。

「ゆかちゃん、今日も泊まらん?」
「えー…どうしょっかな。」
「泊まってこうよ!ね!」
「んー…お母さんに聞いてみるっ。」
あたしの良からぬ心の内も知らずにゆかちゃんは家に電話をかけ始めた。








最終更新:2008年12月06日 01:46