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<side k>

−もう一眠りしていいかな・・

そう言って、のっちは
ゆかの腕の中で眠りに落ちていった。

そりゃ、のっちにしてみれば
いつもなら、まだぐっすり眠ってる時間だもんね。

それにしても、可愛い寝顔だなぁ。

そっと、瞼に口付けを。


ゆかの力じゃ、ベッドにもソファにも寝かせてあげられないから
ベッドから、布団を下ろして、のっちの体を横たえる。
さらさらの髪を撫でる。

気がつくと、涙が頬をつたっていた。


−幸せすぎて、涙出てきた



うん、ほんとだね、のっち。


<side n>

香ばしい匂いで目が覚めた。
うっすら目を開けると、キッチンにゆかちゃんの姿。

「おはよー」
「おはよ、のっち」
「ご飯作ってくれてんの?」
「うん。ほんと冷蔵庫の中なんもなかったから
 ちょっと、買い物してきた」
「まじで!?ありがとー」
「でも、簡単なものだよ」

ゆかちゃんが用意してくれたご飯を食べる。
何度もあった光景なのに
なんだか、気恥ずかしいのは
のっちだけ、なのかな?

「のっちぃ?」
「ん?」
「なんか、、、変な感じせん?w」

やっぱ、ゆかちゃんも同じキモチなんだ。

「うん、なんか、、、ねw」

「これからも、ずっとよろしくね」

そう言って微笑むゆかちゃん。


うん、もちろん。


一生大事にするよ。


そう、強く誓った。


今日は、ラジオの収録。
ゆかちゃんと、仕事先に向かう。

ぎゅっと、手を握り締めて
絡めた指先は、決して解けることのないように。。


「今日も暑くなりそうだね」
「うん。でも、一時に比べたらだいぶマシじゃない?」
「たしかに、ピークは過ぎたかも」
「のっちの誕生日の頃には、もっと過ごしやすくなってるかな」
「うーん、だといいけどねぇ」
「今年は節目の年じゃけ、ゆか張り切っちゃおうかなぁ」
「まじで!?なになに、なにしてくれんの!?」
「えぇ〜、それはまだ秘密だよ」


何気ない会話。

でも確かに、昨日までとは違う今日。


あたしたちは、未来に向けて歩き出した。


END










最終更新:2008年12月06日 02:02