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今日は楽屋に漂う空気が違っていた。
何この甘ったるい空気は…。

N『あ、おはよ〜。』
A『おはよう、今日早いねぇ。どしたん?』
N『へへへぇ〜、聞きたい?』
A『いや…。』
のっちのにやけた面に悪寒がしたのでお断りした。

K『あ、おはようあ〜ちゃん。』
振り向くと穏やかな空気を纏ったゆかちゃんが立っていた。

A『おはようゆかちゃん。』
K『今日はあ〜ちゃんが最後じゃん。めずらしいねぇ。』
N『そりゃ、のっちはゆかちゃんと一緒に来たからねぇ。へへへっ。』
K『一人でもこれくらい早ければ言う事ないんじゃけどねぇ。』

…………。
二人を見てるだけで胸やけしそうなんですけど…。

ん??ゆかちゃんの右手の薬指に見た事ない指輪が…。
A『あれ?ゆかちゃん指輪それいつ買ったん?』
N『あっ!それはねぇ〜。』
A『ごめんっ、もう分かったからいいよのっち……。』
N『えぇ〜、もっと食いつこうよあ〜ちゃん!』
A『いや、遠慮しとくわ。』
隣でクスクス笑うゆかちゃんと自慢したげなのっちを見てればわかるよ。聞かんでも…。


A『……いろいろ深くは聞かんけど、てか聞きたくもないけど、のっち!』
N『は、はいっ。』
A『くれぐれもあ〜ちゃん以外の前でそのデレデレした面見せたらいかんけぇねっ。』
N『なんでのっちだけ怒られるんよっ。』
A『うるさいっ、ゆかちゃんはいいんよ、ゆかちゃんはっ。あんたは見てるだけでキモいから。』
N『キ、キモいってひどっ!』
K『まぁ…、あんまり他の人にこんなのっち見せたくないし。仕方ないね、人前じゃ他人のフリしよっと。』
N『他人って!?』
A『ノロケとんかなんかわからん発言じゃね……。』

ま、二人が幸せならそれがあたしの幸せだからいいんだけどさ。

A『のっち、わかったら返事は?』
K『返事は?』
N『なんでのっちだけなんよいっつも!ひどいよ二人ともっ。』

仕方ないよ、のっち。
アホの子ほど可愛いって言うじゃん?
三人でいる時くらいアホの子でいてね、のっち。

(完)






最終更新:2008年12月23日 01:43