なんだか、幸せな気分で目が覚めた。
?、、、てか・・・
のっちのベッドの中じゃん!?
のっちの香りが残っている
ふとんに包まっている、ゆか。
どうりで、、、、
のっちに
抱きしめられているような
そんな、夢をみていた
気がする。
部屋を見渡すと
ソファで眠っているのっちの姿が目に入ってきた。
たしかに眠る前は、
のっちがベッドに寝ていたのに。
のっちがベッドに寝かせてくれたん
だよね?
胸がきゅんとする。
てかさ、、
半分、ふとんからはみ出してる
のっちの長い手足。
−風邪、ひくじゃん・・・
んー
と、大きく伸びをした。
さて、と。
“普段どおり”の自分に
キモチを切り替える。
ベッドから出て、のっちのかぶってる
ふとんをかけなおす。
そして、キッチンへ。
いつもみたく、冷蔵庫にはこれといって
なにもない。
今日も、卵かけご飯、かな。
適当に準備して、のっちを起こすことに。
「のっちー、そろそろ起きんと。
今日は、遅刻は厳禁よ〜」
うぅ・・
小さく唸ったかと思うと
ぱちっと大きな瞳を開け
「おはよ、ゆかちゃん」
まだ眠たげな表情で挨拶をした。
「おはよ、のっち。てか、ゆかにベッド使わせてくれたんだ?」
「うん、、、だって、ゆかちゃんに風邪ひかせるわけにいかんから」
あぁ・・・
そんなこと言わんでよ・・
優しいコトバをかけられると
どうしていいかわからんくなるから・・・
「んなこと言って、、、のっちが風邪引いたらどうするん?
ふとんも半分しかかぶってなかったし」
「あぁ、、、ね。でも、ゆかちゃんが風邪ひくと困る、し」
のっちの優しさに嬉しくなると同時に
絶望感が襲ってくる。
3ヶ月前くらいまでは
『もしかしたら−』
なんて思ったこともあった。
もしかしたら
のっちはまだ、ゆかのことを
好きでいてくれてるんじゃないか、、、、って。
けど
そんな微かな希望もすでに打ち砕かれ
今は、そんなことを思うことすら
許されなくなってしまった。
のっちは、もう・・・
あとどれくらい
こんな後悔を繰り返したら
ココロをがんじがらめにしている
鎖から解放されるんだろうか?
「なに言ってんだか・・
さ、ご飯食べよ?て言っても、また
卵かけごはんじゃけど」
「へへ、ありがとぅ」
のっちは、へらっと笑って
ソファから立ち上がったと思うと
「っくしゅん!」
「・・のっち、、もしかして
ほんまに、風邪、ひいたん?」
「…いやぁ、、ただのくしゃみじゃよ。
のっちは、アホの子じゃから風邪なんてひかんw」
そう言って、無邪気に笑うあなた。
ねぇ・・のっち?
あなたの命が終わってしまえば
ゆかのこの想いも消え去ってしまうのかな?
なんて不謹慎なこと考えてしまうあたしを
許してくれる?
でもわかってる。
あなたに抱きしめてもらるまで
きっと、あたしは
ここから動けないんだ、と。
二人で、朝ごはんを食べる。
のっちの瞳はまだ半分閉じたように
はっきりとしてない。
「まだ、お酒残ってんの?w」
なんて、聞いてみる。
「いやぁ、、、それはないんだけど・・」
ん?
「・・だけど?」
「ちょっと、寝不足、、、かも」
「なに、言いよるん。昨日も帰ってきたとたん
そそくさと、寝てしまった人がw」
「ま、確かに、、、ね。
やっぱ、ソファがいけんかったんかなぁ」
「なんなん。そんなこと言われたら
ゆか、めっちゃ気がひけるじゃん」
「あ、ごめんごめんw
てか、きっともう年じゃね〜
疲れがとれにくいのかも」
「なに言いよるんw
まだまだ、あたしらは若いじゃろっ!」
ほら、大丈夫。
まだ、
ゆかは、のっちの
仲間であり親友で
ちゃんといられてるでしょ?
多くは望まないから
せめて
傍にいるくらい許して。
たとえ
あなたへとまっすぐと伸びている
熱い想いの着地点が
存在しないのだとしても
かまわないから・・・
n-side
なんだか結局
もやもやして、ぐっすりと眠れなかった。
自分してはめずらしい・・
ゆかちゃんの涙のあと−
なんかあった?
なんて、聞けないけれど・・・
朝食を用意してくれた
目の前の彼女は、
いつもと変わらない姿のようにも見える。
ご飯をもぐもぐをしてる。
はは、、やっぱ
たまらなく可愛いや・・
あぁ・・・・てか
のどがちょっと痛い、、かも。
まじで、風邪引いちゃった、かな?
最終更新:2009年01月13日 11:34