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6時間目の体育のあと、私たち3人は急いで売店へ向かった。
コーヒー牛乳を買って、そこから屋上まで競走。
体育の後でへとへとのはずなのに、みんなの体は軽い。

「いっちばーーん」
のっちはコーヒー牛乳を傍らに置いて、大の字に寝転んだ。
私たちもそれにならった。
「のっちは運動神経だけはいいよねぇ」
と、あーちゃん。私は、クスクス笑う。
「まぁね♪」
のっちはむくっと起き上がって、コーヒー牛乳の紙パックにストローをさした。
「ほめとるわけじゃないんよ」
あーちゃんも私も、のっちがおいしそうに飲み始めたのを見て、
慌てて起き上がってストローをのばす。

毎週火曜のこの時間。
私たちはそうじをさぼって、いつもここへ来る。
屋上のそうじ担当の上級生は、まだ7時間目の授業があるから、
それまで1時間は私たちの貸し切り。

何か特別に話すことがあるわけでもないのに、私たちはいつもこの時間を
心待ちにしている。






最終更新:2008年10月10日 14:10