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「お疲れ様でしたー」
気になる子ちゃんの収録後、今回のゲストの一人だった徳井はお目当ての人物を探す。
なんせせっかくのチャンスだ。仲良くなるなら今しかない。

目的の人物を発見すると、徳井はニヤけたような緊張したような強張った妙な顔になった。
気を落ち着かせるため、大きく深呼吸をする。

「おっ、おーい。のっ…」
「「っあー!!徳井さんいたぁー!!!!」」
突然、遮るように徳井とその人との間に二人の女の子が割り込む。
キラキラオーラが全開で正直眩しい。

「探したんですよ〜」
髪の毛がフワフワの子と
「ちょっとお話があって」
サラサラロングの子。

この子たちも可愛いけど…俺にはやっぱり…のっちしかいない!!
あの吸い込まれそうな大きな目!時々下がる眉!!長い手足!!!そしてなによりあの笑顔!!!!
…くぅっ、やっぱのっち好きだ!!

二人の女の子を前にして一人熱い思いを更に熱くする徳井。
少し気を静めて、申し訳ないと思いつつ自分を優先させるためやんわりと断ろうとした。

「あ、えっとごめんね?俺のっちに話が…」
「いやホント大事なお話なんです!!」
「徳井さんの命に関わるお話なんです!!」

なんですと!?

目を丸くするだけでなく思わず体が引けてしまった。
しかしいつの間にそんな重要で危険なお話が出てたんだ?

困惑する徳井を、二人は人気のない空き部屋に無理矢理引っ張って行った。


ーパタン


「えと…それで話って?」
しばらく徳井に背を向けたまま黙っていた二人はゆっくりと…スローモーションのように振り返って同時に口を開いた。

「「……徳井さん」」

その声は驚く程息が合っていて、かつ柔らかいものであったが、なぜか部屋の温度が2℃程下がったような錯覚を起こした。


一呼吸おかれて


「「のっちに手ぇ出したら、許しませんからね?」」



にっっっこり。



…それはそれはもう、涙が出る程の笑顔だったとか。

噛み様を守る小悪魔と天使を前に、彼はただ平伏すばかりであった。




「あ、かっしぃあ〜ちゃんおかえり〜。どこ行っとったん?」
「ん〜?」
二人は顔を見合わせて
「「ちょっと虫を退治しに、ね」」

その日最高の甘い笑顔をのっちに向けたとさ。

おしまい☆





最終更新:2009年01月25日 18:50