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私が廊下で座り込んだすぐ後にあ〜ちゃんが現れた。彼女は悲しい顔をして私の手を持ち
「いこ?」
そう言って上手く歩けない私を楽屋に引っ張っていった。

「うちら一応アイドルじゃけぇね、しっかりせんと」
最もな意見、我ながら誰が見てるから分からない場所で座り込んで…しかも泣いてるとかアホだったと思う。しかも、動けなくもなるとか…あーもう駄目だ。
私が黙り込んでると、あ〜ちゃんの空気が突然優しくなった。
「まあー次は廊下はやめんさいよ?あ〜ちゃんも探すん大変なんだからね?」
そう言いながら私の頭を撫でる手が温かくてまた涙が出そうになった
「うん。ごめ…ん」
「大丈夫だから…ね?」
「…うん。」

「ゆかちゃんは相変わらず?」
あ〜ちゃんは私とゆかちゃんの関係を知っている。
だから、今の状況もちょくちょくあ〜ちゃんに相談していた
「うん。もうどうしたらいいか分からん」
「この間まで楽屋でもラブラブだったのにね…」

  • コンコン-
"入るよー"

ノックと共に入ってきた女の人を見て心が脈打った。けど、そこに居たのはゆかちゃん。ではなくスタッフさんだった…
思わず苦笑してしまう
長いストレートヘアーなだけでゆかちゃんだと思うなんて…あたし重症だな…なんて思って。

スタッフさんは急いでる様子で手招きしている
「あ〜ちゃん、ちょっと…」
あ〜ちゃんは困り顔で私とスタッフさんを交互にみてから躊躇いがちに"ごめん。"と手を合わせた

「じゃーのっちまた後で」
「うん。ありがとね」

  • パタン
誰も居ない部屋に扉の閉まる音だけがやけに響く
あ〜ちゃんの言葉が頭から離れない
"この間まで楽屋でもラブラブだったのにね…"
そうなんよ。最近までそうだっんだよ…
そもそも私達は今まで喧嘩も一度もなかったし(ゲームに夢中になってお仕置きされた事は何度もあるけど…)片思いの期間を埋めるように毎日ラブラブしてたし(あ〜ちゃんに見つかっては怒られてたけど…)
挙げたらきりがないんだけどさ、今みたいになる理由がない。

何より私達は愛しあっていた…これは間違いない。
だって私に触れるゆかちゃんの指先からはいつも愛情が零れだしていた
だからこそ、今どうしたらいいのかわからない…
ゆかちゃんが何を考えてるか知りたい…

ふぅー

考えが行き詰まり思わずため息がもれる…
目を閉じて思い返す…
最後にゆかちゃんの体温に触れたあの日のこと。ゆかちゃんの態度が変わる前の日のこと。

目を閉じるとすぐあの日の自分が…幸せボケした能天気な自分が現れた



今日の仕事は簡単な取材だけで久しぶりの半日オフ。
インドア派の私は録りためたTVを見て、寝て…寝て…まあーそれくらいしか無いんだけどwやっぱオフって嬉しい!!
〜♪゙思わず鼻唄までこぼれる
あ…そういえば2人はどう過ごすんじゃろ?
部屋を見渡すとあ〜ちゃんが"授業間に合わんっ"とか言って勢いよく出てく所だった。

まるで嵐のようじゃ…のっちは大学のために急ぐなんて出来ん!なんて関心していたら

「本当に嵐みたいな子じゃね〜」
ってゆかちゃんも同じ事思ってたみたい…

「のっちもそれ思ってたw本当にあ〜ちゃんは慌ただしいよね!」
「そーいえば、のっちはこれから予定あるん?」
「んー…ある?(寝るとゆう予定が)」
「ふふ。なんで疑問系なんよ?」
「じゃあーある」
インドア万歳派的には寝ることも予定の一部だもんね♪
「あーそっか…」
すると、あからさまに残念そうな顔をするゆかちゃん
「ゆか今日のっちの家行こうと思ってたけど」
「え?」
「予定あるなら無理だね。」「え?」
「久しぶりに、2人きりになれると思ったのにな…しょうがないよね…」

ちょ…何?可愛いすぎるよ…アヒル口に上目遣いって…反則でしょ…のっち鼻血でそう。誰かティッシュ!違う違う箱で持ってきてw

てか、普通にゆかちゃん>TV,睡眠でしょーが

「あ…。ゆかちゃんを家に招待するって予定だから大丈夫♪」



いつも"汚いから嫌"とか言って自分からのっちの家来ないゆかちゃんが自分から来たんだから張り切っちゃお♪

とゆうことで只今、大本特製愛情たっぷりカレー作っています!

ゆかちゃんはというと…
"座ってて"て言ったのに料理をする私のすぐ後ろで黙ってみてるだけ…
狭い台所がさらに狭くなって正直しんどい…
「ね?ゆかちゃん?座ってれば?」
ここ狭いしさ…うん。
「うん♪」
最高に甘い笑顔で返事をするゆかちゃん…けどそこから動く様子はない
「ゆか…お腹へったなあって思ってさ」
あ…そっか!!お腹へったから早くしてって合図か、のっちって何てバカなんだろ!!自分を激しく責める。愛するゆかちゃんの空腹をみたすためにジャガイモを切る手を速める
「ごめん。今すぐ作っちゃうから」
「んー?ゆか、今すぐ食べたい」
まるでだだっ子みたいなゆかちゃん…可愛いな…って変態か!!
「えーじゃ…冷蔵庫から何か出して食べといて?」
「わかったー」
素直に冷蔵庫の方に走っていくゆかちゃん。お?これで台所が広くなると安心したのも束の間…

  • ガシッ-
「んんっあぶないっ」
後ろから延びてきた腕に抱き締められていた


「冷蔵庫に何もないから、のっち食べる事にした♪」
え?何?どうゆうこと?
私があたふたしてる間にゆかちゃんの手はインナーの中へ…
「んぅ、ゆかちゃんっ」
「なーに?」
耳元で囁かれる甘い声に腰が砕けそうだ
「カレー作…んんなきゃ」
「だから、のっちは作ってて?出来るまでゆかはのっち食べてるから…ねっ?」
いやいや…包丁使ってるんだよ?危ないでしょ。てゆうか、のっち食べ物なの?
その間にも大きな手は私の膨らみを揉みしだく
「ぃやぁ…やっ、ん。」
勝手に出てしまう声が恥ずかしい…
「ふふ。可愛い♪こんなに感じてるのに嫌なの?」
膨らみの中心にある突起を押し潰しながらいう…反則でしょ…
「んぅっい…じわるっ…」
「あ…今の可愛い…いぢわるは、ゆかのなのになー?」
「なっにそれ…あっ」
「しょうがないなーのっちら可愛いから許すよ」
「んっ…やあっ」
「嫌?」
「嫌ぁ…」
その瞬間ゆかちゃんの手が止まる、本当にいぢわるだ…
「じゃないよぉ」
「ふふ素直だね、ご褒美♪」
そう言ったと同時にゆかちゃんの方へ身体を向けられ唇を塞がれる
その間も両手の動きはとまらない…
「んぅ…ふぁ、あっ」
「のっち可愛いっ♪ベッドいく?」


「ベッドいく?」



あ…れ?なんだっけ?
能天気な自分から…幸せな過去から一気に残酷な現実に引き戻された


その続きが出てこなくて、あの日の事を思い出すため閉じた目を思わず開ける…
久しぶりの光に目が眩む。

で…その後どうしたんだっけ?
いつもなら、ベッドに行って結局朝まで…だけどあの日は?
あの日は…違ったんだ。
そうだ!!あの時ゆかちゃんの携帯に着信があった
舌打ちをしながら"良いとこだったのに"なんて言いながらそれに出たゆかちゃんの顔から一気血の気が引いていって…

あー段々思い出してきた

それから、電話を終えたゆかちゃんは無言で私を押し倒して、何度も何度も絶頂へ連れていったんだ…
耳元で「愛してる」「大好き」「可愛い」「のっち」って何度も囁きながら。
私が…気絶するまで何度も何度も。
そして、目が覚めたときにゆかちゃんは居なくなっていて…
…次の日から避けられ始めて今日まできた

自分にこんなに苛立つのは初めてだ
何で今まで忘れてたんだろ?そうだあの日…あの電話…あれからだ。

あれは…だれだ?

nーside.





最終更新:2009年02月12日 14:18