あ、あれ?
なんでこんなシーンとしちゃってんの??
のっちの計画では、いつもと違う冷たいのっちにあ〜ちゃんが焦って、急に甘えてくる筈だったんだけど…お、おかしいな?
計画が早くも崩れ去り、内心焦り出すのっち。
ていうか沈黙が痛いんですけど。
救いを求めてのっちの腕の中にいるゆかちゃんの顔を覗き込むと…ぅへぇ!
お、怒っとる…。
女神様にも見放されたのっちは、この上なく情けない顔になっていた。
そんな長い沈黙を破ったのはあ〜ちゃんだった。
「なんよそれぇ…」
あ〜ちゃんは寂しそうな、拗ねたような表情をして呟く。
「そんな話あ〜ちゃん聞いとらんし。遊ぶんじゃったらあ〜ちゃんも誘ってくれたらいいじゃん」
ここで「ごめんね、あ〜ちゃんも一緒に遊ぼ!」って言えば引き返せたんだろうけど、いま引き下がったら漢が廃るんよ。
ここは最後までやり切らんと!
とかなんとか焦るのっちは意味のわからない思考を張り巡らせていた。
次の瞬間口を吐いて出た言葉は自分でも酷かったと思う。
「悪いけどゆかちゃんと2人きりになりたいけぇ…」
「…そっか」
わかった、とだけ言い残し、この場から逃げるように走り去るあ〜ちゃん。
その瞬間キミが見せた表情は今にも泣き出しそうで…。
ああ、あたし何してんだろ。
馬鹿だ、最低だ。
この世で一番愛しい人を自分の言葉で傷付けた。
だけど離れていくキミを追うこともせず、ただただ大好きな後ろ姿をぼんやり眺めることしか出来なかった。
最終更新:2009年02月12日 14:53