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Side K

「ゆーかちゃん♪」
「どしたの?のっち」
「んー?なんでもないっ」
「えー?」
「うへ」

最近いっつもこんな感じ。
妙にのっちが浮かれてるんです。

わかりやすいっちゃわかりやすいけど・・・ねえ?
もうすぐ付き合って1ヶ月。
たぶんのっちはその記念日を楽しみにしとるんじゃろ。
いつも以上に顔がにへにへしててそれがゆかのいたずら心をくすぐる。
いじわるしちゃおっか。

「のっちー?」
「へ?っふぁあ!?」
崩れ落ちるのっち。
でもやめてあげないから。
「ちょ!ゆかちゃっ!やめっえ!」
「ふふふー♪」
「あっそこほんとっだめっ!」
「平気じゃろ?」
「うきゃー!もう無理!」
腕の中からのっちが逃げ出す。
「まだまだこれからだよ?」
「だめ!ぜっっったいだめ!死んじゃう!」
息を荒げ顔を真っ赤にして言うのっち。
「大げさじゃねえのっちは」
「大げさじゃないってば!笑い死ぬ!いきなりくすぐりだすとかどうしたのゆかちゃん!」
「あー。それ言っちゃったら読者さんの期待はずれになってしまうじゃろ」
「読者さん?なんの話?」
「あ。こっちの話じゃw」
「?」

ポカンとした顔して。
あのね読者さんは読者さんなんよw
ちょっとだけでも変なこと想像しちゃった読者さんからしたら期待はずれになってしまうじゃろ?
のっちはわかんなくてええんことなんじゃけど。


「それよりも。なんでそんなににやけとるん」
「ええー?にやけてないよー」
「にやけとるわ!ニヤニヤしよってからに。これだからやる気の無いえんどう豆みたいとか言われるんじゃ」
「ふぇ。なんでのっち今怒られてんの?」
「ニヤニヤしとってなんかムカつくからじゃ」
「えええ。ひどいよー。でもさゆかちゃん」
「なによ」
「だって。ねえ。ほら」
「はっきりいいんさい」
「もうすぐ記念日じゃけ考えとったらなんか幸せでwうへ」
うへって。
「そんな変態みたいにニヤニヤしとったら記念日なんてやらんけえね」
「な!?」
途端にキリッとした顔にチェンジするのっち。
あんたの顔はアンパンマンみたいに新しい顔よー!グルグルー!って瞬時に入れ変わるんか。

「これでどう!」
「どうしよっかなあー」
「お願いします!」
いきなり抱きついてくるのっち。
「どう?」
「なっ//ダメじゃ!やらん!決めた!」
「なんで?」
顔をギリギリのところまで近づけてくる。
「あ///」
「ゆかちゃn「バシッ!」」
軽くビンタを一発。
「バカのっち!しらん//」
「そんなあー」
言葉とは反対にゆかを抱きしめ顔をうずめながら。
ぴったりくっついていて表情は見えない。

これはもしかして・・・。
うちが照れとんのに気づいて調子に乗っとるんか!?
ゆかから顔は見えんようにしてにやにやしとるんか!?
落ち着けゆか。冷静に。
とりあえず表情をみるんじゃ。


そーっと覗き込もうとしてみる。
キュッ。
だめじゃ。強く抱きしめられてて顔が全く見えん。
少しは緩めんさい!
そんなことを思っていると。

「ねえねえゆかちゃん」
「なんじゃ」
「・・・いい匂いするね」
サー。ゆかの顔から血の気が引いた。
即効逃げようと暴れてみる。
「んぇ!?のっちなにかダメな事した!?」
「最初から全部じゃ!全部。もう」
「でも顔赤いよ?なんで?」
「それはっ、ちょっと暴れすぎただけじゃ!」
「ふーん」
ちょっとだけしょぼくれ顔ののっち。
そんな顔しても許してあげんよ。

「のっち?」
「ん?「がぶ」」
耳たぶを少し強めに噛んでみる。
「痛っ!って、え?」
少しだけびっくりした顔でゆかを見つめてくる。

「お仕置きじゃ」
「お仕置き?のっちなんもしとらんよ?」

自覚なし!?自覚なしであそこまでゆかをドキドキさせるとはなんなんじゃこのえんどう豆は。

「まあええよ今度はこれだけじゃ済まさんけえね」
「へ?うん。ごめん?」

あら。この子OKしちゃったよ。
しかも謝っとるし。
理解できとらんみたいじゃね。

「じゃあ記念日にはのっちを美味しく頂くとしましょうか」
「え!?あ。そういうこと!?ダメ!ダメだよゆかちゃんダm「黙りんさい」」
ニッコリと笑って宣告する。

「ひ、ひゃい!」

なんなんその気の抜けるような返事はw

まあええよ。ゆかも記念日が楽しみになってきた。

「のっちはどんな味がするのかな〜♪」

「な//」

ずっとこんなことやっていけたらいいよね。

—END—






最終更新:2009年02月23日 03:25