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Side K
あ〜ちゃんとの待ち合わせに行く途中で、あ〜ちゃんから電話が来た。
『ゆかちゃぁん…。』
「どうしたん。なんか声違うけど…。」
なんというか、たどたどしいような…。

『ちっちゃくなっちょる。』
「え。まさか…?」
『最後の一本、昨日、飲んだんょ?』
「昨日?」
『ぅん…。』
「効くの、遅い…ね?」
『ぅん…。』
「今から、そっち行くね?」
『…ぅん。』

携帯を切って一呼吸。

クフッ♪…キタ。キタよコレ。
これから一日が楽しみだな〜♪♪



あ〜ちゃんの家に着くと、ホントにちびっちゃいあ〜ちゃんが出迎えてくれた。
とりあえずあ〜ちゃんの部屋で話す事に。
ベットの端に座りながら足をぷらぷらさせているあ〜ちゃん。

「家の人は?」
「みんな、出掛けちょる。」
「その服は?」
なぜかすでに、自分のサイズに合った洋服を着ているあ〜ちゃん。

「あ、こりぇ?お母さんの部屋あさっとったら出てきたんよ。昔の。」
「ほぅ、なるほど。折角裸のあ〜ちゃん見れると思ってたんに…。」
「にゃ!にゃに言ぅとるんよ?ゆかちゃん!」
あ、照れとる照れとる。

「じょwだんじゃって。」
「もぅ。ゆかちゃん変態さんになったかと思ったぁ…。」
ふうって、ため息をつくあ〜ちゃん。

それにしても、ちっちゃくなったわりに落ち着いているあ〜ちゃん。
あんなに飲むの躊躇してたのに…。
いつもと変わらない。
「あ〜ちゃん、何か落ち着いとるね?もっと困っとるかと思ったんに。」

「ん?あ〜、最初はどぅしようかと思ったんじゃけど…せっかくじゃけぇ、こういうにょは楽しまにゃあしょんじゃろ?そのうち元にも戻るみたぃじゃし。」
「まあね〜。ふふふぅ、やっぱあ〜ちゃんじゃね。やるなら楽しくって。」
「もっちろんじゃぁ!」


「しょれで?ゆかちゃん何かしたいことありゅん?」
「ん〜。とりあえずのっちの反応が見たい。」
「それ、ちょっと気になりゅ。ちゃんとあ〜ちゃんて気付いてくりぇるじゃろぅか?」
「じゃあじゃあ、こうしようよ…。」
こうして、あたしたちがのっちの前で演技をすることが決定したのだ。

「でも、何もヒントなしじゃ可哀相じゃから、あ〜ちゃんて判りそうなやつ身に着けるとか持つとか…。」
まぁ、身に着けるにはサイズとかあるから無理そうじゃ。ってことは、持ち物か…。

そしたら、あ〜ちゃんがベットに置かれていた、クマのぬいぐるみを愛しそうに見つめているのに気付く。
「それ、ヒントんなる?」
「あ〜、たぶん?ゆいいちゅのっちがくれたん。ゲーしぇんでとったけど、あ〜ちゃん方が似合う言ぅてぇ。」
あ〜ちゃんめっちゃ照れとる。

なんだかんだで、あ〜ちゃんものっちにべた惚れじゃよね?

とまあ、そんな訳であ〜ちゃんはクマさんを持って、二人で出掛ける。
とりあえず、あ〜ちゃんだけ先にのっちの家に向かった。

そして、結局のっちは、クマさんよりマイナーな部分で、あ〜ちゃんだというのを結論づけたわけだけど…。

のっちの部屋でクマさんで気付いてくれなかったと、ぷくぅ〜っと膨れてた。

でも、記憶が無いという設定のせいか、いつも見れないデレあ〜ちゃんが満載。
そんなあ〜ちゃんに、のっちは予想以上にデレデレしてる。



「ゆかちゃ〜ん、あ〜ちゃ〜ん。カレー良い感じじゃよー。」
台所からのっちの呼ぶ声。

ふぅ。さてさて、明日までの期限付きじゃけど、もうしばらく二人を見て楽し…じゃなくてw見守る事にしますか。


—つづく—






最終更新:2009年03月17日 17:07