12月になって、本格的に寒くなった。
みんな定期試験の勉強に追われて、休み時間も忙しそう。
そんな中、私たち3人は、集まってクリスマスの計画をたてていた。
「ちょっとさぁ…、これ、カップルのデートスポットだらけじゃん」
私の提案したコースを見て、あーちゃんが文句を言う。
「だってぇ…、イルミネーションがきれいなんじゃもん」
「あたし、いいと思うよ!」
のっちがはしゃぐ。
「ねぇねぇ、誰のうちでパーティーするかも決めようよー。
プレゼント交換はもちろんするじゃろ?
あーん、早くクリスマスになればいいのにぃ」
あーちゃんがニヤリとする。
「ところで、のっち。あんた試験の準備はちゃんとしよるんね?」
「ぐっ……」
「追試になったら、クリスマスどころじゃなくなるんよ?」
「それは……」
一転してしどろもどろになるのっち。
「しょうがないねぇ。3人で勉強しよっか」
私がそう言うと、みんなの顔がキラキラ光る。
「そうしよう!」
この2人といると、
すごく幸せ、すごく居心地がいい。
今の私の感情を、あえて言葉で表現するなら…
それは、「愛」だと思う。
≪END≫
最終更新:2008年10月10日 14:49