今日は待ちに待った給料日。
と、いうことで奮発してファミレスへ。
…のっちにとってはファミレスすらご褒美なんですよ。
「お待たせしました」
店員さんがお子様ランチをゆかちゃんの前に、カレーライスをのっちの前に置いていく。
ペコリとお辞儀をして「ごゆっくりどうぞ」と言って去っていった。
「ふわ、のっち、のっちぃ」
「ん?」
「はたがあるよ」
そりゃあお子様ランチだからね。…でも、ゆかちゃんは見た事ないみたいだ。
「うー…」
旗とにらめっこしてるし。
「これは抜いて食べていいんだよ」
「おー」
ぷっ、いちいち反応が面白い…。
いつもなら笑いを噛み殺すのっちにぷくっと膨れたりするのに、今のゆかちゃんは目もくれずお子様ランチをキラキラ見ながらいただきますをした。
…おっと、のっちもいただきます。
「…どう?美味しい?」
チキンライスをもぐもぐするゆかちゃんに問い掛ける。
「おいひぃ」
「そっか、よかったね」
「うんっ」
そうやってにこにこしてるゆかちゃんを見れただけで、連れてきてよかったと思った。
「あ、ソースついてる。ゆかちゃん、ちょっとこっち向いて」
「ん、」
「…はい、綺麗になった。食べていいよ」
「はーい」
あーあ、嬉しそうに尻尾動かしちゃってさ…のっちってばお子様ランチにすら嫉妬だよ、ゆかちゃん。
「あぃす!」
お子様ランチのおまけはアイスだった。
「…ほんと好きだね、アイス」
「うん、のっちもたべる?」
「いいの?」
「のっちならいいよ。はい、あーん」
「…じゃぁ、あ…あーん…」
恥ずかしいな、アーンするの…。
「美味しい」
でも、口の中に広がるストロベリーアイスの甘酸っぱい味が確かに美味しい。
「♪」
…ゆかちゃんが大好きだっていうの、分かるかも。
「のっちぃ」
「ん?」
「もういっこ、あぃすたべたぃ」
「…勘弁して下さい」
やっぱりお子様ランチは憎い…。
最終更新:2009年03月29日 21:48