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〔K〕


最近あ〜ちゃんとのっちはやたら仲がいい。
離れていた時間を埋め尽くす恋人のように。
のっちは気付いてない、かな?
でもゆかにはわかるんよ。
あ〜ちゃん?
どうして急に?
まさか?
のっち、あ〜ちゃんにも?
そんな思考がぐるぐる。
頭の中をぐるぐる。
なんか、悔しい。
なんか、ゆかつまんない。
のっち、お願いだから
あ〜ちゃんにだけは手を出さないで?



〔N〕

最近自分の感情がわからなくなって頭がパンクしそうだった。
無意識にゆかちゃんに目がいってしまう自分がいやだった。
(どうしたんだろ?)
多分、わかってる。
好きなんだ。
うん恋とか愛とか、違う。
そうじゃない。
長年一緒にいるんだから、好きなんだ。
ゆかちゃんには遠慮しなくていいから。
ゆかちゃんの前では虚勢を張らなくてすむから。
うん。本当にそれだけ。

だから私の腕の中で乱れるゆかちゃんにドキドキするんだ。
小学生の頃から知ってる人間の、本能的な部分を垣間見て、
衝動がとまらないだけ。
だから無意識に目でおってしまう。
下心にまみれた視線でおってしまう。
だけど、よかった!
なにがよかったって、

あ〜ちゃん。
そんな状況知るわけないのにタイミングよく
仲良く接してくれるあ〜ちゃん。
あ〜ちゃんといると安心する。
心が休まる。
私のプライベートな部分に気付いてない彼女は、
いつもみたいに柔らかい笑顔を振りまいて
いつもみたいに優しい。
あ〜ちゃんといると自分のこと認めてもいいのかな?
なんて思う。
あ〜ちゃんの包み込むような優しさで、全ての罪が
消えてくれる気がした。
あ〜ちゃんはあったかい人だ。
こんなだらしないのっちにも変わらない愛情をそそいでくれる。
あ〜ちゃんにだけは、バレんようにしとこ。
あ〜ちゃんだけは、傷つけたくない。





最終更新:2009年03月30日 00:13