〔N〕
はぁ。疲れた。
いや、疲れてる。
仕事が終わってめずらしく真っ直ぐ家に帰ってきた。
めずらしく一人で。
眠りにつく前までは誰かといたい。
眠る時は誰にもいてほしくない。
なんて、なんてわがままなんだ!
だけど、最近は少し落ち着いてきた。
自分でもいい加減うんざりしてきたんだ。
全てにおいて逆効果だった生活。
少しは改めないとな、、。
なんて思ったのも、あ〜ちゃんのおかげ。
最近あ〜ちゃんと話す機会が増えた。
まぁ純粋に嬉しい。
だけどあ〜ちゃんの話を聞いてると、
あ〜ちゃんを見てると、
自分がいかに卑怯で、
弱くて、惨めで、
不様だって。
思い知らされたんだ。
のっちの全てをあ〜ちゃんに知られたくない。
あ〜ちゃんにだけは。
だって、もうまわりには、、。のっちの息がかかった人間だらけで。
息苦しくてしょうがないんだ。
自分でまいた種なのに。
だから、少しは改めよう。って。
あ〜ちゃんの優しさに
甘えていたいから。
唯一息苦しくないオアシスをなくさないように。
ごめんね、ゆかちゃん。
しばらくは会わないよ。
しばらくは、ね?
〔K〕
最後に抱かれたのはいつだっけ?
指をおって頭の中で計算してみる。
そんなにっ??
そうだ、そうだよ。
もう一週間近くのっちに触れてない。
どうりで体中が冷えてるんだ。
いつもなら、最低でも週に一回はあの部屋に通ってたのに。。
どうしたの?のっち?
ゆかのこと飽きたの?
ゆかの体きれいだって言ったじゃん。。
『ゆかちゃんしか見てないよ?』
初めて抱かれた日のことが頭をよぎった。
嘘つき。
最初から嘘ってわかってるけどさ。
なんなんよ。。
あ、、。
あ〜ちゃんとよく喋るようになったのも、、。
もぉ、なんなん。
なんなんよ。。
『・・っつ、のっちぃ・・・』
思わず洩れた声。
知らずと呼んだ大好きな人の名前。
あ〜ちゃんと、、
なんかあったん??
聞けないよ。
最終更新:2009年03月30日 00:18