体細胞分裂
体細胞分裂とは、体を作る分裂である。
体細胞分裂は、染色体などの形や動きなどで間期・前期・中期・後期・終期に分けられる。
間期
間期の間で、DNAの複製や細胞分裂の準備をする。
G1期
DNA合成準備期。
S期
DNA合成期
G2期
分裂準備期
=====ここから分裂期(M期)=====
前期
核小体・核膜が見えなくなる。
染色体が太いひも状になり、2つの染色分体からなる。
動物細胞では、中心体が両極に移動し、星状体を形成し、染色分体を紡錘糸で引っ張る。
中期
染色体が中央の赤道面にならび、紡錘体を形成する
後期
染色体が分かれて両極に移動
終期
多くの場合、細胞質分裂がおこる。
植物細胞では、細胞板を形成し、動物細胞では、赤道面でくびれる。
染色体が細いひも状にもどる。
核膜、核小体ができる。
=====分裂期(M期)ここらへんまで=====
間期、G1期へ
細胞周期
分裂開始から次の分裂開始までのこと。
分裂の観察
観察する部分
植物では、頂端分裂組織など。ただし、選択問題で根冠(根の一番端)を選ばないように。
1,固定
活動の停止をさせる。
だいたい5~10℃くらいの酢酸かカルノア液に浸す。
2,解離
バラバラにするため。
薄い塩酸と60℃くらいの湯に浸す。
3,染色
染色体を観察できるようにするため。
酢酸カーミンや酢酸オルセインで染色
4,押しつぶし
観察しやすくするため。
ろ紙をおいて親指でぐちゃっと。
観察
低倍率でピントを合わせてから高倍率で。
分裂各期の時間のすいてー
推定方法
観察細胞数(各期)÷全細胞数×細胞周期
で求めれる。
最終更新:2011年09月14日 22:58