腎臓
ご存知、尿をだす器官です。
●ネフロン(腎単位)
ネフロンの端の丸いのを、腎小体(マルピーギ小体)といい、
血管である糸球体とそれを包んでいるようなボーマンのうで出来ている。
この腎小体で、血液の一部がボーマンのうへと流れる。
これをろ過といい、タンパク質や血球は大きいため、ろ過されない。
このろ過された液を原尿という。
ネフロンの真ん中のぐちゃぐちゃしててボーマンのうにつながっている管を、腎細管(細尿管)といい、そのまわりの血管が毛細血管である。
ろ過された原料は、腎細管を通るところで、原尿から水や無機塩類の一部、健康な人であればグルコースは100%毛細血管に戻る。
これを再吸収という。
また、再吸収はネフロンの枝分かれするまえの、集合管でも行われる。
●濃縮率
濃縮率(倍)=尿中の濃度÷血しょう中の濃度(原尿中の濃度)
で求められる。
尚、濃縮率の高い物質は人体に必要がないというのが分かる。
最終更新:2011年09月15日 23:07