(17)220 『共に歩む仲間、未来への道標』

「(17)220 『共に歩む仲間、未来への道標』」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

(17)220 『共に歩む仲間、未来への道標』」(2012/11/25 (日) 20:29:22) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&br() 秋の空はとても高く 明け方の空は遠すぎて届かない それでも手を伸ばして掴んだのは 大切な仲間と共に歩む道標   ☆ 母国から日本へと渡ってきた それまでの生活をすべて日本に移して 母国にいる家族や仲間を置いてきた 勝手が分からない異国で これからの自分はどう暮らしていけばいいのか ただ上官に従い 仕事をこなしていくだけ 戸惑うことなど見せる時間もなく 嫌でも適応していかなければいけないことに どこかで疲れたと泣く自分がいた 一人の自分が とても孤独に感じた   ★ 母国から日本へと渡ってきた それまでの生活をすべて日本に移して 母国にいる家族や友達を置いてきた 見知らぬ土地でどうすればいいのか 少しの期待と多くの不安で街を歩いた 祖母はいつも自分を応援してくれた そしてどんな時でも 傍にいてくれた けれど今は傍にいなくて 涙が流れそうになる 心を許せる人がいない 一人ぼっちの自分が とても孤独に感じた   ☆ 上官に従い仕事をこなす毎日 光と闇があれば それは光が当たることのない仕事 いつも笑顔でありたい自分も 光が当たらないと知れば この手は光に届きそうにもない この手で作り出される炎でも 人を暖めることはなく 殺すことでしか意味を持たない どんな明かりでも 自分には光ではないと知ると 笑顔は消えていった   ★ 異国の地 日本で生活を始めても 言葉に戸惑い 異文化で苦しんだ 誰か傍にいてくれないか そう問いかけても誰も答えてはくれない どこにも届かない心の声 この地では自分の能力が異能であり また周りにも理解してくれる人がいないということが 自分を追い込み苦しめていった どんな力でさえも 皆にとって異能ということが 不安を募らせた   ☆ 炎を灯して敵を葬り仕事の評価がつく しかし 人を殺すという事実に心は苦しみ 代償として笑顔が消えていった 笑顔の無い日々 無表情な自分はまるで人形のようで そんな時に現れた女性は光を運んできた 今の自分には眩しいものでしかないのに 無償に欲しくなるその光は何故だか温かくて 心をほぐしてくれた   ★ 行き場の無い悲しみも寂しさも 一人で抱え込むしかなくて不安は募るばかり この先もずっと一人かもしれないということが 自分を底へと追い込んでいく 影が降り注ぐ毎日 涙を流す自分はまるで悲劇のヒロインのようだ そんな時に現れた女性は温もりを運んできた 今の自分がもっとも必要で 欲しくて すぐにでも掴みたくなるその温もりが温かくて 不安を取り除いてくれた   ☆★ 貴女は私を見つけてくれた 心に影が映し出された時 手を差し伸べて温かい光へと誘ってくれた 自身に宿る力を知っても 貴女はすべてを受け入れてくれた その手は私を温かい光の方向へと誘ってくれた 自分が望む力の使い方を教えてくれた 貴女と仲間の為に 私は共に戦うと決めた それが私の未来 それが私の望むこと 異国の地で独りだった自分は 貴女に出会い すべてが変わった   ◇◇ 仲間を光へと誘い これからの未来を共に歩んでいく この世界の平和を望むには 皆の手を血に染めることになるだろう 誘う道が茨の道であると分かっても 涙を流してしまう時があるかもしれない でも 寂しくならないで 独りじゃないから ここにいるから 全てを懸けて私は戦う それで傷を付けられようとも 命を賭して戦い 先頭に立ち拳を掲げよう 茨の道でも 命を懸ける戦いでも 共鳴で集った仲間たち 胸の高鳴る方へ 私は戦い 仲間を守り 平和を願う ---- ---- ----

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: