2004年にノーベル平和賞を受賞し、その後2009年には
パーペル平和賞も受賞した、ワンガリ・マータイさんの「MOTTAINAI」に対抗して作られたスローガン。
「MOTTAINAI」の、タメ口であるがゆえに目上の人に対して使えないという問題点を解消している点が眼目。
結局のところ職場やサークルなどの集いで、決まりごとの決定権を持っているのは年上の人間である。その年上の設定したエアコンの設定温度がやけに低くても、若者は決して「もったいない」などと文句は言えない。しかしそれを丁寧語にして「もったいないですよね」、さらに「ある意味」と遠回しな婉曲表現を加え、その上おしまいには「(笑)」をプラスしたらどうだろう。これなら言える可能性が高い。目上の人が上機嫌なときを見計らって言ってしまえる。
結局のところ「MOTTAINAI」って、よく知らないけどマータイさんって国会議員だかなんかなんでしょう、つまりけっこう偉い立場の人の提唱した言葉なのだ。だから汎用性が低い。もっと広く使われるためには、弱い立場の人が唱えられるようにしなければいけない。
そういうメッセージを込めてpurope★papiroが発案した。Sはsmileの頭文字。
最初2009年5月17日にTシャツのデザインとして「
俺ばかりが正論を言っている」に発表され(2009年10月現在のところ製品化未定)、続いて同年9月22日、消しゴムはんこが製作され「
STITCHTALK」に画像が公開された。
遠くない未来のノーベル平和賞受賞が内々々々々々々々定している。
最終更新:2009年10月10日 15:13