コンセプト

  1. 基本コンセプト
    • 今回のキャンペーンの試みとして、GMが物語を作って参加者がそれを演じると言うのではなくて、
    • 参加者みんなで物語を作って、GMがそれをまとめる。みたいな形になれればというもの。
    • GMとしてはデッサンしか描かれていないキャンバスを用意した感じで、
    • それにワクワクしながら線を描き足したり、塗る色を決めたりするのはみんなでできればと。
  2. 特色
    • 1、情報開示
    • 一番の大きな点は多分これで、参加者に結末までの大まかな流れを既に知らせている。
    • 途中で悲劇が降りかかることは確定しているし、ハッピーエンドは約束されてるね。
    • 先の見えないことの楽しさより、分かっているからこそ仕掛けられる展開や出てくるアイデアの楽しさを優先した形。
    • 2、アフタートーク
    • 毎回のお話が終わるたびに、
    • 次はどんなお話をやりたいか?PCはどんな事が気になっていて、どんな行動がしたいか?
    • というような事を話す時間をちゃんと取れればと思ってる~。
    • それを拾って紡いで次のお話を作れればと。

大まかな物語の流れ、プロット

  1. 過去編 主人公13歳 LV4(経験値1000)
    • 悪魔憑きの力に目覚めたPC1とPC2はPC4の指揮する小隊へと配属され、事件へと巻き込まれていく。
    • 歴史を変える為に未来からやってきたPC3とPC5、○○がその真の力を発揮する前にそれを破壊しようとするが・・・
    • それぞれのPC達が出会い強大な存在に立ち向かう。
    • だが、この時点ではそれを完全に破壊することはできなかった。
    • PC1かPC2がPC3に憧れを抱いたり、惚れちゃったりすると美味しいと思う。
  2. 現代編 15年後 主人公28歳 LV7(経験値3500)
    • 長い間、姿をくらましていた○○の所在が判明する。
    • 悪魔憑きとして全盛期にある、PC1とPC2、そしてPC4は最後の仕事としてそれに立ち向かう。
    • 歴史を変える為にこの時代にとどまったPC5、未来からPC3も再び訪れ、未来を救うための戦いが始まる。
    • 力はあと一歩及ばず、未来を変える事には成功したが、それはPC2の犠牲を伴うものだった。
    • PC2を救うためのチャンス、最終決戦は20年後。
    • 現代編二つに分けて
    • PC3の両親をくっつけよう大作戦と
    • 結婚して子供が生まれた直後の決戦
    • 二部構成とか美味しいと思う
  3. 未来編 更に20年後 主人公48歳 LV9~10(経験値6500)
    • 全てに決着をつける時。
    • この時のために準備を進めてきたPC1とPC5。
    • PC4もその子供or孫がAASを受け継ぎPC1の部下として力になる。
    • PC3が過去から帰還し、PC2を救うための戦いが始まる。

ハンドアウト

  1. PC1:主人公 少年→青年→壮年 (PC2と男女逆可)
    • 種族:人間 職業パック:なんでも パワー種別:悪魔憑きorAASorハルモニア 所属:DUST
  2. PC2:主人公のパートナー 少女→青年→青年(「ごめんね…、でも今はこうするしかないのです。あなたは生きて。」(声:えすえす)で封印状態20年)(PC1と男女逆可)
    • 種族:人間 職業パック:なんでも パワー種別:悪魔憑きorAASorハルモニア 所属:なんでも
  3. PC3:時代を超えて未来から干渉、PC1とPC2の子供 
    • 種族:人間 職業パック:なんでも パワー種別:PC1&2次第 所属:フリー(なんでも)
  4. PC4:AAS乗り 過去:主人公を導くベテラン 現代:引退直前 未来:主人公に指導してもらっているその子供or孫
    • 種族:人間 職業パック:なんでも パワー種別:AAS 所属:DUST
  5. PC5:猫型(動物型)サイボーグ PC3と共に未来から過去へ渡る、歴史干渉のため過去にとどまる。
    • 種族:なんでも 職業パック:なんでも パワー種別:サイボーグ 所属:フリー(DUSTorアレスorVE)

PC、PL

  1. PC1 龍樹 すばる (ゆうさん)
    • ドラグーン/ドラグーン
    • 「女の子なのに龍って。……龍って。もうちょっと、可愛い寄生体とか無かったのかなぁ」
    • 外見:ポニーテール八重歯。気の強そうな顔立ち
  2. PC2 楯桐 恵多  (大海さん)
    • ヴァンブレイズ/ブリンガンダイン
    • 「俺だって戦える、守れる、守ってみせるんだ!」
    • 外見:線が細くなよっとした少年、たまにメガネをかけている。
  3. PC3 綴      (凪紗さん)
    • スクトゥム/ガントレット
    • 「たとえそれが世界の意思でも…最後まで抗う…!」
    • 「変えてみせる…この残酷な運命を――わたしが…ッ!」
    • 外見:身長162cm。背中までの真直ぐな黒髪。スレンダーな身体。色白。張り詰めた雰囲気。
  4. PC4 護堂 狼嗣  (KAI-FXさん)
    • 紫電弐式/紫電二式
    • 「隠れても無駄だ、お前たちには冥土の土産にこの鉛玉をくれてやる」
    • 外見:大柄でがっしりした体型、黒髪の短髪。
  5. PC5 サーベラス  (馬鈴薯さん)
    • フォボス/ディモス
    • 「キミはどうする? 回答の入力を!」
    • 外見:ジャーマンシェパード。

+ 設定

共通世界観

舞台となる都市

希園市

物語開始時点でのタイムライン

1993年 すばる、誕生
200X年 すばる、悪魔事件に遭遇。綴らしき人物に助けられると共に悪魔憑きとして覚醒。
2005年 11月11日 世界同時群発地震 “ザ・デイ” 悪魔事件の急増
2006年 春 対悪魔機関MONO新設 狼嗣を小隊指揮官にすばると恵多また他にもタケル、スミカが配属。
2007年 冬 DUST設立、対悪魔機関MONOも吸収される形でDUSTへと移行。
2010年 パラサイトブラッド世界開始時間
2021年 すばると恵多が結婚する。
2021年 12月25日 世界の終末 狼嗣と生き残った人々を率いてAshを組織。恵多死亡?
2022年 綴、誕生。すばるは生き残った人々を守るため、その身を大樹へと変える。
2039年 綴とサーベラス、歴史改変のため2006年へと旅立つ。それを見届け、狼嗣死亡?(第一話スタート地点)

世界の終末

何かが原因で世界中の命あるものが一斉に樹へと進化した。
抵抗力のある悪魔憑きや対悪魔能力中和装置の備えてある設備にいた僅かな人間のみが生き延びる。
また、悪魔憑きにしても度重なる力の行使は、進化を促し、度を過ぎれば生命の樹へと変化してしまった。
《超自然能力》「スーパーナチュラル」の影響と考えられるが、その範囲は2039年現在もなお地球全てを覆っている。

過去 2006年

主人公たちの所属する組織

対悪魔機関MONO(Mankind of Obsolete Natural Order)
ザ・デイ以降、急増する悪魔事件に対応するべく各企業体やセラフィム、自衛隊や警察などが予算や人員などを出し合い設立。
自衛隊や警察とコネクションはあるものの公的なバックアップはなく、国際的な繋がりも持たない国内限定の組織。
即応の為に急遽作られた自衛組織という面が強く、人員も寄せ集め。
公的な連携や組織体制、予算の確保、それに伴う法的整備などが目下の課題とされている。
すばる達はMONO 063小隊 通称ロザン小竜隊 に配属。

登場NPC

公式NPCの設定などを変更して登場予定。
希園NPC達の若かりし頃なども。

技術レベル

PCの使用するAASなどは試作実験機や先行配備などされたもの。
サイボーグの技術は研究をされているが現実に実用化されているものはまだ存在していない。

現代 2021年

主人公たちの所属する組織

DUST-未確認生物処理活動部隊(Disposure of Unidentified-beings Service Team)
詳細はルルブ参照。
いくつも存在する自衛組織の1つだった対悪魔機関MONOも国際的組織編成の動きの中DUSTへと統合。
すばる達もそのまま所属を移す。
すばる達は DUST希園地区 063小隊 に所属。

登場NPC

いつもの希園NPC達。ちょっと年をとってるかも。

技術レベル

やや時代が進んでいるかもしれないけれど現状のパラサイトブラッド世界とほぼ一致。

未来(改変前) 2039年

未来の情景

世界の終末から20年近くの歳月が過ぎた今、地上には文明は存在していない。
全ては森に飲み込まれ。地球上の遍くに広がっていたその痕跡は、わずかに欠片を残すのみとなっている。

当初は生き残っていた僅かな拠点どうし連絡を取り合い状況の打開を図っていたが、
相互に行き来することも難しい状況の中、徐々に連絡は途絶し、幾つもの拠点が森に飲み込まれていった。

生命は次なる進化への階段を上り、人類は静かに滅亡へと向かっていた。

主人公たちの所属する組織

Ash―反生命の樹(樹化現象)司令部(Anti Sephirothic tree Headquarters)
2021年の世界の終末を生き延びた人々を導き、狼嗣とすばるが組織。
組織や部隊というより、生き延びた人々の共同体という側面を強く持つ。
2039年現在すばるが大樹になることで守った希園タワーを拠点に活動している。
だが、人口は減少傾向。緩やかに滅亡へと向かっている。

登場NPC

未定。

技術レベル

一部の技術は進歩しているが、全体的には現代よりも退行している。

未来(改変後) 2039年

未来の情景

世界の終末により総人口の6割が失われる。
人類と生命の樹の戦争状態に突入。
18年の間に生命の樹はその勢力圏を徐々に拡大し、現在では地表の6割が樹海に覆われている。
一方人類は森林限界の高所や極地、またこの艦隊司令部があるような海上にその拠点を移しつつあった。

主人公たちの所属する組織

人類救済同盟 ASH-Alliance to Save the Human
DUSTを中心にセラフィムやディバインチルドレン、調停者会議、アレスにデビルズネスト。
悪魔憑きの存在を公表し、それまでの利害や対立の関係を捨てて一つとなった。

登場NPC

いろいろ

技術レベル

タケルの陽炎に残された謎のデータ、自爆したサーベラスのメモリーをサルベージされたデータ。
それらは解析によりOシステムと呼ばれるオーバーテクノロジーの発見に至り、技術革新が起こる。
現在そのシステムは機動戦艦や情報ネットワーク、AASやサイボーグなどの戦いを支える基幹技術となっている。
未解析のデータの中には、時間や世界構造に干渉するようなモノも存在すると考えられている。

物語のタイムライン

1993年 すばる、誕生
200X年 すばる、悪魔事件に遭遇。綴らしき人物に助けられると共に悪魔憑きとして覚醒。
2005年 11月11日 世界同時群発地震 “ザ・デイ” 悪魔事件の急増 ソウルブリンガーの出現。
2006年 春 対悪魔機関MONO新設 狼嗣を小隊指揮官にすばると恵多また他にもタケル、スミカが配属。(第一話スタート地点)
2006年 春 綴とサーベラスが時間跳躍により出現。063小隊と協力関係に。
2006年 春 063小隊《魂の運び手》「ソウルブリンガー」と初遭遇。スミカが取り込まれ行方不明になる。
2006年 夏 063小隊《魂の運び手》「ソウルブリンガー」と再び遭遇。ソウルブリンガーと綴、時間跳躍。
      タケルの寄生体が休眠、スミカが《捕縛貯蔵》状態に。
2007年 冬 対悪魔機関MONOは統合される形でDUST-未確認生物処理活動部隊へと移行。
      063小隊もそのまま籍を移すが、タケルは所属を離れる。
2010年 パラサイトブラッド世界開始時間
2021年 秋 063小隊、三度目の《魂の運び手》「ソウルブリンガー」との遭遇。
2021年 冬 12月25日 世界の終末事件 世界人口の6割が失われる。
2022年 秋 綴の誕生
2023年 春 人類救済同盟 ASH-Alliance to Save the Human 結成。
2024年 タケル、スミカ結婚。
2025年 狛次郎の誕生。サーベラスⅡ稼動。
2039年 春 綴、時間跳躍により2006年へ。
2039年 冬 綴の帰還。
2040年 1月1日 オペレーション・プレイアデス 発動。
2040年 オペレーション・プレイアデスの失敗、敗れた人類。
2050年 人類の決断、量子サーバーネットワークへの人類のデータ保存。
3000年 量子サーバーの守護者、人の眠る冥界の番をするモノ、サーベラスシステムが自我を持つに至る。
4000年 全てが滅んだ後に“ツヅリ”が出現。
4000~10000年 “ツヅリ”と“サーベラス”が出会い滅びた世界を巡る。
12000年 “サーベラス”の稼動限界。義体が底を尽きる。
     “ツヅリ”孤独となる恐怖から“ソウルブリンガー”を生み出す。
     “ソウルブリンガー”の発動を押さえ込もうとした“サーベラス”大破、この時データが時間軸の外へ流出、時の理から外れた存在サーベラス“O”が生まれる。
     “ソウルブリンガー”が過去へと時を越えると共に、“サーベラス”ある約束と共に機能停止。
     以後“ツヅリ”は独りとなる。
13000年 夢の中で恵多と“ツヅリ”接触
14000年付近 “MONO”を倒すため063小隊時間跳躍。←なう

樹化現象

ソウルブリンガーによるドレイン、
もしくは生命の樹のエネルギーを過剰に取り込むことをきっかけに発生。
生命力の強いものほど進行の速度、度合いが強まる。

第一段階:皮膚の硬化

皮膚組織が植物細胞に置き換わっていく。
動物組織には存在しない、細胞壁や葉緑素などが発生。

第二段階:発芽

身体を苗床とし芽が生える。
その際、植物の種類は千差万別。
素体の適正に左右されると思われるが因果関係は不明。

第三段階:樹化

芽が完全に育った形。ここまでくると通常の樹木と細胞レベルで判別が不可能に。

最終段階:神木化

樹化した個体の一部、特に生命力が強かったものが更に進化し、生命の樹となる。
この状態となると魔結晶やシードエフェクトを宿す。
更に歳月を経た個体は化身を生み出すことも可能に。

《魂の運び手》「ソウルブリンガー」

概要

意志を持つとされる強大な共生武装。
その意志が何を目的としているかは不明。
武装自身が宿主を選び、寄生し支配する。
斬った者、寄生した者の魂を取り込むことにより無限に成長する。
他にも様々な能力を秘める。
“世界の終末”の原因になったと言われている。
“MONO”に至った綴が作り出したとされる。

形状

禍々しく長大な深緑の両手剣。葉脈のような紋様が刻まれている。
また、武装起動することにより同様の光るラインが身体、外骨格に現れる。
同化させることにより、両手の甲に緑の水晶体が現れる。

データ 最終話時点

共生武装《魂の運び手》「ソウルブリンガー」 肉弾武器
LV1:《魂狩り》「ソウルテイカー」取得
LV2:肉弾攻撃威力+2d
LV3:肉弾攻撃威力+2d
LV4:肉弾攻撃威力+2d+5
LV5:《究極進化》「アルティメットシング」 取得
LV6:【行動値】+3 計算済み
LV7:肉弾攻撃威力+[武装LV9]
LV8:《貫きの宿り木》「ミストルティン」取得
LV9:メルド:《生体兵器》「バイオウェポン」

《魂狩り》ソウルテイカー
常時/なし/使用者/使用者/-
[判定不要]対象は肉弾攻撃によってダメージを与えた場合、
実際に減少させた【エナジー】と同じだけ【エナジー】を回復させる(上限無し)。
また、エナジードレインが成立した相手より、《特殊能力》を1つ恒久的に取得する。
更に、この武装の宿主となった者の《特殊能力》《ドミニオン能力》《シードエフェクト》を恒久的に取得する。

取得済み能力
SE:《異能喰らい》「イサーイーター」エナジー+100、命中+5
SE:《半無敵化》「シュープリーム」無属性無効
SE:《超常付与》「イサーエンチャント」能力付与
SE:《感染爆発》「パンデミックバースト」樹化現象がらみ
SE:《巨界蹂躙》「ヨツンヘイム」でっかくなる
SE:《黒の妖精界》「スヴァルトアールヴヘイム」 範囲任意無効化 半減で消失
支配:《暴食の舞い》「ヴォイドトランプル」広範囲エナジー吸収肉弾
支配:《色欲の邪眼》「ラストゲイズ」判定達成値-10
支配:《姦淫の宴》「ルナティックヘキサ」対象変更
支配:《怠惰の毒流》「イビルブレッシング」特殊攻撃 転倒、行動不能
支配:《傲慢なる覇気》「アンビシャス」半減
支配:《憂鬱なる鳴動》「グルームタイド」射撃ダメージ 状態異常
支配:《支配の旋律》「リターンライフ」異常復帰
《自我覚醒》「エゴ」、《幸運補正》「ラックエンハンス」、《回復液》「ヒーリングリキッド」
《生物擬態》「ミミック」、《体内時間加速》「インターナルアクセル」

取得済み共生体
ドミニオンクレイモア(ドミニオンクレイモア“赤髪の”シュウより)
フランベルジュ(“雷花の”花澤 純夏より)
グラディウス(“蒼炎の”中島 武より)
ファランクス(“神薙ぎの”神凪 疾風より)

歴代宿主
不明~2006年 春 ドミニオンクレイモア“赤髪の”シュウ
2006年 春~夏  フランベルジュ“雷花の”花澤 純夏
2004年・2021年 秋 ファランクス“神薙ぎの”神凪 疾風
2021年 冬 陽炎・グラディウス“蒼き陽炎の”中島 武


+ NPCリスト

“対悪魔機関MONO本部司令”城島 正巳(じょうじま まさみ)


《絵はルルブ参照》

「やれやれ、ドミニオンの連中もせめて一服する余裕ぐらいくれてもいいだろ」

名前:城島 正巳(じょうじま まさみ)
72歳/男 公式NPC
悪魔寄生体不明
30代後半くらいの整った顔立ちの男に見えるが、愚痴っぽく年寄りくさい口調が年齢を感じさせる。
2006年現在、対悪魔機関MONOの本部司令。
新しい組織の立ち上げにも尽力をしているらしく多忙。
ものぐさに見えるが根回しの達人。
希園支部に関しては周防と護堂に一任。
登場時代:過去

“062小隊、小隊長”→“希園支部司令”周防 嘉久(すおう よしひさ)





「お前達の後ろには、常にこの都市がある事を忘れるな…」

名前:周防 嘉久(すおう よしひさ)
38歳→53歳/男 ぱらブラ!NPC
過去編
対悪魔機関MONO、希園支部、062小隊、小隊長。
この時代ではまだ現場に立ち紫電弐式先行配備型に搭乗。
護堂と同期。

現代編
DUST希園支部、司令。
同期の出世頭。
一人称は公式には私、気安い仲だと俺。

登場時代:過去、現代

“蒼炎の”→“蒼き陽炎の”中島 武(なかじま たける)


《絵はなし》

「へぇ、お前らが新入りか、まぁ足ひっぱんなよ」

名前:中島 武(なかじま たける)
14歳/男 オリジナル
対悪魔機関MONO 希園支部 063小隊所属 A分隊 フォワード
悪魔寄生体:グラディウス上ルート
悪魔的特長:右目が銀色
プライドが高い熱血系。PC達にライバル心を燃やす。
されどヒーロースタンスは同じ境遇のものを守るため、実はクレバーヒーロー。
スミカとは幼馴染。恋人かと聞かれると顔を真っ赤にして否定する。
だが、実は付き合っていたらしい。告白したのはタケル。
本来のタイムラインでは《魂の運び手》「ソウルブリンガー」に寄生されたのはタケルだった。
恵多がガーディアンヒーローで守ったことによって一命を取り留める。
その後、エンシェントオーシャン深部研究所において
ソウルブリンガーにドレインされ、悪魔寄生体は休眠状態に。
063小隊の所属がMONOからDUSTへ移る際、小隊を離れる。

小隊離れて以後の経歴
14歳 MONO063小隊所属 共生体が休眠
15歳 DUST設立 セラフィム系列研究施設へと戻りスミカを目覚めさせる方法を探す
18歳 セラフィムを離れヴァーミンイーターに就職。AASの整備などを担当。
20歳 所属していた中隊が全滅。整備兵ながら一人生き残る。
20歳 その事件をきっかけにAASドライバーに。以後、元悪魔憑きのAAS実験部隊に配属。
28歳 外国の紛争地帯を転々と。2~3ヶ月に一度帰国。

ドライバーが皆殺しにされて整備担当のタケルが出撃、戦闘経験を活かして全敵撃破みたいな伝説。
パーソナルカラーはブルー。悪魔憑きの能力との融和を目指した試験型の陽炎に搭乗。
“蒼き死神”とも呼ばれる。謎の“システム”を搭載しているという噂。

未来編においては
063小隊A分隊の隊長。
また《方舟》「アーク」艦長、護堂 狼嗣の懐刀。
世界の終末の一端を担ったものとしてその贖罪に生きる。
そんな罪の意識と、すばると恵多に遠慮してスミカとの結婚はかなり遅れた。
グラディウスは今だ休眠しており、Oシステムによって作られた特殊な陽炎に搭乗する時のみ覚醒する。
悪魔憑きとしての再生力や老化遅延などは失われており、外見は歳相応。

影の主人公

登場時代:過去、現代、未来

“雷花の”花澤 純夏(はなざわ すみか)→中島 純夏(なかじま すみか)





「だ、だめだよタケルくん、そんな言い方~。ごめんね、えとよろしくね」

名前:中島 純夏(はなざわ すみか)
14歳/女(→ソウルブリンガーにより肉体年齢20歳に)オリジナル
対悪魔機関MONO 希園支部 063小隊所属 A分隊 バックス
悪魔寄生体:フランベルジュ下ルート
悪魔的特長:髪の色が鮮やかな金髪
おっとりおろおろふんわり系GMの良心が詰まった様ないい娘。
悪魔憑きの特徴として髪の毛が金に染まってしまったのがコンプレックス。
ヒーロースタンスは家族や恋人を守るため、ガーディアンヒーロー。
タケルとは幼馴染。恋人かと聞かれるとふんわりとはぐらかされる。
だが、実は付き合っていたらしい。告白したのはタケル。そう持っていったのはスミカ。
《魂の運び手》「ソウルブリンガー」に寄生され宿主となる。その後行方不明に。
エンシェントオーシャン深部研究所にてソウルブリンガーから解放される。
063小隊の尽力により、樹化することは免れたが、
《捕縛貯蔵》「アイソレーション」と同様の状態で眠りにつく。
聖恵総合病院G棟に収容されている。

未来編においては
アキホの手によって眠りから目覚めた後、タケルを止める。
ようやくの事でタケルと結ばれ一児の母となる。
外見は20代半ば。タケルと並ぶと犯罪的とは息子の弁。
だが、当の二人は全く気にしておらず、おしどり夫婦。
ソウルブリンガー寄生の影響で生命の樹に近しい存在となっている。
未来視、改変された歴史の認識、ソウルブリンガーから流れ込んだ知識と実はいろいろ知ってる。

始まりの時間軸で世界を滅ぼした人。タケルよりも上手にやった。実はその記憶も所持。

登場時代:過去、現代、未来

“光癒の”柊 秋穂 (ひいらぎ あきほ)


《絵はなし》

「楯桐教官~また会えて嬉しいですぅ~♪」

名前:柊 秋穂 (ひいらぎ あきほ)
19歳?/女 オリジナル
DUST希園支部 063小隊 新人隊員
悪魔寄生体:モリオン上ルートLV5(DUST資料によると)
悪魔的特徴:両目が黒以外の色彩である/深緑
恵多が後進育成のため一時期教官をしていた時に指導した。
長い髪をツーサイドアップにまとめている。
ヒーロースタンスはクレバーヒーロー。
きっとその天然は計算。
いろんな意味でGMからの刺客。
実はAカップで詰め物で大きく見せている。
実は生命の樹の化身。
実は恵多の妹。(生命の樹的に)
実はすばるの義理の妹(未来的に)
実は綴の叔母さん(親族的に)(言うと怒る)
実は甘えん坊。
未来を知るが故にすばるの覚悟を試すが、
それを認めて以後は最大の味方となる。
癒しの技能に特化した生命の樹。
守りの技能に特化した恵多と対を成す。
その《超思念の波動》「イサーシュトローム」は樹化の進行ですら押さえ込む。

未来編においては
063小隊、ひいてはASHに所属する数少ない生命の樹としてその知識を貸す。
外見は全く変わっていない。
性格は猫を被る必要もなくなったので地を出している。

物語中、2番目の事情通。

登場時代:現代、未来

“りんご好きな”朔(さく)


《そのうち整備》

「もきゅ。うンまぁ~い。これはも~~! こんなの…逆らえない…ッ! がぶがぶ!」

名前:朔(さく)
25歳/メス ぱらブラ!NPC
悪魔寄生体:???
職業:野良・小型の鳥類
所属:リベルタ
まるまるした小コウモリです。優柔不断が玉に瑕ですが、動物たちの危機には必ず立ち上がる、情に厚い動物です。
果物を好物としており、林檎などを手土産に持っていけば二つ返事で頷いてしまう単純な性格の持ち主です。
AG卓では一人称はボク。口癖は「よ~」「ね~」
リベルタならではな様々なコネクションを持ち、生命の樹とも親交があったり。

登場時代:現代

“神薙ぎの”神凪 疾風(かみなぎ はやて)


《絵はなし》

「龍樹すばるだな?・・・・ここで死んでもらう」

名前:神凪 疾風(かみなぎ はやて)
23歳/男 オリジナル
所属不明
悪魔寄生体:ファランクス
綴達の時代より、更なる未来から歴史を改変する為に来た刺客。
2004年にて龍樹すばるの殺害を目論むが、綴とソウルブリンガーに阻まれる。
その後、ソウルブリンガーの宿主となる。
ソウルブリンガーと切り離された後は、アキホによって樹化する所、命を救われる。
現在はスミカ同様、眠りについている。

未来編においては
アキホによって治癒、紆余曲折の末063小隊A分隊の一員となる。
その姿は大きく変わっていないが、落ち着いた雰囲気の青年。
ソウルブリンガーに寄生されていた影響で生命の樹に近しい存在になっている。

生まれは2027年。

登場時代:現代、未来

“悪魔神官”虚無斎(こむさい)


《そのうち整備》

「この世には神も仏も居らん…だからこそ、弔ってやろう。俺の全身全霊をかけて」

名前:虚無斎(こむさい)
70歳/男 ぱらブラ!NPC
悪魔寄生体:???
職業:宗教家
所属:ヴァーミン・イーター
強力な力を有した悪魔憑きであり、悪魔神官と恐れられた傭兵です。現在は、悪魔事件が頻発する〈ヴァーミン・イーター〉希園支部長として支部の統括を行っています。
頭髪を剃毛した巨漢の僧侶で、数珠やロザリオ・榊などを常に持ち歩いており、世界に残存する全ての聖典を諳んじることが出来ると豪語するほどです。
〈DUST〉希園支部の周防嘉久とは浅からぬ因縁を持っており、同時に互いの手腕や能力を高く評価しあっています。
AG卓では何故か朔とセットで出る事が多い。口癖は「うむ。」
きっと覚醒者。

登場時代:現代、未来

“忠義の熊”ベルンハルト・クラテンシュタイン(べるんはると・くらてんしゅたいん)


《なし》

「・・・武運を祈る」

名前:ベルンハルト・クラテンシュタイン(べるんはると・くらてんしゅたいん)
90歳/男 オリジナル
『十人の騎士団』の1人
悪魔寄生体:ヴォージェ
悪魔的特長:体格が大きく筋肉質
テン・オーダーに所属する査察官。
希園支部滞在中に発生したソウルブリンガー盗難事件に対して介入する。
質実剛健。話せば分かる人。
インペリアルクロスの最前線に立つ。得意技はパリィ。

未来編においては
世界の終末時、希園にいたため063小隊と共闘。
その後、十人の騎士団の人脈などを活かし、ASH結成に一役買う。
重要なポジションへの誘いもあったが、高齢を理由に辞退。
最前線である《方舟》「アーク」に乗る。

登場時代:現代、未来


+ 特別ルール

追加経験値

時代によって配布予定。キャラ作成時に経験魔結晶で1000点。
現代ステージ突入時に経験魔結晶で総量が3500になる程度。
未来ステージ突入時に経験魔結晶で総量が6500になる程度。
使用上限6500の理由としては、現行ルールのサイボーグに合わせたのと、
取捨選択の条件が厳しい方がビルドに個性が出るんじゃないかというGMの好み。
また、同時代に複数回セッションを行う場合、相談してレベルが上がる程度配布など。

職業パック

それぞれの時代によって職業パックが変化するのは可能とする。
長い年月が流れているのでその変化の演出のため。

スタート時の所持金

キャラクター作成後に3回分の収入ロールを振る。
データ的なアンバランスの解消と、それぞれの経済力による差をスタート時点から演出するため。
キャラクターシート作成後、GMのいるチャンネルで収入のダイスを振ってくれれば事前に買い物可能。

23:30 (oumi) 3d*10000 三回分の収入
23:30 (Nagisa) [DICE] oumi > 3D6[1,1,1]3*10000 = 30000 三回分の収入

00:09 (Nagisa) 6d6*10000 円。3回分。
00:09 (RON_AG) [DICE] Nagisa > 6D6[6,6,2,5,3,5]27*10000 = 270000 円。3回分。

13:13 (yu-u) あ、そだ。忘れないうちに所持金3回分振っておきます
13:13 (RON_AG) は~い
13:13 (RON_AG) 2d
13:13 (yu-u) [DICE] RON_AG > 2D6[1,2]3 = 3
13:13 (yu-u) 3d6*10000 円のお年玉
13:13 (yu-u) [DICE] yu-u > 3D6[2,5,1]8*10000 = 80000 円のお年玉
13:14 (RON_AG) 確認だわっさ

23:12 (KAI-FX_) あえてこれで 2d6*10000**3 でるかな?
23:12 (RON_AG) [DICE] KAI-FX_ > あえてこれで 1回目:2D6[6,6]12*10000 = 120000(6ゾロ) 2回目:2D6[4,5]9*10000 = 90000 3回目:2D6[1,3]4*10000 = 40000 でるかな?
23:12 (RON_AG) [DICE:Addition] KAI-FX_ > Total: 1回目 = 120000(6ゾロ) 2回目 = 90000 3回目 = 40000
23:12 (KAI-FX_) しめて25万

オリジナルアイテム

試作型特殊トリモチ弾 (第二話より)
[射撃武器]あるいは[パワー:AAS・サイボーグ]の兵装によって[対象:1体]の射撃攻撃を行う際、
[タイミング:瞬間(射撃命中判定時)]に使用することによって、
ダメージを与えた対象に、次のターン終了まで行動値-3、回避判定-3の効果を付与する。
また、パワー未取得者に使用した場合、60ターンの間移動を封じる事が可能。
この試作型特殊トリモチ弾は特殊装備パックの選択で入手できる。

試作型対ソウルテイカー封印装置バージョンアップキット(第二話より)
封印装置に対《魂狩り》「ソウルテイカー」能力を付与する。
《魂狩り》「ソウルテイカー」でエナジードレインされスキルドレインが発動した際に、
精神判定「20」に成功する事によってスキルドレインを無効化できる。

改良型特殊トリモチ弾 (第三話より)
[射撃武器]あるいは[パワー:AAS・サイボーグ]の兵装によって[対象:1体]の射撃攻撃を行う際、
[タイミング:瞬間(射撃命中判定時)]に使用することによって、
ダメージを与えた対象に、次のターン終了まで行動値-3、全ての判定-3の効果を付与する。
また、戦闘外に使用した場合、180ターンの間移動を封じる事が可能。
このアイテムは、[タイミング:射撃命中判定時]を消費しない。
試作型に比べ取り扱い性が向上。他の特殊弾頭との同時使用が可能になる。
また、対刃性、難燃性を兼ね備え、高速で硬化する。
改良型特殊トリモチ弾は特殊装備パックの選択で入手できる
ラスボスにも通用する人類の叡智。


+ "気になるネタ、伏線?"
PLの皆が気になったネタ、これって伏線じゃね?と思ったモノをつらつらと自由編集してな。
  • 第一話冒頭、綴とサーベラスが時間移動をした時の演出と同第一話ラスト、純夏が消えた時の演出が同じ。
  • 第三話冒頭のファランクスの青年がどうしてすばるを狙ったか。
  • 第一話、第二話ともに最後に出てきた????がいる所の描写
 空には満天の星空が広がっている(第一話)。数え切れないほどの星々が輝く空の下(第二話)
 たまたまかもしれないがどちらも月について触れられていない。


+ リンク
  1. キャラクターシート
  2. ログ


+ 第一話予告&イントロ
限りなく蒼い空。緑に覆われた大地。
穏やかに滅んでいく未来を変えるため、
彼女は相棒と共に過去へと飛ぶ事を決意する。
師から託された手記、過去への道標。

ザ・デイ、その日以来急増する悪魔事件。
それに対抗する組織の確立は急務とされていた。
新造された組織、対悪魔機関MONO。
引き抜かれてきた指揮官、
着任したのは訓練を終えたばかりの少女と少年。
希望に満ちた眼差し、未来への期待。

彼らの道が交差する時、物語は走り始める。

キャンペーン 時を駆けるモノ
    第一話 『お久しぶりな初めまして』

 「ほら、一緒に頑張ろう?」
           「これが…過去の世界…?」
「これより、状況開始だ」
    「ワタシの名はサーベラス。 運命を破壊するために来た」
  「どこかで会った、ような……?」

―――突き抜けるように蒼い空
大樹は空に穿たれた楔の如く天を目指す。
きっかけは、何だったのだろう。
1つの何かから始まったこの出来事は、
10を巻き込み、100に膨れ上がり、
それ自体が意志を持つかのように全てを飲み込んでいった。
全てが滅んだ情景を見下ろしながら、わたしは思わずにはいられない。
……きっかけは何だったのだろう、と。
『読まれることのない手記』作者不詳より―――


+ 第二話予告&イントロ
063小隊の前に現れた共生武装
《魂の運び手》「ソウルブリンガー」
それは小隊からスミカを奪い、閃光と共に姿を消した。
その場に大樹と大きな傷跡を残して

流れる時が歩みを止める事は無い
それは全ての傷を癒すのか―――
季節は巡り、夏がやってくる。
陽光さす輝かしい季節
つかの間の休息、夏色の波。

だが、深く暗き水底にて
彼らは再び対峙する。
揺ぎ無き覚悟、護るという誓い。

走り始めた物語は加速する。

キャンペーン 時を駆けるモノ
    第二話 『日光と適度な水分、それから愛情を少々』

 「俺は守れるんだろうか……」
        「今度こそ未来を…運命を変える力を貸して──母さん…」
「スミカ……。タケルのためにも、早く見つけてやらなきゃ」
      「ソウルブリンガーとか言ったか・・・ この落とし前はつけさせてもらうぞ」
   「花澤純夏を救う方法はある。だが確実ではない」

―――小さな小さな花だった。
芽吹いたそれを大切に育てた。
土を変え、水をやり、丁寧に育てた。
ようやく小さな蕾から花が咲いた。
風が吹いたら飛ばされてしまいそうな
小さな小さな花だった―――
―『枯れない花』より―


+ 第三話予告&イントロ
綴と共に時間を越えたソウルブリンガー
MONOからDUSTへ
純夏は永き眠りにつき、武はその傍にいる道を選んだ。
そして、時は流れる――――

DUSTの最前線を戦い続けた063小隊
すばると恵多は悪魔憑きとして経験を重ね
狼嗣はそんな二人を見守り続けていた
新たな出会い、幾つもの死線。

始まりは何処に在るのか?
終わりは何処に在ったのか?
答えの出ない謎、迫る終末の時。

―――2021年10月
それは綴とサーベラスの知る歴史で世界の終末と呼ばれる事件が起こる2ヶ月ほど前

長き時を超えて役者が舞台に集う時
眠っていた物語は再び動き出す。

キャンペーン 時を駆けるモノ
    第三話 『今度の終末はピクニックへ』

                   「私もわたしもワタシであることに変わりはない」
 「ここは何処だ…僕は一体どうして………『僕』…?」
          「おとなしく隠居してる暇は・・・ あるわきゃねえわなやっぱり」
「久しぶりに実家に帰ったら、これみよがしに机の上にゼ○シィが置いてあった。しにたい。
                                …………ね、年齢的にはまだまだ大丈夫、よね……」
       「えと……あれ、これいつ書いたんだっけ……我ながら謎だ」

―――始まりは何処だ?
終わりの場所に。
―――終わりは何処だ?
始まりと共にある。
―――じゃあ、ここは何処なんだ?
永遠の途中。
―『マイナス・ゼロ~尾を食らう蛇~』より―


+ 第四話予告&イントロ
2021年にて再び集った063小隊。
再会を懐かしむ彼女たちだったが、
時を越え、三度ソウルブリンガーとの遭遇。
17年前の真実。未来からの刺客。

063小隊はソウルブリンガーの確保に成功したが、
日記の記述は終末を暗示したまま・・・・
懐かしい青年の訪れと共に終末の時を巡る戦いは始まる。
それはきっと誰にとっても過酷な運命。
“システム”の誤算、動き出すもう一つの“システム”。

―――2021年12月24日
深々と降り積もる雪は、永き冬の時代の訪れを告げる。
信じるという事。再会の約束。

そして―――
物語は約束の時を迎える。

キャンペーン 時を駆けるモノ
    第四話『ロング・ロング・グッドバイ』

 「どうすればいいって、答えは決まってるんだよな……」
                           「時は来た」
「最後のその瞬間まで──絶対に諦めない!」
             「ただの人間に何ができるか── そんなのは決まってる。出来ることをする、それだけだ」
     「恵多の正体が何だとしても、私の……私の大事な、幼馴染ってことには変わりない」

去り行くことは少し死ぬこと
愛するものに別れを告げること
少しの自分自身を、後に残して
あらゆる時間、あらゆる場所に
―『さよならのロンデル』エドモン・アロクールより―


+ 第五話予告&イントロ
世界の終末。
その時、世界は光に包まれた。
人類の時代の終わり。
その日より生命の樹は人類の天敵となる。

2039年―――18年後
あらゆるモノを飲み込む森。
地表の6割が樹海に覆われ、
他の生物は残ったか細い土地へと追いやられていた。
沈み行く太陽、緩やかな絶望。

人類救済同盟 ASH-Alliance to Save the Human
人は一つの旗の下、全ての力を終結する。
約束された滅びの運命の中で、
それでも人類は戦い続けていた。
オーバーテクノロジー、遺された希望。

綴の帰還と共に、
全てのモノの運命を賭けた最後の戦いが始まる。

物語が終わりを告げても、人は生きる事を止めない。

キャンペーン 時を駆けるモノ
    第五話『初めましてなお久しぶり』

            「私の名はサーベラス。開発コードはAX-C003だ」
 「やぁ、皆さんごきげんよう」
                 「…ただいま」
  「運命を変えるのは難しい、が・・・ ある意味では容易であるとも言える」
       「おかえりなさい、綴」

アナタはそれを見つけたらどうするの?
願いが叶って、そしたらどうするの?
そうだな、まだ考えてないや
それなら、一緒に旅を続けようよ
こんどはどんなモノをさがすの?
だから、それをさがすんだよ
―『星の樹をさがして』楯桐恵多より―


+ 最終話予告&イントロ
全ての始まりは未来
1万2000年の長き時の果て
孤独な荒野から始まった物語。

それは、幾つモノ時代を巡り
出会いと別れを経て
絆を紡ぎ、辿り、もう一度辿り着いた。
始まりの場所へ。
最初の絶望、最後の希望

相克する二つのシステム
体現するモノは進化
異なるモノは在り方
二つの未来図を描くモノ
ユグドラシル、サーベラス

ついに決着の時

時を架ける物語は仲間達と共に綴られる

キャンペーン 時を駆けるモノ
      最終話『時を架ける者』

   「ワタシの名はサーベラス」
            「終わらせよう──新しく始めるそのために」
 「行こう、俺達の創る明日へ」
          「相手がなんだろうが、いつも通り一発ぶちかますだけさ」
    「行こう。私たちの未来のために、運命を変える……!」

―――「また、聞きたいのか?お前も好きだな」
「うん」私はうなずく。
彼は不思議なおじさんだった。バイクに乗って気まぐれにやってくる。
フラリとやってきたこのチャンスを逃すことは出来ない。
「仕方ないな、・・・そこ座れ」
「やった~」
何より、私はその物語がとても好きだったから。
「・・・これは、一人の少女とその仲間達が世界を救った愛と勇気のおとぎ話」
彼が息をためて語り始める。それはいつもの語りだし。
「誰も覚えていない、語られるはずのない物語」
私は、いつもそれにワクワクした。
「今、その物語を語ろう―――」―――
―『時を架ける者』作者不詳より―


コメント欄


  • こちらコメント欄、様々なアイデアやネタなど随時募集中~ -- RON_AG (2012-08-14 17:54:04)
  • また、チャンネル #RON_AG悪巧み にてPC達にどう悲鳴を上げてもらうかどうやって世界を滅ぼそうかを真剣に検討する同志を随時募集中。IRCにログインしている時はチャンネルは開いているのでレッツ悪巧みっ♪ -- RON_AG (2012-08-14 18:03:41)
  • スミカだけ絵があってずるくね? -- タケル (2012-08-30 17:52:37)
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もろもろzenさんのページを参考にさせてもらってるよ。サンクス





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最終更新:2012年12月12日 00:22