高町恭也と御神美由希による異命同魂の為の共通詠唱
途中までは判明している。
『――――此処に一対の小太刀を鍛う
右の妹、一銘を不破。其は万物を貫く無双の矛なり
左の姉、一銘を御神。其は万象を弾く無敵の盾なり
彼方の誓いを再び此処に。この名の許に剣を執り、その名の意味を体現す
其れは即ちあらゆる不幸の排撃。我ら闇来る災厄の天敵たらんとするもの
其れは即ちあらゆる幸福の守護。我ら光差す箱庭の守人たらんとするもの
慟哭を排撃せよ。原因を排撃せよ。不幸を排撃せよ。
笑顔を守護せよ。根源を守護せよ。幸福を守護せよ。
未然に排撃せよ。未来を守護せよ。全ては快き明日、そして尊き昨日のため。
例えこの魂、穢れ堕ちて斃れ伏そうと、暗き道程の導とならん――――
音に聞こえし天魔双龍――――』
⇒高町恭也【たかまち・きょうや】
⇒御神美由希【みかみ・みゆき】
最終更新:2007年07月11日 15:33