磯城英一郎の魂魄励起
本人が以前失語症だった為、詠唱は心の中で行われた
(無垢たる光を右手に燈そう
未知なる闇を左手に宿そう
幾多の希望をその脚で乗り越えて
幾多の屍をその足で蹴散らしていく
故に我が身体は穢れ汚れている。
だのに彼女は何も言わず。されど彼女は何も思わず。
我が身体を優しく抱きしめてくれた。
その温もりを忘れない。
その優しさを忘れない。
この薄汚れた老獪の夢を叶えてくれた少女の事を―――――
故に従おう―――――“全ては我が主のままに《マスターガード》”)
⇒磯城英一郎【しき・えいいちろう】
最終更新:2007年07月18日 18:23