6月6日の夜に偶然に現場に居合わせ、この突然の出来事に遭遇をした。ちなみに現場を通りかかった時間は午後11時40分前後ではなかったこと記憶している。そのときには既にビルの下におびただしい血痕のあとが残されており、警察が出動して規制線が張られていた。警察官にこの一件の経緯を訊ねてみたが、ビルから転落をしたとの情報だけで、原因は不明ということだった。
この夜にたまたまNET JOURNAL SHADOWとして何かネタがないものかと街中を散策していたところ、凄惨な現場との遭遇となった。既に救急搬送をされたあとで、路面一面には血痕が現場保存のために残されたままで、辺りは物々しさで騒然としていた。宮崎の繁華街でこのような凄惨なことが起こることは滅多ににないこともあり、周囲は野次馬で埋め尽くされており、そんな状況で聞き取りを開始してみたが、まだその時にはマスコミは現場に駆けつけていなかったため、これはスクープが取れると考え、落下をした時の情況をつぶさに収集を行ったところ、落下したのは30代くらいの女性で落ちた際には「う~~}といううめき声を発していて、顔面は血まみれだったということだった。
その時には、どこから落下をしたのかがハッキリとはしていなかったが、その後の報道からの発表によると、年齢は40代で宮崎市内に住んでいる女性ということが分った。ちなみに、その記事を転載しておきます。
UMK報道部
6月6日午後11時ごろに宮崎のニシタチの5階建てのビルの3階から宮崎市の40代の女性が落下をして、週末の土曜日ということで騒然となった。目撃をした方は「人混みの横にバンと落ちて、横にいた人は驚いたと思う」その後に病院に搬送後をされたが30分後に死亡したという発表で警察は事故と事件の両面で捜査を進めているという記事だ。一方ではMRTの報道部の発表もありましたので転載しておきます。
MRT報道部
宮崎市のビルから女性が転落して死亡
6月7日 11時38分
6日夜、宮崎市の繁華街にあるビルから女性が転落し、死亡しました。
6日夜11時ごろ、「宮崎市の繁華街にあるビルから女性が転落した」と通行人の男性から警察に通報がありました。警察の調べによりますと、転落したのは宮崎市に住む40代の女性で、5階建てビルの3階の階段踊り場から転落。頭などを強く打ち、病院に運ばれましたが、約30分後に死亡が確認されました。女性が転落したビルは、宮崎市の繁華街にあり、6日は週末の夜で人通りも多く、現場は一時騒然となりました。警察では、事件と事故の両面で調べを進めています。
UMKの報道部ともかぶっている内容もあるが、3階の階段の踊場からの転落だったということが明らかとされている。ちなみに、私が現場に辿り着いた時には、まだどこのマスコミも到着しておらず、その後しばらくしてから友人から知らせを受けて取材に来たというUMKの若い女性記者が現場にやってきた。私はその時「UMKさん来るのが遅すぎましたね!」と告げたあとで、私が情報収集をした内容を伝えた。その時に私としては、現場の情況からして3階から仮に飛び降りたと仮定をするならば、落下したところがビルからおよそ1m近く離れていたこともあり、故意に落下をしたと想定すればビルの真下に落ちるのが妥当だという疑問をもった。
それが何故か、落下をした場所が斜め前方に血痕が流れ出ていた。その時に周囲の人達の間から突き飛ばされたとか3階の階段の踊場の手すりに足をかけて上って飛び降りたなどといった囁きが耳に飛び込んできた。周囲を探したが、それらしい言葉を発した人物たちの姿を見つけることはできなかった。
何れにしても事故と事件の両面で警察の捜査本部が立ち上げられることになるだろうが、もし故意に3階の踊場から飛び降りようとしたなら、必ず目撃をした人物がいるはずだ。ちなみに、あの5階建ての雑居ビルは良く知っているが、踊場がある階段から手すりを乗り越えるには、胸くらいまでの策があるので、それをよじ登ったとしても助走をつけて飛ばないと、斜め前方の血痕の塊があるところまで飛ぶことは不可能に近い。
現場に取材で来ていたのは、UMKとMRT、朝日新聞社の3社だけだが、朝日が来たということは、おそらく全国ニュースとなることも考えれる。言うまでもないが1番早く現場で周囲に聞き込みを始めていたのはNET JOURNAL SHADOWだけだ。NET JOURNAL SHADOWとしては、マスコミほどの力量はないが、マスコミの裏を行く情報量では決して劣ってはいないと自負している。
両社の報道を比較してみると、UMKの報道の記事では3階の踊場から転落をしたことや、頭を強打して亡くなられたという具体的な詳細を欠いている。県警にはUMKの記者室が設けられているはずだが、その割には情報量がMRTと比較すると不足していると感じるのは私だけだろうか?その後、UMKのこの報道記事はNETから削除をされており、今では閲覧することができなくなっているが、MRTはまだNETで検索をすれば見ることができる。
今回のことが事件か事故なのか明確になるまでは、マスコミとして継続をして情報提供を県民に伝えていかなければならない義務がある。このようなことを言うと、亡くなられた女性のご家族への配慮に欠けるのではないかと思われてしまうかもしれませんが、真相が明らかにされていない現時点において、ネット上で流した記事をすぐに削除をしてしまうという行為は果たしてマスメディアとして正しいことなのだろうか?という疑問すらもってしまう。
亡くなられた女性のご冥福を心よりお祈りを致しますと共にご家族の皆様へ心よりお悔やみを申し上げます。
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2025-06-01 18:35:11 (Sun)
最終更新:2015年09月01日 21:11