天国のお子様ランチ
エピソードの概要
ディズニーランドのイーストサイドカフェで大人の夫婦が2名で来店し
お子様ランチを注文した.
キャストはオトナの注文なので、最初は断るが 理由を聞くと
亡くした子供のための注文をしたいということ。
驚いたキャストはお子様ランチ用意するとともに4人用のテーブルと お子様椅子を用意したという感動エピソード。
このエピソードはオリエンタルランド元取締役(堀 貞一郎顧問)も講演に利用しているほどだが
実際にディズニーランドであった話なのだろうか?
このエピソードがハッピーエンドで終わったから語り次がれてはいるが
現実的には大クレームに発展しかねない事象であることに違いない
ウソをウソと見抜けなければネットを利用するべきではなない
ネット
ネットを検索してみるとたくさんの例が見つかる。
文書によって細かい条件が異なる
子供の死亡条件が生まれる前であったり、1才前だったりする
また死亡原因も交通事故であったり、病気であったりする。
この話をの主役であるはずのキャストが男女どちらか定まってはない。
また話によっては全員がお子様ランチを食べた という話もある
いったいお子様ランチは誰が食べたのだろうか?
どこのお店か?
ワールドバザールのイーストサイドカフェと名指ししている文章もあるが、
イーストサイドではキャストによるテーブル案内が行われているので、途中でテーブルを変わるのは難しいと思われる
また、ほかのエピソードの中ではミッキーのショーをみられるお店、という記述がある
すべてに共通点を見つけると
テーブルサービスのお店であり
なおかつお子様ランチ(キッズセット(プレート))という子供メニューの提供店に絞られる
イーストサイドカフェ ポリネシアンテラスレストラン ブルーバイユー レストラン北斎 スモールワールドレストラン(閉店済み) センターストリートコーヒーハウスが挙げられる。
クリスタルパレスレストランとスモールワールドレストランはバフェテリアでの提供なので
キャストが注文をとりに来ない ポリネシアンレストランは着席時には注文が決まっている。
すると残りはレストラン北斎とイーストサイドカフェ センターストリートコーヒーハウスになるが、どちらもミッキーのショーは行われていない つまりすべてを満足する対象店が存在しないことになる
そもそもいつの話か?
ネットを遡ると2003年前後から増え始めるのがわかるが、そのそもネット環境が整い始めるのが2000年あたりで、これ以前ははダイヤルアップ環境で接続していた時代になってしまう。そのためサンプル数が減る。
現在のところ最古の確実なデータは97年のLINE(社内誌)にサンキューレターとして
紹介されており 栃木県のTJさんと紹介されている
もしこのLINE見たものであればすべて同じ文章でなければいけない。
なぜたくさんの亜流が生まれているのかが気になるところだ
ネットにある亜流
1)2chスレでは、2002年6月25日に スレ番号>137として投稿されている
最後のパレードの文章と文脈はこの2chスレのものと同じ
つまり中村はこのスレ137番をコピペしたものと思われる
2)中村自身のブログ(閉鎖済)で 2006年1月5日で引用しており、
この話がある他人のブログを引用し自分のブログに掲載していると記載されている
この部分は2010年4/24日の段階でなぜか消されてしまい今はみられない
考察
対象子供の死亡原因が 生まれる前に死ぬパターンと1歳で死ぬパターン 小学生で死ぬパターンが
見られる 小学生では乗用車に轢かれるものとトラックにぶつかるものがある。
また 注文を受けるキャストが 男性と女性のどちらもある。
さらに、ミッキーのショーが見られるレストランであることや予約が必要なレストランと明記されているものもある。 当時予約ができたのは ポリネシアンレストランとダイヤモンドホースシューの2店舗のみ ミッキーのショー という
記載からポリネシアンテラスレストランの可能性が高いのだが、話によっては ワールドバザールのイーストサイドカフェという記述もあるが、どこのお店でも途中で席を替わることは当時の店舗運営方法かられないため、
ディズニーランドであることが疑わしい。
さらにトラックバックをさかのぼると、この当時でも似た話があったというコメントがあることから
この人が初出ではない。
相違点:子供の年齢5歳
4)この話はいろいろなバリエーションになってアップされている 情報の一人歩き状態
これらを見ると 天国のお子様ランチと、娘のいないテーブルは もともとは1つの話であり、それを2つにしたものと推測される
相違点:お子様ランチは9歳以下 一才前に死亡
相違点:お子様ランチを大人が注文
<そのほかたくさん存在>
2004年4/23日号の週刊朝日で特集が組まれており、
この時点ですでに10年以上前のことでそれをディズニーランド風に
改変したものだと紹介されている、
この話は1997年12月15日発行の LINE(社内報)に掲載されています
表紙 ttp://www12.atpages.jp/rarede/cgi-bin/src/up0008.jpg
中身 ttp://www12.atpages.jp/rarede/cgi-bin/src/up0009.jpg
生まれてまもなく死ぬ 1周忌の記念 お子様ランチは8歳以下
また上記の LINE(社内報)の他に、15周年記念に配布された「GUEST LETTERS」の32ページに
(思いもよらぬ皆様の温かなおもてなしのおかげで、娘のためにも、とても良い供養ができたと思います)
の見出しで掲載されています。
ここまでの検証から、ネットなどでさかのぼることが出来るのは1997年の社内報 LINEが最古であり、
実際に、栃木県のイニシャルまであるので本当のことだと思われるのだが。
いくつか合点に行かない部分は残る。
6)決定的な一言が・・・
2chカキコ
551 :無名草子さん:2009/04/21(火) 08:37:57
>>547
お子様ランチの話、二十年くらい前に関西のラジオで(浜村淳だとオモ)聞いた覚えがあるわ。
でもそれはディズニーランドではなく、大阪のデパートのレストランで、夫婦がそれぞれ自分たちのメニューを
注文した後に、お子様ランチを一つと言う
話だったわ。
ということで、この話は1994年以上前から伝わる都市伝説の1つであり、
それをOLCが盲信し、キャスト用の士気高揚として
利用している可能性が高まった
***いまだにこの話を真実だと思っている人もいるらしい*******
ディズニーランド経営の秘密
記聞(気分)「お子様ランチと」とマニュアル違反
知人夫妻 4歳 乗用車にはねられる・・ってずいぶん悠長なんじゃね? 年数合わないんですけど・・・
漢方つぼ物語(81)太陽
ディズニーランドの感動
一度きりのお子様ランチ
0歳で死ぬ 女の子
CFG神戸
生まれる前に死ぬ
注文を受けたのは青年