free -sを使うより便利なソリューションは、watch コマンドを使った free の実行です。例えば、2 秒毎にメモリ使用状況を表示させるには(watch のデフォルトの間隔)次のコマンドを使います。

# watch free


システムパフォーマンスを簡潔に知るには vmstat を使う

# vmstat
procs                      memory      swap          io     system         cpu
r  b   swpd   free   buff  cache   si   so    bi    bo   in    cs us sy id wa
0  0   5276 315000 130744 380184    1    1     2    24   14    50  1  1 47  0

プロセス関連のフィールド
■ r — CPU へのアクセスを待っている実行可能なプロセスの数
■ b — 割り込みできないスリープ状態にあるプロセスの数

メモリ関連のフィールド
■swpd — 使用されている仮想メモリ量
■free — 空きメモリ量
■buff — バッファに使用されているメモリ量
■cache — ページキャッシュとして使用されているメモリ量

swap 関連のフィールド
■si — ディスクから swap インされたメモリ量
■so — ディスクに swap アウトされたメモリ量

I/O 関連のフィールド
■bi — ブロックデバイスに送られたブロック
■bo — ブロックデバイスから受け取ったブロック

システム関連のフィールド
■in — 毎秒の割り込み数
■cs — 毎秒のコンテキストスイッチ数

CPU 関連のフィールド
■us — CPU のユーザーレベルコード実行時間の割合
■sy — CPU のシステムレベルコード実行時間の割合
■id — CPU がアイドルだった時間の割合
■wa — I/O 待機



















最終更新:2008年06月24日 17:23