VMware ESXiの場合、ゲストコンソールを起動する場合は、vSpere Clientを起動した後にコンソールを開く必要があるが、VMware Server同様にショートカットを
作成しゲストのコンソールを直接立ち上げる事ができる。
コマンドは以下の通り
"C:\Program Files\VMware\Infrastructure\Virtual Infrastructure Client\4.1\vmware-vmrc.exe" -h ESXiのIP -u ユーザ名 -X "[Local_sda]developXP/developXP.vmx"
パラメータ
- X・・・全画面モードでコンソールを起動する。
- 下線部・・・ゲストOSのvmxファイルへのパス
- ※下線部の代わりにゲストOSのvmid(sshログインして「# vim-cmd vmsvc/getallvms」で取得可能)を指定してもOKですが、-pによるパスワード入力が無効になりIDとパスワード入力ダイアログが表示されます。
Linuxの場合でもvmare-vmrcを使ってリモート接続に成功しました。
テストした環境はVineLinux4.2
1.まずvmware serverにアクセスしてfirefoxのプラグインをインストール
2.以下のパスに「vmare-vmrc」があるかを確認
/home/ユーザID/.mozilla/firefox/535mmsub.default/extensions/VMwareVMRC@vmare.com/plugins/
- [535mmsub.default]は環境によって異なる場合があります。
3.起動してみる。
上記パスへ移動後
[root@vmplayer plugins]# ./vmware-vmrc -h 10.10.10.1 -M 176
-h 10.10.10.1 ・・・・ESXi Server
-M 176 ・・・・ゲストOSのvmid(sshログインして「# vim-cmd vmsvc/getallvms」で取得可能)
※vimidの変わりにゲストOSのvmxファイルへのパスを設定してもOK
とここでエラーが表示された。追記:Ubuntuの場合はエラーにはなりませんでした。
[root@vmplayer plugins]# ./vmware-vmrc -h 10.10.10.1 -M 176
NOT_REACHED /build/mts/release/bora-122581/bora/lib/unicode/unicodeSimpleTypes.c
以下のコマンドで実行
[root@vmplayer plugins]# LANG=C ./vmware-vmrc -h 10.10.10.1 -M 176
Connection画面が表示されたのでidとPasswordを入力するとゲストOSの画面が表示されます。
コマンドラインから直接画面を前画面表示させる場合は
[root@vmplayer plugins]# LANG=C ./vmware-vmrc -h 10.10.10.1 -M 176 -u ユーザID -p パスワード -X
でOKです。
ubuntuの場合は「LANG=C」は不要です。
vmware-vmrcコマンドまでパスが深いので使いやすくする為に・・・
[root@vmplayer vmware]# mkdir -p /usr/local/bin/vmware
[root@vmplayer vmware]# cp -fr /home/ユーザID/.mozilla/firefox/535mmsub.default/extensions/VMwareVMRC\@vmware.com/plugins/* /usr/local/bin/vmware
[root@vmplayer vmware]# ln -s vmware/vmware-vmrc /usr/local/bin/vmware-vmrc
これでコマンドラインからどこにいても「vmwar-vmrc」コマンドが利用できます。
vmware-vmrcコマンドを他のPCへの移植可能です。
/home/ユーザID/.mozilla/firefox/535mmsub.default/extensions/
VMwareVMRC@vmare.com/plugins/をtar.zipにして他のPCへコピー&展開することでコピー先のPCでも「vmware-vmrc」コマンドの利用が可能です。
以上
最終更新:2010年12月28日 09:03