「事典物語」とは、物語を事典の形で公開する、文学の一形式である。
ある物語の内容に特化した事典であると考えれば良いが、元となる公開済みの物語について解説するのではなく、事典を読むことによって元となる物語を把握してもらおうという点が異なる。
一般的な小説の場合、読者は綴られたページの順に沿って内容を読み、物語を把握していく。ある登場人物が、その物語の中でどのような変遷を辿るかということは、一般的な小説の場合、最後まで(あるいはその人物が舞台を去るまで)読み進めなければ分からない。
一方、事典物語の場合、読者は興味の有る項目を拾い読みすることによって物語を把握していく。ある登場人物に着目して、物語の中でどのような変遷を辿るかを早期に把握してしまうことが可能である。その後、その人物が関与した事件について読み進めるのか、あるいはその人物と関係が深い他の人物について読み進めるのかは、読者の自由である。
長編級の物語であっても、必要な部分を拾い読みするだけで、読者同士が内容について語り合うことが可能で、いわゆる「ネタバレ」の概念はほぼ無い。
何より「設定を考えるのが好き」という作者にとっては書き易い。
「
誰がため」は試作として製作しているため、項目ごとに、敢えて統一されない様々な形式で記述している。
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最終更新:2010年11月10日 18:17