GURPSと同様に特徴の設定を行ないます。但しCPは「特徴」だけで差し引き0CP以下になるようにし、CP合計がマイナスになったとしても、その分のCPを他の要素に使用できるわけではありません。
「CPがマイナスとなる特徴」によってマイナスとなるCPは-40までです。
PLとGMが合意の上であれば、合計が-41を下回る特徴の取り方をしても構いませんが、「CPがマイナスとなる特徴」のCPの合計は-40として扱います。
-40CPの制限とは別に、-1CPの「癖」を5つまで取得できます。
特徴は、合理的な範囲で「限定」することができます。
扱いはGURPS妖魔夜行の「使用回数制限」と「状況限定」に準じます。
特定の状況の時だけ表れる性格や、1日に1回だけ幸運に恵まれる、等が考えられます。
-10%:非戦闘時
-30%:戦闘時
-40%:騎士・貴族がその場に居る時のみ
-50%:調べものを始めると……,大きな仕事終えた後……
特徴及び癖は、合理的な設定とGMの許可が有れば、PCの成長の機会毎に変更することができます。
別に定める総計を超えて能力値を上昇させることができます。能力値1点につき5CP要。
一般技能は特徴とします。
取得に必要な経験点は次の通り。明記されていない技能を取得したい場合はGMと協議要。
1CP/Lv:PCの背景設定としての取得には意味が有るものの、ゲーム中での使用がほとんど見込まれないか、あるいは使用してもゲーム進行の手助けとなったり物質的な利益を得たりすることが見込まれない技能。(所持できない楽器の演奏者、使用機会の見込まれない分野のクラフトマンや工芸家、等)
2CP/Lv:ゲーム進行の手助けとなったり物質的な利益を得たりすることが少ないと見込まれるか、あるいはPLの演技の機会としての意味が大きい技能。(シンガー、ミュージシャン、バード――言語は習得できない、聖職者、農民、上流階級生活の経験者、冒険に関わらない分野のクラフトマン、工芸家の類、等)
5CP/Lv:ゲーム進行の手助けとなったり物質的な利益を得たりすることが見込まれるが、冒険者技能の能力に含まれる部分の大きい技能。(ヒーラー、ハンター、特定の分野に限定した学者、等)
10CP/Lv:ゲーム進行の手助けとなったり物質的な利益を得たりすることが見込まれ、かつ冒険者技能の能力に含まれない部分の大きい技能。(マーチャント、セイラー、画家、冒険に関わる分野のクラフトマン、等)
PCの容貌は特徴として扱い、CPと内容は次の通りとします。
特に取得していない場合は「平均的」な容姿となります。
異なる種族であっても、PCと成り得る種族同士の間では、異性は「異性」として扱います。それ以外の場合については、性差に限らず、容姿の反応に及ぼす影響はGMの判断によります。
最悪(-20CP):容姿による反応-4
醜悪(-10CP):容姿による反応-2
悪い(-5CP):同じ種族からの容姿による反応-1
魅力的(5CP):同じ種族からの容姿による反応+1
美しい(15CP):容姿による反応が、同性は+2、異性は+4。
最高(25CP):容姿による反応が、同性は+2、異性は+6。但し嫌われている同性からは-2。
(ここから身体的特徴)
僅かでも明かりがあれば、約1m以内はハッキリと、約2m以内はぼんやりと見えます。通常移動や手先の作業には支障は無く、近接戦闘の類は-2の修正で行えます。それ以上離れたものについては通常の視覚と変わりありません。
近視の場合、近接戦闘-2、遠距離戦闘-4。
遠視の場合、精密作業-2。
舞台となる世界では、眼鏡は一般的に存在しており、これらの特徴を持つPCは無条件で1つ所有していることができる。製造・販売を独占している職人組合があり、そこでしか製造できない。安価に提供されているが、紛失等すると再入手までには時間を要する。
戦闘においては、眼鏡のずれや落下の可能性、あるいは敵の眼鏡を狙うなどの行為については無視あるいは不可能とする。
10CPならば1、20CPならば2のダメージ減少値を体自体が持っています。魔法に対しても有効です。但し目のみが狙われた場合は対象外です。
自然に感染症にかかることがありません。腐った物を食べても大丈夫です(味や栄養価といった問題については別ですが)。傷口が化膿することもありません。
二日酔いの様に、摂取した物質の当然の作用とて生じる現象、あるいはガンや機能障害の様に体内の機能自体が低下・変化する病気等、そして魔法的なものが直接の原因である病気は、感染症ではないため対象外です。
判定に成功すると背後の出来事であっても見ることができます。戦闘においては側面攻撃のペナルティを無効化し、背面攻撃についても-2のペナルティに留まります。
目の位置等、容貌には何ら特別な所はありません。近視/遠視で眼鏡をかけていても、広視界は有効です。なぜか「見える」のです。但し、目隠しをされれば見えなくなる、暗い所では制限を受けるなど、視界の広さ以外は通常の視覚と同様に扱います。
魔法による生命力の回復の機会の度に、更に1点の回復を得ます。
自然回復の速度が倍になり、半日に1度回復の機会を得ます。
登攀、縄抜け等の判定に+1。
予想外の出来事に素早く対応できます。
不意打ちを受けることがない等。
逆手による修正を受けることがありません。
色の見分けが付かず、世界を白黒で認識しています。色を見分ける必要のある行動が不可能か、あるいはマイナスの修正がかかることがあります。
肉体的な拷問に対する抵抗-4。
1点でもダメージを受けたら叫び声を上げてしまう。
必ずしも臆病なわけではないので、体が傷付くことを覚悟で行動することに支障は無いが、既に苦痛を受けている状況下で更に苦痛を持続・増加させるような行動をとることは難しい。
戦闘では、ダメージを受けている状態であれば、とにかく早く終わらせようとする他、ダメージが0になるまで回復魔法を要求するのが妥当。
味と匂いが判りません。
精神的特徴
内気/軽(-5CP)
一部の判定に-1の修正。
知らない人――特に行動が積極的な人や魅力的な異性が居る場で落ち着かない。
悪声(-10CP)
声が非常に聞き取りにくい。声以外も用いて内容を伝える努力が必要になる。咄嗟の場合等は内容が一部伝わらない可能性がある。
お祭り好き(-10CP)
お祭り騒ぎが大好きで、祭りや賑わいがある所へは必ず顔を出す。そうした場が無ければ自分で作ろうとする。
音痴(-5CP)
音程を正確に「発する」ことができません。「聞く」ことに関しては支障がありません。音痴の自覚はあってもなくても構いません。歌あるいは楽器(打楽器以外)を扱う判定には-4の修正がかかる上、自動成功が発生しません。
性同一性障害(-10CP)【今回のPC作成では取得不可】
体と心の性別が一致せず、服装や言動等を『心の性別』に近付けようとします。あるいは、本来の性別と異なった性別を演ずる習慣があります(医学的には「性同一性障害」でない場合のある「オカマ」も、ゲーム処理上はこの特徴に含むということです)。このことに気付かれると反応に-2の修正がかかります。
かんしゃく(-10CP)
緊張状態や不愉快な状況になると、周囲の者を侮辱したり攻撃したり(必ずしも剣を抜くまでする必要は無く、小突いたり叩いたりする程度で良い)してしまう。
あくまで「我慢しきれないことがある」のであって、平素から乱暴な性格を演ずる必要は無い。
機械音痴(-10CP)
機械や機構の仕組みが分からず、使えない。
使えるのはクロスボウまで。クレイン・クインは使えない。
罠解除・設置は、レンジャー技能によるものまで可、シーフ技能固有のものは不可。
(例:機械音痴のシーフは、レンジャー技能によって設置された罠を、シーフ技能で解除することができる)
強迫観念(さまざま)
GMと協議の上、内容とCPを決める。基準としては、
恐怖症
恐怖の対象に曝されている間はあらゆる判定に-2、かつ逃れようとする。
基準としては、GURPSの軽度恐怖症に準ずる。
恐怖症の例
-5:柑橘類
狭量(-5)
特定の種族、特定の神の信奉者等といった範囲への狭量。不快感を言動で示せばよく、攻撃し続ける必要は無い。(暗黒教徒への狭量は一般的であるため除く)
グルメ(-10CP)
美味しい物を飲み食いする機会は逃さない。
計算力(5CP)
あまり複雑でない数学的な問題はすぐに解けるものとする。
PCが暗算する場面でPLが電卓等を使える。また、この特徴を持つPCのPLが計算を間違えていることに気付いた他のPL及びGMは助言することができる。誰も計算間違いに気が付かなかったことが後で判明した場合は、そのままゲームを続行する。
けちんぼ(-10CP)
できる限り金を使いたくない。使うとしても安く上げたい。
幸運(15CP)
サイコロを振って判定する際、3回振った内の最も良い結果を採用することができる。判定前に使用の宣言が必要。
使用後1時間経過するまでは再び使用することができない。GMは『時間感覚』の特徴を持っていないPCに対しては、前回の使用から1時間経過しているかどうかを、PCが時計を確認していない限り、教えない。能力を使用できない場合であってもGMはPLにサイコロを3回振らせ、3回の内最初の出目を採用した結果のみをプレイヤーに伝える。この場合は「使用できなかった」のであるから、時間経過がリセットされることはないが、その事もPLには伝えない。
プレイ時間ではなくゲーム内時間を問う点がGURPSと異なるので注意。
高慢(-5CP)
物事を自分の思う通りにしたくて仕方なく、他人の意見に同調することを嫌う。
誇大妄想(-10CP)
自分が超人であるとか、なにか大いなる使命に選ばれたものであるとか、いつか世界を征服すべき運命の人物だ等と信じ込んでいる。
但し、妄想の実現に向けた具体的な行動は起こす必要が無い。それをやられるとゲーム本編どころではなくなってしまうため。日常の言動で妄想ぶりを示せば充分。
若者や純真な者には受けが良いが、それ以外の者には敬遠される。
酒に弱い(-5CP)
酒に弱く、飲むことを避ける。
僅かでも飲んでしまうと3時間の間、あらゆる判定-2。
サディスト(-10CP)
肉体的にも精神的にも残酷な事が大好き。
あくまで痛め付ける事を好むのであって、命を奪うこととは関係が無い。むしろ、殺してしまうとそれ以上痛め付けることができなくなる状況ならば、殺害を避けるべきである。
時間感覚(10CP)
自身の感覚のみで、秒単位で現在の正確な時間を知ることができる。また、ある瞬間から経過した時間も正確に分かる。決めておいた時間に正確に目覚めることもできる。
時間音痴(-10CP)
時間が経過する感覚が分からない。
戦闘中、PLは魔法が発動してから何ターン経過したか等、時間経過に関わるメモを取ってはならないし、把握できないように演じること。
決まった時間に起きることなどはできない。
時間や日付の概念は理解できるので、他者に時間を測ってもらえさえすれば合理的な行動はできる。
自信過剰(-5CP)
自信に満ち、積極的かつ楽天的に判断をする。「深く考えない」わけではない(それではゲームに参加する面白さを削ぐため)。
嫉妬(-10CP)
自分より優れていそうな相手、満たされていそうな相手に強い嫉妬を感じ、反発する。
守銭奴(-5CP)
金銭を得たいという欲求がとても強い。
一旦懐に入った金を使うことには特別な抵抗は無い。
酒乱(-5CP)
酒を飲まずにいられない。但し、飲み過ぎてはならない状況を自覚できる場面であれば、行動に支障が出る程に飲む必要は無い。
最後に飲酒してから4時間以上経過している場合、何としても酒を飲みたくなる。
正直(-15CP)
嘘をつくことに強い抵抗を覚える。
真実を口にせずにせずに相手に誤解を与えること(沈黙による嘘)に抵抗は無い。
順法(-15CP)
法律、規則、約束等を守り、他人にも守らせようとする。
例え理不尽な法であっても従う。但し法を守りつつその改正を目指すことに抵抗は無い。
ある法を守ることが他の法を破ることになる場合、いずれを優先させるかは任意によって良い。
相手が明らかに順法意識を持っていないと知っていない限り、相手も『順法』であると考える。
なお、道徳や慣習のような明文化されない規範等とは関係が無い。
蛇足だが、嘘をつくこと自体は一般的には違法ではない。
全力疾走(-5CP)
常に全力で一気に行動する。危険の無い範囲で。戦闘の全力○○とは関係無い。
誓い
内容とCPについては個別にGMと協議すること。基準としては、
-5:機会が訪れる度に、それを守ることを宣言する程度の内容のもの。(絶対に○○を食べない)
-10:頻繁にPCの言動を左右するが、大きな不利益や危険に直接結び付くものではない内容のもの。(レディ・ファーストを徹底する、刃物は使わない、神聖魔法は使えないがプリーストと同等に振る舞う)
-15:その内容が頻繁にPCを大きな不利益や危険に導くと思われるもの。(援助の要請は断らない、危険な宿敵を追い続ける、海賊王に俺はなる)
誓いの例
-10:受けた恩は返そうとする
動植物共感(0CP)
動植物を愛護し、また、動物に好かれる。(利点)
食料とする等の合理的な理由無くして動物を殺傷することはできない。(制限)
利点と制限が併存するため0CP。
目の前で虐待されている等の場合でない限り、自ら探してまで動物を守る必要は無い。
熱狂(-10CP)
-5CP:常に対象のことを優先し、規則などを遵守する。敬虔な信者の代表例。
-10CP:頭の中は対象のことしかなく、誰にでも規則などを遵守させようと努力する。周りは普通ひく。
美声(5CP)
声が美しく、また聞き取り易い。
声の美しさや明瞭さが関わる判定に+1。(魔法は全て対象外)
平和愛好
-5CP:非殺
-10CP:専守防衛
方向音痴(-10CP)
方向が分からない。地図は作れない。必ず迷子になるので1人で歩かせてはいけない。
方向感覚(10CP)
いつでも北を指し示すことができ、過去1ヶ月以内に通った道は正確に覚えている。
地図を作製する判定に大きくプラスの修正。通常の場所では自動失敗しない限り成功するレベル。
朴訥(-15CP)
相手の話を鵜呑みにし易い。
明らかにおかしい場合や、他者が助言した場合は判定を行う。
マゾヒスト(-5CP)
このマゾが……
魔法披露(-10CP)
自分が魔法を使いたくて仕方ない。機会の有る限り自分が使おうとしたり、問題を魔法で解決したがる。全く利点の無い状況で精神点を浪費する必要までは無いが、寝る前はショータイムかも。
ユーモア感覚の欠如(-5CP)
冗談を理解できず、自身も言わない。
冷徹(-5CP)
合理性と効率で物事を考え、それを口に出す。
名誉重視は、誓いや義務感を組み合わせれば良いと考える。
妄想
内容とCPについては個別にGMと協議すること。基準としては、
-5:日常の中での言動に影響がある程度で、他者が放っておいてくれる程度のもの。(リスは神からの使者、秘密結社が自分を見張っている、自分の出自は○○だ、自分は絶対正義、自分は絶対的な方向感覚と記憶力が有る、古代語魔法は神の奇跡)
-10:PCに多少の不利益が発声するおそれがあり、場合によっては他者も不快感や敵対心を示すおそれがあるもの。(自分以外の女性は全て男性の機能も備えている、自分はシーフギルドに狙われている、政治や信仰に関わる妄想等)
妄想の例
(妄想ではなく癖):昔ネコは人と話せた
-10:神は存在しない、神聖魔法は古代語魔術の一環
義務感
内容とCPについては個別にGMと協議すること。
なお、PCが互いに義務感を抱くことはゲームの大前提とする。
基準としては、
-5:1~3人程度に対する義務感(恋人、家族、憧れる人物)
-10:数人程度の対象への義務感(NPCまで含めた仲間や友人への義務感、特定の場所に集う人達への義務感、特定の動植物)
-15:かなり多くの対象に対する義務感(同国人、スラム街の人々、ファリス信者)
-20:相当に広範囲の対象への義務感(男性、ドワーフ、未成年、、光の神々の信徒、自然そのもの)
義務感の例
-10:猫
-15:幼児
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最終更新:2011年08月14日 11:35