雨崎千羽矢
こうして死を前にすると、あたりまえのはずのことが奇妙に見えてくるんだよね。
男だとか女だとか、兄だとか妹だとか本当は、けっこうどうでもいいことなのかもね。
おーい、そこで監視してる奴!あたしは世界で一番幸せなバケモノだ!そう伝えといてねー!!
ジオット・セヴェルス
どこの国もそうなんだがサンタクロースを信じている連中が多すぎて困るよ。
いい子にしていたら親切なおじさんがプレゼントを持ってきてくれる?
まじめに生きているだけで、いつか幸せになれるのかい?
甲子園に絶対行くって言い続けていたら、本当に行けるのかね?
そんなわけがないだろう。
目標があるんだったら、その方向に向けて努力しなきゃ、1センチだって達成に近づいたりはしない。
いい子にしたって、誰もおもちゃを靴下に入れてはくれないのさ。
ホンフー
騎士道だの武士道だの勝手に決めて要するに限定条件で戦えってのはただの甘えじゃないの。
命の取り合いは生き残れば良し、何でもありが当然でしょ?
ハイバラ:
…そういう発想をする者をこの国では卑怯者と呼ぶ
アルバム
子供は、死を理解していない。人間が死ぬということは知っていてもそれがどういうことかわかっていない。
なんとなく自分も周りの人たちもいつまでも生きていると思っている。
そんな子供たちも、親しい人を失っていくうちに、理解していくことになる。
永遠などなかったのだ、ということを。
サムライは、失敗を恥じて腹を切る。
それはいさぎよい行為とされてきたが本当は恥をかかえて生きられない「弱さ」なのではないだろうか。
そもそも、失敗をしない者はいない。
だとすると、失敗をした後でもちゃんと立ち直れる人間こそが本当に強い人間なのだろう。
「タマゴが先かニワトリが先か」という議論はニワトリというものを厳密に定義すれば答えが出るかもしれない。
問題はそんなことに意味があるのかどうかということだ。
最終更新:2018年07月07日 01:38