ポケモンカードゲームとはシンプルで奥深いトレーディングカードゲームです
ここはそのポケモンカードゲームの遊び方を説明しています
以下、ポケモンカードゲーム公式HPからの引用です
B-00 ゲームとプレイルール
○ ポケモンカードゲームは、2人で対戦するゲームです。
o 先に相手の場に出ているポケモンをすべて「きぜつ」させるか、先に相手のポケモンを6匹(30枚ハーフデッキなら3匹) 「きぜつ」させて自分のサイドをすべてとったプレイヤーが勝ちとなるゲームです。
○ プレイルールは、ポケモンカードゲームのすべてのプレイヤーがいつでも楽しく公平に遊ぶための基準となるルールです。
○ 対戦する2人が納得できるのなら、このルールにこだわらず、自分たちがいちばん楽しいと感じるやりかたで遊んでもかまいません。
B-01 プレイのながれ
○ 2人のプレイヤーはおたがいに、対戦用のカードセット(デッキ)を用意します。
o 使うのは自分のデッキだけです。相手のデッキとまぜたり、相手のカードを使うことはありません。
○ 「デッキ」を山札として、そこからカードを引いて手札とします。
○ 交替で番を行い、その番の中で手札を使ったり、自分の番でできることをします。
○ それぞれの番の最後にバトルポケモンのワザを使います。
o ワザには、相手のポケモンにダメージを与えたりするなど、いろいろな効果があります。
o このときにポケモンのHP(体力)以上のダメージになると、そのポケモンは「きぜつ」します。
o 相手のポケモンを「きぜつ」させたプレイヤーは、自分のサイドのカードを1枚とります。
○ 先に自分のサイドをすべてとったプレイヤーが勝ちです。
o 60枚デッキでは6枚、30枚デッキでは3枚サイドをとったプレイヤーが勝ちになります。
o 自分の番の最初に引くカードが山札になかった場合、そのプレイヤーは負けになります。
B-02 プレイルールとカードにかいてあること
○ カードにかかれたワザや能力、効果の説明文にかいてあることがプレイルールとちがっている場合、プレイルールよりもカードにかいてあることを優先します。
○ あることがらについて、「○○する」という効果と「○○できない」という効果が重なった場合、「○○できない」ほうを優先します。
B-03 カードの効果変更
○ 過去に出されたカードと同じ名前のカードで、その内容を変更して、最新のシリーズで出すことがあります。
○ 過去に出されたカードの内容を変更しているカードは、最新版のカードにかかれている内容にあわせて使います。
o 例1)なにかの化石
拡張パック「まぼろしの森」から「なにかの化石」のHPを変更しました。HPは「50」になります。それまでに登場した「なにかの化石」のHPも、すべて「50」として対戦してください。
o 例2)悪エネルギー( [[特殊エネルギー]])
DP2から悪エネルギー( 特殊)の効果を変更しました。悪エネルギー(特殊)の「わるいポケモンについているときの効果」はなくなりました。それ以前の悪エネルギー(特殊)も、同じ効果としてあつかいます。
o 例3)スーパーボール
拡張パック「破空の激闘」から、「スーパーボール」の説明文を変更しました。ポケモンexを選び出せない効果はなくなりました。それ以前の「スーパーボール」も同じ効果としてあつかいます。
B-04 プレイルールとレギュレーション
○ プレイヤーはおたがいに、対戦をはじめる前にプレイルールの確認をします。
○ ポケモンカードゲームの公式イベントでは、競技プレイを進めやすくするために、プレイルールを修正することがあります。
○ ポケモンカードゲームの公式イベントで、競技プレイ用に修正したルールをレギュレーションと呼びます。
B-05 スタンダードデッキとハーフデッキ
○ プレイヤーはおたがいに、対戦をはじめる前にスタンダードデッキ(60枚デッキ)とハーフデッキ(30枚デッキ)のどちらでプレイするか決めます。
○ スタンダードデッキとハーフデッキのプレイルールは、基本的には同じゲームの流れで行いますが、ちがう部分についてはプレイルール各項目ごとに説明します。
B-06 シングルバトルとダブルバトル
○ バトル場に1匹のポケモンを出してプレイすることをシングルバトルといいます。
o シングルバトルは、スタンダードデッキ(60枚デッキ)、ハーフデッキ(30枚デッキ)それぞれに対応しています。
○ バトル場に2匹のポケモンを出してプレイすることをダブルバトルといいます。
o ダブルバトルは、スタンダードデッキ(60枚デッキ)にのみ対応しています。
○ ダブルバトルは、自分の場にポケモンが2匹以上いる場合、必ずバトルポケモンを2匹にします。
○ プレイヤーはおたがいに、対戦をはじめる前にシングルバトルとダブルバトルのどちらでプレイするか決めます。
○ シングルバトルとダブルバトルのプレイルールは、基本的には同じゲームの流れで行いますが、ちがう部分についてはプレイルール各項目ごとに説明します。
B-07 対戦のスタート
対戦のスタートは、以下の順番でします。
1. あいさつをする
2. デッキを切る
3. 山札からカードを7枚引く
4. ポケモンを場に出す
5. サイドをセットする
6. 先攻後攻を決める
7. バトル場とベンチのカードをオモテにする
B-08 先攻と後攻、自分の番と相手の番
○ 対戦のスタートで、場に出ているポケモンをすべてオモテにしたら、先攻プレイヤーの番がはじまります。
○ ワザを使うか、「自分の番は終わります」と宣言することで、先攻プレイヤーの番は終わります。そして、ポケモンチェックを行い、後攻プレイヤーの番になります。
○ 後攻プレイヤーの番が終わったら、同じようにポケモンチェック(B-14)を行い、再び先攻プレイヤーの番になります。
○ 勝敗が決まるまで、先攻と後攻それぞれに決まった「自分の番」と「相手の番」を交互にくり返します。
B-09 自分の番の最初にすること
○ 山札からカードを1枚引く
o プレイヤーが自分の番で必ずしなければならないことです。
o 自分の番の最初に、自分の山札の一番上からカードを1枚引いて手札に加えます。
B-10 自分の番にできること
○ 自分の番にできることは、[ポケモンをベンチに出す][ポケモンを進化させる][バトルポケモンをレベルアップさせる][
トレーナーのカードを使う][ポケモンにエネルギーをつける][バトルポケモンをにがす][
ポケパワーを使う][ワザを使う]の8つです。
○ 自分の番にできることは、プレイヤーの意志で戦略的に、行うタイミングや順番を決めることができます。ただし、ワザを使ったら番は終わります。
[ポケモンをベンチに出す]
○ 手札に「たね」のカードがあれば、ベンチに出すことができます。
○ シングルバトルの場合、ベンチポケモンが5匹をこえないかぎり、1回の自分の番に出せるポケモンの数に制限はありません。
○ ダブルバトルの場合、ベンチポケモンが4匹をこえないかぎり、1回の自分の番に出せるポケモンの数に制限はありません。
[ポケモンを進化させる]
○ 自分の場に「○○○○」というポケモンがいて、手札に「○○○○から進化」とかいてある「1進化」「2進化」のカードがあれば、場のポケモンにそのカードを重ねて、進化させることができます。
○ 相手の場のポケモンに自分の手札の「進化」カードを出して、進化させることはできません。
○ 1回の自分の番で進化させるポケモンの数に、制限はありません。
○ ゲーム開始直後の、おたがいのプレイヤーの最初の番には、ポケモンを進化させることはできません。
○場に出したばかりのポケモンを、その番に進化させることはできません。
○ ポケモンを進化させた番に、そのポケモンをさらに進化させることはできません。
○ 進化は、自分の番で1段階ずつです。「1進化」と「2進化」のカードを、同時にポケモンの上に重ねて進化させることはできません。
○ 「1進化」をとばして「2進化」のカードを重ねて進化させることはできません。
○ 進化したポケモンは「進化ポケモン」と呼ばれます。
○ 進化しても、進化前のポケモンについていたエネルギーと、ポケモンにつけて使うタイプのトレーナーと、ダメージカウンターは、そのまま受け継ぎます。
○ 特に指示されないかぎり、プレイヤーが、自由に「進化」カードをトラッシュして退化させることはできません。
○ 進化したら別のポケモンとなり、進化前に持っていたワザやポケパワーは使うことができず、ポケボディーや持っている「きのみ」や「どうぐ」の効果もはたらきません。
○ 進化することで、それまで受けていた
特殊状態や持続する効果から回復します。状態をしめすために置かれていたマーカーはとりのぞかれます。
▼進化の手順
1. 進化させるポケモンを相手プレイヤーに伝えます。
2. 進化させるポケモンの上に進化カードを重ねます。
※進化前のカードをトラッシュしてはいけません。
【ポケモンの退化】
○ ワザやトレーナーなどの効果で、進化したポケモンから「進化」カードをはがすことを「ポケモンの退化」と呼びます。
○ 退化したポケモンは、退化前のポケモンとは別のポケモンです。退化前に持っていたワザやポケパワーは使うことができず、ポケボディーや持っている「きのみ」や「どうぐ」の効果もはたらきません。
○ 退化することで、それまで受けていた特殊状態や持続する効果から回復します。状態をしめすために置かれていたマーカーはとりのぞかれます。
○ 退化前のポケモンについていたエネルギーと、ポケモンにつけて使うタイプのトレーナーと、ダメージカウンターは、そのまま受け継ぎます。
○ ポケモンが退化したとき、ダメージカウンターの数が、退化したポケモンの最大HP以上になった場合、そのポケモンは「きぜつ」します。
[バトルポケモンをレベルアップさせる]
○ 自分のバトル場に「○○○○」というポケモンがいて、手札にLV.(レベル)がX(エックス)の「○○○○」のカードがあれば、バトル場のポケモンにそのカードを重ねて、レベルアップさせることができます。
○ 相手の場のポケモンに自分の手札のポケモンLV.Xのカードを出して、レベルアップさせることはできません。
○ ポケモンのレベルアップは、バトル場でしかできません。
○ ゲーム開始直後の、おたがいのプレイヤーの最初の番には、ポケモンをレベルアップさせることはできません。
○ 場に出したばかりのポケモンを、その番にレベルアップさせることはできません。
○ 進化させたばかりのポケモンを、同じ番のなかで、さらにレベルアップさせることはできません。
○ レベルアップしたあとも、レベルアップ前のポケモンが持っていたワザやポケパワーを使うことができ、ポケボディーや持っている「きのみ」や「どうぐ」の効果もはたらきます。進化前のポケモンのワザなどは使えません。
○ ダブルバトルの場合など、バトル場にいるポケモンであれば、1回の自分の番でレベルアップさせるポケモンの数に制限はありません。
○ レベルアップしても、レベルアップ前のポケモンについていたエネルギーと、ポケモンにつけて使うタイプのトレーナーと、ダメージカウンターは、そのままにしておきます。
○ 特に指示されないかぎり、プレイヤーが、自由にポケモンLV.Xのカードをはがしたり、トラッシュすることはできません。
○ レベルアップすることで、それまでに受けていた特殊状態や持続する効果から回復します。状態をしめすために置かれていたマーカーはとりのぞかれます。
○ ポケモンLV.Xに、ポケモンLV.Xのカードを重ねることはできません。
▼レベルアップの手順
1. レベルアップさせるポケモンを相手プレイヤーに伝えます。
2. レベルアップさせるポケモンの上にポケモンLV.Xのカードを重ねます。
※レベルアップ前のカードをトラッシュしてはいけません。
[トレーナーのカードを使う]
○ 手札にトレーナーのカードがあれば、それを使うことができます。
o トレーナーのカードは、「トレーナー」「[[サポーター]]」「[[スタジアム]]」という3つの種類があります。
o 先攻プレイヤーの最初の番だけは、トレーナーのカードを使うことができません。
○ 手札にトレーナーのカードが複数枚あれば、1回の自分の番に何枚でも使うことができます。
○ 使い終わったトレーナーのカードは、基本的にすぐにトラッシュに置きます。
○ トレーナーのカードは、使いかたが種類やカードによってちがうので、使う前に説明文を読んで、その内容にしたがってください。
o 「サポーター」は、自分の番に1枚しか使うことができません。
o 「スタジアム」は、自分の番に1枚しか使うことができません。
▼トレーナーを使う手順
1. 使うカードを手札から出して、相手プレイヤーに見えるようにします。
2. カードの名前を読み上げ、使うことを相手に伝えます。
3. カードの説明文に使うための条件がある場合、それにしたがうことができなければ、そのカードは使えません。
4. カードの説明文の内容にしたがいます。いくつかのことがらがかかれている場合は、かかれている順番にしたがいます。
[ポケモンにエネルギーをつける]
○ 手札にエネルギーがあれば、自分の番ごとに、場に出ている自分のポケモン1匹に1枚つけることができます。
○ 相手のポケモンにエネルギーをつけることはできません。
○ 特に指示されないかぎり、プレイヤーの意志でエネルギーをトラッシュすることはできません。
エネルギーをつけるときの手順
1. つけたいカードを手札から出して、相手プレイヤーに見えるように、自分の場にいるポケモン1匹につけます。
2. エネルギーをつけたときにはたらく効果があれば、それにしたがいます。
[バトルポケモンをにがす]
○ バトルポケモンをベンチにもどし、ベンチポケモンを1匹選んでバトル場に出すことを「にげる」といいます。
○ 自分のベンチポケモンがいないとき、「にげる」ことはできません。
○ ベンチポケモンが5匹いても「にげる」はできます。
○ 「にげる」は自分の番に1回しかできません。
○ 「にげる」ときは、カードの「にげる」の場所にかかれたぶんのエネルギーをトラッシュします。
o 何もかかれていないポケモンは、エネルギーをトラッシュする必要はありません。
○ ダブルバトルの場合、「にげる」ポケモンは1匹だけで、バトル場の2匹それぞれが「にげる」ことはできません。
○ 相手もしくは自分のワザやポケパワー、ポケボディーの効果などで「『にげる』ができない」状態になっている場合は、「にげる」ことができません。
○ 自分のバトルポケモンが特殊状態の「ねむり」または「マヒ」のときは「にげる」ことができません。
○ 自分のバトルポケモンが特殊状態の「どく」または「
やけど」または「
こんらん」のときは「にげる」ことができます。
○ ポケパワーで受けた効果は、ベンチにもどっても接続します。
▼ポケモンが「にげる」ときの順番
1. バトルポケモンが「にげる」ことを相手プレイヤーに伝えます。
2. バトルポケモンから、「にげる」エネルギーをトラッシュします。
3. バトルポケモンをベンチにもどし、別のベンチポケモンを1匹選び、バトル場に出します。
[ポケパワーを使う]
○ ポケパワーはワザとちがって、エネルギーがなくても使えます。
○ ポケパワーによっては、バトル場やベンチなど、使える場所がかぎられるものがあります。
○ ポケパワーは、自分の番に使える回数がかぎられるものがあります。
o ポケパワーの効果は、ベンチにもどっても持続します。
○ 特に指示されないかぎり、1回の自分の番で、何匹かのポケモンのポケパワーを使うことができます。
▼ポケパワーを使う手順
1. ポケパワーを使うポケモンを相手プレイヤーに示し、ポケパワーの名前を読み上げて使うことを伝えます。
2. ポケパワーの説明文に使うための条件がある場合、それにしたがうことができなければ、そのポケパワーは使えません。
3. 説明文にかかれていることを行います。
B-11 自分の番の最後にすること
○ 自分のバトルポケモンのワザを使うか、相手プレイヤーに自分の番の終わりを伝えます。
[ワザを使う]
自分のバトルポケモンのワザを使う
○ バトルポケモンは、自分の番に一度だけワザを使うことができます。
○ ワザは、「ワザエネルギー」ぶん以上のエネルギーがついていないと使えません。
○ ダブルバトルの場合でも、ワザを使うポケモンは1匹だけです。
○ ワザの使用はプレイヤーの意志で決めることができます。
○ ワザを使える状態であっても、ワザを使わなくてもかまいません。
○ ワザを使うと自分の番は終わりになります。
○ 「 ねむり」や「マヒ」状態、あるいは「ワザを使えない効果」を受けているポケモンは、ワザを使うことができません。
○ 「 こんらん」のポケモンがワザを使うときは、ワザが成功するかどうかをコイントスでチェックします。
o コインがオモテなら、ワザを使うことができます。
o コインがウラなら、ワザは失敗し、ワザを使ったポケモン自身にダメージカウンターを30ダメージぶんのせます。
【ワザの説明文】
* ワザの説明文に、いくつかのことがらがかいてある場合は、かかれている順番どおりに行います。
【ワザのダメージと効果】
* ワザを使うことによっておこることがらは「ダメージ」と「効果」の2つに分かれます。
* 「ダメージカウンターを1個のせる」と説明文にかかれている場合は、「効果」としてあつかいます。
* バトルポケモンに対する「ダメージ」の値は、基本的に「ダメージ計算」をして決まります。
* ポケモンのワザのダメージは、必ず10の倍数になります。ダメージを半分にするなどして、10の倍数でなくなる場合、ダメージを半分にする指示をしたポケパワー、ポケボディーなどの説明にしたがって、ダメージの端数(1の位の数字)を切り捨てたり、切り上げたりします。
* ポケモンに「ダメージを受けない」という効果がかかっていれば、ワザの「ダメージ」は受けませんが、「効果」は受けることになります。
* バトルポケモンが「ダメージや効果を受けない」状態になっていれば、「ダメージ」も「効果」も受けません。
* バトルポケモンが「ダメージを受けない」状態や「効果を受けない」状態になっていても、ベンチポケモンまでもが同じ状態になっているわけではありません。
【ワザの効果・特殊状態】
* ポケモンのワザの効果などで、特殊な状態にすることがあります。
* 「どく」「やけど」「ねむり」「マヒ」「こんらん」の5つを特殊状態と呼びます。
* 特殊状態になっているポケモンがベンチにもどるなどしてバトル場をはなれたら、そのポケモンが受けていた特殊状態から回復します。
* 特殊状態になるのは、バトルポケモンだけです。
<特殊状態の重なり>
* 「ねむり」「マヒ」「こんらん」は重なりません。新しく受けた方の状態になります。
* 「どく」「やけど」はほかの特殊状態と重なります。「どく」と「どく」、「やけど」と「やけど」は重なりません。
<ワザの効果・持続する効果>
* ポケモンのワザの効果などで、対象となるポケモンに「持続する効果」をかけることがあります。
* 「持続する効果」とは、「次の相手の番、このワザを受けた相手はワザを使えない」など、効果がある一定のあいだ続くものをいいます。
* 「持続する効果」を受けるのは、バトルポケモンだけです。
* 「持続する効果」を受けているポケモンがベンチにもどったり、バトル場をはなれると、「持続する効果」は消えます。
* ポケパワーの効果は、バトル場をはなれても接続します。
* 「持続する効果」を受けているポケモンが進化・退化したら、そのポケモンが受けていたすべての「持続する効果」は消えます。
* 「持続する効果」をかけたポケモンが場をはなれても、そのポケモンから受けた「持続する効果」が消えることはありません。
▼ワザを使う手順
1. ワザ宣言
必要なワザエネルギーがついていなかったり、「ワザを使えない効果」を受けている場合は、ワザ宣言ができません。
ダブルバトルの場合、自分のバトルポケモンの1匹を指定して、ワザ宣言をします。その後、ワザの対象とする相手のバトルポケモンを1匹指定します。
2. ワザを使うポケモンの状態の確認と処理
* a.ワザを使うポケモンが、持続する効果(ワザ「えんまく」など)を受けていた場合、ワザが成功するか失敗するかコイントスで判定します。
コインオモテ⇒ワザは成功します。(2-bにすすみます)
コインウラ⇒ワザは失敗します。(自分の番は終わります)
* b.ワザを使うポケモンが、「こんらん」の場合、ワザが「こんらん」するかコイントスで判定します。
コインオモテ⇒ワザは成功します。(3にすすみます)
コインウラ⇒ワザが「こんらん」します。ワザが「こんらん」すると、ワザは失敗となり、そのワザを使ったポケモン自身にダメージカウンターを30ダメージぶんのせ、自分の番は終わります。
3. ワザの実行
ワザに説明文がない場合は、ワザの名前の右側にあるダメージから弱点や抵抗力などを計算して、相手のバトルポケモンに与えます。
ワザに説明文がある場合は、かかれている内容にしたがいます。基本的にダメージを与えた後、効果を行います。
ダメージを与えた時点で対象のポケモンのHP以上のダメージカウンターがのっても、そのあとに続く効果は行います。
【ワザによるダメージ】
* 「弱点」や「抵抗力」や「トレーナー」の効果が重なった場合は、ダメージの計算をして最終的に与えるダメージが決まります。
* 「弱点」や「抵抗力」の影響でダメージの計算が必要になるのは、バトルポケモンに対するダメージだけです。
▼ワザのダメージ計算の順番
〔ダメージを与えるポケモンのダメージ計算〕
1. 基本となる計算
ワザの右側にある数字とワザの説明文を読んで、ダメージがいくつになるかを計算します。
* ※ここまでの計算でダメージが0かマイナスになった場合は、ここでダメージの計算を終えます。この場合、そのワザはダメージを与えられなかったことになります。
2. ワザに使うポケモンにかかっているダメージを変更する効果の計算
ワザを使うポケモンに「ダメージを変更する効果」がかかっていれば、それを計算します。
ワザを使うポケモンについているトレーナーや悪エネルギー(特殊エネルギー)などによる効果があれば、それも計算します。
* ※ここまでの計算でダメージが0かマイナスになった場合は、ここでダメージの計算を終えます。この場合、そのワザはダメージを与えられなかったことになります。
〔ダメージを受けるポケモンのダメージ計算〕
1. 弱点の計算
ダメージを受けるポケモンが弱点を持っている場合、そのタイプのポケモンから受けるダメージに、弱点にかかれている数字を足します(数字がかいていない場合は2倍です)。
2. 抵抗力の計算
ダメージを受けるポケモンが抵抗力を持っている場合、そのタイプのポケモンから受けるダメージを、かかれている抵抗力の数字ぶんへらします。
3. ワザを受けるポケモンにかかっているダメージを変更する効果の計算
ダメージを受けるポケモンに「ダメージを変更する効果」がかかっていれば、それを計算します。
ダメージを受けるポケモンについているトレーナーや鋼エネルギー(特殊エネルギー)などによる効果があれば、それも計算します。
〔最終的なダメージが決定〕
B-12 ポケモンの「きぜつ」
* ポケモンは、かかれているHP以上のダメージを受けると「きぜつ」します。
* 「 きぜつ」したらついているすべてのカードとともにトラッシュして、その時のっていたダメージカウンターやマーカーはすべてとりのぞきます。
* バトルポケモンが「きぜつ」した場合、ベンチポケモンをバトル場に出さなくてはなりません。ベンチポケモンがいなくて出せないときは、サイドの枚数に関係なく、そのプレイヤーの負けとなります。
* 相手のポケモンが1匹「きぜつ」するごとに、自分の「サイド」からウラのまま1枚を選びとって、手札に加えます。
* 「きぜつ」は特殊状態ではありません。
* ポケモンの同時「きぜつ」
o おたがいのバトルポケモンにダメージを与えるワザなどで、おたがいのバトルポケモンが「きぜつ」してしまったら、「同時に『きぜつ』した」ことになります。
o おたがいのバトルポケモンが同時に「きぜつ」したとき、ワザを使った側のプレイヤーは、相手がかわりのバトルポケモンを出した後に、自分のバトルポケモンを出します。
B-13 ロストゾーン
* ワザの効果により、カードをロストゾーンに置くことがあります。
* ロストゾーンに置いたカードは、その対戦中使うことができません。
o ロストゾーンはトラッシュとはちがう場所です。
* ロストゾーンに置いたカードは、対戦が終了したあとにデッキにもどします。
B-14 ポケモンチェック
* ポケモンチェックはどちらのプレイヤーの番でもありません。
* ポケモンチェックでは、両方のプレイヤーのポケモンがチェックの対象です。
▼ポケモンチェックの順番
1. 「どく」のチェック
「どく」のポケモンに、ダメージカウンターを10ダメージぶんのせます。
2. 「やけど」のチェック
「やけど」のポケモンの持ち主はコインを1回投げます。ウラなら「やけど」のポケモンにダメージカウンターを20ダメージぶんのせます。
3. 「ねむり」のチェック
「ねむり」のポケモンの持ち主はコインを1回投げます。オモテなら「ねむり」は回復しますが、ウラなら「ねむり」は続きます。
4. 「マヒ」のチェック
「マヒ」としての自分の番を1回すごしたポケモンがいれば、自動的に回復します。
o ※ポケモンについているトレーナー「ポケモンのどうぐ」や「ポケボディー」で、ポケモンチェックではたらくものがあれば、その効果がはたらきます。その場合は「ポケモンチェックの順番」に関係なく、持ち主がいつはたらくかを決めることができます。
* ポケモンチェック中にできることがすべて終了した後に、残りHPが0以下のポケモンは、すべて「きぜつ」します。
B-15 勝ち負け
対戦の勝ち負けは、[サイドをすべてとり終えたとき][バトル場に出せるポケモンがいないとき][自分の番の最初に山札にカードがないとき]に決まります。
* [ サイドをすべてとり終えたとき]
相手のポケモンを「きぜつ」させて、自分のサイドをすべてとり終えたら、そのプレイヤーの勝ちです。
* バトル場に出せるポケモンがいないとき]
バトルポケモンが「きぜつ」などしてバトル場からいなくなったら、ベンチからかわりのポケモンを出さなくてはなりません。かわりのポケモンが出せないとき、そのプレイヤーの負けになります。
* [ 自分の番の最初に山札にカードがないとき]
自分の番の最初にカードを引くとき、山札にカードが1枚もなくてカードを引けなかったら、その時点でそのプレイヤーの負けになります。(山札がなくなった時点では負けではありません。)
サドン・デス
* 「サドン・デス」は、対戦が引き分けで終わらないようにするための延長戦です。
* 「サドン・デス」になったら、対戦をすべて最初からやりなおします。
* 「サドン・デス」で対戦をやりなおす場合、サイドは1枚しか置きません。
* 「サドン・デス」で対戦をやりなおす場合、先にサイドをとったプレイヤーが勝ちになります。
B-16 対戦終了
* あいさつをする
o 対戦が終わったら、相手プレイヤーとあくしゅをして「ありがとうございました」といいます。
* 自分のカードをもとのデッキにもどす
o それぞれのプレイヤーは、カードを集めてもとのデッキの状態にもどします。
* 先に自分のサイドをすべてとったプレイヤーが勝ちです。
o 60枚デッキでは6枚、30枚デッキでは3枚サイドをとったプレイヤーが勝ちになります。
o 自分の番の最初に引くカードが山札になかった場合、そのプレイヤーは負けになります。
どく やけど ねむり マヒ こんらん
どく
* 「 どく」のポケモンには、そのめじるしとして「どくマーカー」をのせます。
* 「 どく」のポケモンには、ポケモンチェックのたびにダメージカウンターを10ダメージぶんのせます。
* 「 どく」のポケモンはワザを使うことも「にげる」こともできます。
* 「 どく」はほかの特殊状態と重なります。ただし、「どく」と「どく」は重なりません。
「どく」が回復するまで
* ベンチにもどることができれば、「どく」は回復します。
* 進化やレベルアップをすると、「どく」は回復します。
やけど
* 「 やけど」のポケモンには、そのめじるしとして「やけどマーカー」をのせます。
* 「 やけど」のポケモンは、ポケモンチェックたびにその持ち主のプレイヤーがコインを1回投げ、ウラならダメージカウンターを20ダメージぶんのせます。
* 「 やけど」のポケモンはワザを使うことも「にげる」こともできます。
* 「 やけど」はほかの特殊状態と重なります。ただし、「やけど」と「やけど」は重なりません。
「やけど」が回復するまで
* ベンチにもどることができれば、「やけど」は回復します。
* 進化やレベルアップをすると、「やけど」は回復します。
ねむり
* 「 ねむり」のポケモンは、そのめじるしとしてカードを横にします。
* 「 ねむり」のポケモンはワザを使うことも「にげる」こともできません。
* 「 ねむり」は、「どく」「やけど」と重なります。「ねむり」「マヒ」「こんらん」とは重なりません。
「ねむり」が回復するまで
* 「 ねむり」のポケモンの持ち主は、「ポモンチェック」ごとにコインを1回投げます。オモテなら「ねむり」は回復しますが、ウラなら「ねむり」はつづきます。
* ベンチにもどることができれば、「ねむり」は回復します。
* 進化やレベルアップをすると、「ねむり」は回復します。
マヒ
* 「 マヒ」のポケモンは、そのめじるしとしてカードを横にします。
* 「 マヒ」のポケモンはワザを使うことも「にげる」こともできません。
* 「 マヒ」は、「どく」「やけど」と重なります。「ねむり」「マヒ」「こんらん」とは重なりません。
「マヒ」が回復するまで
* マヒ」として1回自分の番をすごしたあとのポケモンチェックで自動的に回復します。
* ベンチにもどることができれば、「マヒ」は回復します。
* 進化やレベルアップをすると、「マヒ」は回復します。
こんらん
* 「 こんらん」のポケモンは、そのめじるしとしてカードを上下さかさ向きにします。
* 「 こんらん」のポケモンは、ワザを使うときコインを1回投げて、成功するかどうかを判定します。
* 「 こんらん」のポケモンの持ち主は、コインを投げて、オモテならワザは使えます。ウラならワザは失敗して、ワザを使ったポケモン自身にダメージカウンターを30ダメージぶんのせます。
* 「 こんらん」のポケモンは「にげる」ことができます。
* 「 こんらん」は、「どく」「やけど」と重なります。「ねむり」「マヒ」「こんらん」とは重なりません。
「こんらん」が回復するまで
* ベンチにもどることができれば、「こんらん」は回復します。
* 進化やレベルアップをすると、「こんらん」は回復します。
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最終更新:2008年11月25日 17:32