私は12月17日、長崎の原爆資料館を視察しました。その後記者団の質問に答え、さらに長崎市内で行った講演においても、私は「時間の問題で降伏するのが分かっているところで、しかも長崎にああいうものを打ち込む戦争の悲惨さ、あるいはアメリカの判断は、本当に人道的にも許すことのできない犯罪だろう。東京裁判が犯罪とするなら、原爆投下も犯罪だと思う」と発言しましたが、NHKは同日夜のニュースにおいて、「『東京裁判では人道に対する犯罪が裁かれたが、原爆投下も犯罪ではないか』と述べました」と放送しました。
この放送は「東京裁判は人道に対する罪である」として、私の発言内容を曲解したものであり、国民の皆様に歴史認識に関する誤解を与えるもので、私の本意とかけ離れ、大変遺憾に思っております。
去る18日にNHK側に厳重に抗議しました。NHKは私に謝罪すると同時に、同日夜23:45のニュース番組で、改めて私のコメントを放送し、アナウンサーより訂正と謝罪のコメントがありました。
抗議文↓(現物はPDF)
「長崎県長崎市での講演に対するNHKの報道について」
抗議文
平成18年12月18日
自由民主党政務調査会長
中川 昭一
去る12月17日(日)長崎県長崎市で行った私の講演について、NHKは発言内容を一部曲解し、実際の発言と異なる報道を行った。本報道により、視聴者である国民に歴史認識に関する誤解を与える結果となった事は私の本意とかけ離れ、誠に遺憾である。
【NHK12月17日 21時05分】
この中で、中川政務調査会長は「アメリカが長崎に原子爆弾を投下したときには、日本の降伏は時間の問題だった。長崎にあのような大量破壊兵器を打ち込んだアメリカの判断は、人道的に許すことができない犯罪だ。東京裁判では人道に対する犯罪が裁かれたが、原爆投下も犯罪ではないか」と述べました。
※正確には、「東京裁判が犯罪だとするなら」
最終更新:2006年12月20日 19:13