パート１ - オカシイ世の中覚え書き

　来年１月に防衛庁が省に昇格することが決まり、初代防衛大臣に就任予定の久間章生長官（６６）。その久間氏が、赤坂にある高級韓国クラブにたびたび出入りしている。経営者はいわくつきの人物である。あろう子とか、久ましは１１月中旬に来日したガーナ共和国の大統領を、そのクラブで接待していた。その裏に、何やら企みが潜んでいるようなのだ。

　久間氏が、果たして国防の中枢を担う重要ポストにふさわしい人物といえるかどうか。同士は、これまでにもたびたび、暴力団関係者を初め、「黒い紳士たち」との怪しげな交遊が取沙汰されてきた。ここに紹介するのも、その一端である。
　東京都港区赤坂。地下鉄千代田線赤坂駅から歩いて５分ほど。一つ木通りから直ぐ脇道に入った雑居ビルの地下１階に、その店はある。都内有数の繁華街である赤坂も、今では韓国クラブが席巻する街となった。その店も、韓国クラブである。仮に店名をAとしておく。同店の関係者は話す。
「Ａは、もともと赤坂の別の場所で営業していたが、今の場所に今夏、店名を買えて際オープンした。韓国人のままがいて、韓国人ホステスが２０人ほど在籍している。料金は一人当たり約２万円で、ボトルが２万円。韓国クラブではホステスもがんがん飲んで、ボトルがあっという間に空いてしまうから、二人で行けば１０万円を超えることも珍しくはない」
　久間氏は、この高級韓国クラブＡを贔屓にしている。
　韓国クラブはどこもそうだが、就学ビザや、別の目的の就労ビザで入国してきた女性を雇っており、クラブで働くこと事態が不法就労である。久間氏は、その辺の事情を承知の上で、遊んでいると思われる。しかも、よりにもよって、外国の大統領を接待したというのだから、開いた口が塞がらないのだ。
　１１月１０日の夜。Ａの入ったビル周辺に、黒塗りの車が数台止まっていた。久間氏が、エーを訪れたのは午後９時ごろ。先に、来日中のガ－ナ共和国のクフォー大統領、アジェベワ駐日大使らの一行が店に入っていた。
「この日の営業は、大統領や久間氏のために貸切でした。久間氏は午後１０時半ごろ先に店を出て、大統領一行は午後１１時半過ぎにご機嫌で引き上げていきました」（同店の関係者）
　何故、防衛庁長官である久間氏が、ガーナの大統領を接待するのか。それにしても久間氏は、この店との関係がよほど深いようだ。　
　今年８月１日夕刻、Ａの開店を祝うパーティーが同店内で開かれた。その席に、当時、自民党総務会長だった久間氏が、軽井沢での会議をこなした後、急ぎ駆けつけている。
「店にはバンドも入っており、久間氏は水割り片手に上機嫌で、自分の選挙区の長崎にちなんだ歌を熱唱していました」（同）
　店の看板文字は、久間氏自身が書いたものである。