残業代ゼロ制、「説明責任、十分ではない」 中川幹事長
2007年1月7日(日)16:54
自民党の中川秀直幹事長は7日のNHK番組で、年収など一定条件を満たす会社員を労働時間規制から外し、残業代をゼロにする「ホワイトカラー・エグゼンプション」について、「名目成長が実質成長を上回り、所得が安定的に上がる局面でやっていくのが一番ふさわしいという感じはする」と語り、デフレ経済から脱却しきれていない現状での導入に慎重な姿勢を示した。
厚生労働省は、同制度導入に向けた関連法案を25日からの通常国会に提出する方針だが、中川氏は「法案提出の前に、サラリーマンのためになることが国民に理解されないといけない。その説明責任は、経営者も政府もまだ十分ではない」と述べ、参院選前の世論へのマイナス面を強調した。ただ、「成果があれば短時間労働でよいという考え方や、家庭にいる時間が長くなることもある。方向性は理解できる」とも指摘した。
最終更新:2007年01月08日 02:08