【教材と教具、ICTの利活用】
○ 小学校英語活動実施状況調査によれば、英語活動を行っている学校のうち、約7割が絵本などのテキスト教材、約6割がCD等の音声教材、約2割がビデオ等の映像教材を使用している。
○ 小学校における英語教育において、英語の音に慣れ、聞く力を伸ばすなどの効果をあげるためには、ネイティブスピーカー等を活用して英語によるコミュニケーションの体験をさせるとともに、ICTを活用した授業とを適切に組み合わせることが必要である。
○ 今後は、ICTを活用した授業の実施について検討を進める必要があると考えられるが、こうした授業は、
- 各教室において、標準的でかつ質の高いネイティブスピーカーの発音に触れさせることができること
- 魅力的なキャラクターの設定や現実の海外での生活の様子などの画像との組み合わせにより、学習意欲や効果を高めることが期待できること
- 子どもの実態に応じて反復して教えることができるので、聞く力を高める上で必要な徹底した繰り返し学習が可能であることなどの利点を有している。
○ 小学校において共通の教育内容を設定する場合には、へき地や離島などの学校における教育条件を確保する必要があることから、中学校教員の活用や遠隔教育の実施について積極的に検討する必要がある。遠隔教育によって双方向のコミュニケーションが可能な形態で授業を行う方法については、独立行政法人メディア教育開発センターにおいて研究開発に着手しているところであり、同センターを中心としてさらに研究開発を進める必要がある。
○ 外国語専門部会においては、小学校における英語教育を充実させるため、教材と教具について、次のような方向で検討を行う必要があると考えている。
- 児童の音声面での学習を支援するとともに、教員の授業の改善を図る観点から、導入段階では、国において、テキスト、教師用指導資料を作成するとともに、ICTも積極的に活用し、テキストに準拠した音声・画像の教材や教具(例えばCD、CD-ROM、DVD、電子教具など)を開発するなどの支援を行う必要があると考える。
最終更新:2007年03月22日 01:36