オカシイ世の中覚え書き

やっぱり丸川珠代は自民のさげまん。年金は「小さいこと」ほか暴言連発

「メディアの中だけでは追いきれなかった、小さい(数秒の間があって)大事なこと、特に私は年金の問題・・・」
 当確が報じられた直後、テレビ東京の選挙番組で今後の抱負を聞かれた丸川珠代氏(36歳)は、年金問題を「小さい」と答える大チョンボをして見せた。国会議員になった自覚があるのか疑いたくなる。あまりにお粗末な発言をした彼女を4位で当選させた東京都民は、もはやノック知事を担いだ大阪府民のことを笑えないだろう。
 この発言だけで丸川議員の資質を問うのは酷かもしれない。しかし、選挙の翌日、各局のワイドショーをはしごした丸川氏、テレ朝時代は東大卒の知性派アナで売った彼女の口から飛び出すのは迷言、暴言の類ばかりなのだ。
 TBSの「朝ズバッ!」では自民党前職、保坂三蔵氏が落選し、丸川氏が当選した勝因についての話題になった。ここで、丸川氏が当選したことは、ある種の世代交代では、と聞かれて、
「私が若いということ、それから女性であるということは、もちろん(私を)選ぶときの選択肢の重要な一つになったと思う」
 と、まるで「若さと女」を武器に保坂氏に勝ったと言わんばかりりの発言だ。
 また、元宮城県知事で、今年4月の都知事選にも立候補した浅野史郎氏から選挙の感想を聞かれ、
「凄く重かったです。(中略)一人一人の票が集まって、一人の人間が国会議員になるんだということが目の前で分かっていくので」
 と優等生発言。浅野氏に「随分教科書的だね」と揶揄されると、
「本当です!(選挙を)やったことある人じゃないと分からないと思います」
 とむきになって反論した。いうまでもなく浅野氏は4度の選挙を経験しているベテランだ。「僕もやったことあるんだけど」と浅野氏をむっとさせてしまう。住民票問題で先の都知事選の選挙権がなかった丸川氏、浅野氏が知事選に出馬していたことを本当に知らなかったのでは?
 続いてテレビ朝日の「スーパーモーニング」では新党に本の田中康夫代表が、選挙権のない丸川氏でも立候補して当選できたのなら「「きちんと税金を納めて、働いている定住外国籍の方のための参政権を」という運動を、丸川さんがなさったら」と皮肉たっぷりに質問した。定住外国人の参政権については、自民党内でも意見の分かれる繊細な問題である。しかし丸川氏は即座に
「(私には)あらゆる意味で新しい期待がかかっている」
 と返答し、田中氏に「じゃあ賛成なのね」と受け取られてしまう。コレに慌てた丸川氏のお目付け役、平沢勝栄氏が割って入るどたばた振りには目も当てられない。
「失言問題の続く自民党に、また一人新たな失言議員が誕生したわけです。選挙戦が終わって気持ちが緩んだせいもあるんでしょうが、危なっかしい発言を連発する彼女には、自民党もひやひやしてますよ」(全国紙政治部記者)
 丸川事務所に数々の問題発言の真意を尋ねると、
「今後ともご指導いただきますようよろしくお願い申し上げます」という、これもまた理解に苦しむ返答を頂いた。
 結果として自民党票を奪って、保坂前議員を落選させた「さげまん」丸川氏。自民党の重鎮の皆様、彼女の舌禍に巻き込まれぬよう、十分にご用心を!

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最終更新:2007年08月07日 21:00