安倍内閣 総辞職…首相在職日数365日で幕
9月25日17時10分配信 毎日新聞
安倍内閣 総辞職…首相在職日数365日で幕
安倍内閣は25日午前の閣議で総辞職した。機能性胃腸障害で入院中の安倍首相は東京都新宿区の慶応大病院を出て出席した。昨年9月26日に首相に就任した安倍氏の首相の在職日数は365で、現憲法下では歴代7位の短命。安倍内閣は、ちょうど1年で幕を閉じた。
安倍氏は閣議で「閣僚と一丸となって難局を乗り切っていく覚悟だったが、体力の限界を感じるに至った。心よりおわび申し上げる。内外に山積する課題を前に去ることはまことに断腸の思いだ」と陳謝。「1年間という短い期間だったが、教育基本法の改正など戦後の政権がなし得なかった改革を成し遂げ、社会保険庁の廃止・解体、道路特定財源などの課題にも道筋をつけることができた」と実績を強調する首相談話を決定した。午前10時過ぎ、首相官邸職員ら約100人に見送られ、花束を手に官邸を後にした。
安倍氏の出席について医師側は当初、難しいとみていた。しかし、自身の強い希望もあり、24日の診察結果を踏まえて出席した。25日午後、衆院本会議で首相指名選挙に投票後、病院に戻る。
安倍内閣はスローガンの「美しい国」「戦後レジームからの脱却」を掲げ発足、高支持率を背に順調に滑り出した。しかし、閣僚の「政治とカネ」をめぐる不祥事や失言による相次ぐ辞職、年金記録漏れ問題などが響き7月参院選で惨敗。8月に内閣を改造し態勢立て直しを図ったが成功せず、今月12日に辞任表明した。安倍氏は24日「体力の限界」が退陣の最大理由と説明している。首相在職日数は現憲法下の首相26人のうち20位。
最終更新:2007年09月26日 00:42