病因
主なアルボウイルス
・デングウイルス
・日本脳炎ウイルス
・チクングニアウイルス
・ラクロスウイルス
・ウエストナイルウイルス
・東部馬脳炎ウイルス
臨床症候
・150種類以上のアルボウイルス感染症が知られている.
・ほとんどの感染症は潜在性であるが, 主要な臨床的な症候群として以下の3種類がある:
・全身性熱性疾患
・神経侵襲性疾患
・出血熱
神経侵襲性疾患
・多くのアルボウイルスが神経侵襲性疾患の原因となる.
・主な神経侵襲性疾患:
・無菌性髄膜炎
・脳炎
・急性弛緩性麻痺
・通常, 全身性熱性疾患に似た前駆症状を呈したのち神経症状を呈する.
・主な神経症状・徴候:
・嘔吐
・項部硬直
・精神状態の変化
・けいれん発作
・局所性神経障害